過負荷?
このカテゴリーで書くのは、久しぶりのような気がします。
最近ご覧になった方は「仕事のこと」を書いているので、こんな話が出るのは・・・と思うかもしれません。ただ、こういったことも、ここで話す材料でもあります。
事細かに書いたのは、もう10年、いや9年ぐらい前かな。
自分は26歳の時に「てんかん→パニック障害」と診断されました。現在も精神科に通院中で、今日は定期通院日でした。昔は2週間に1回のペースで通院していましたが、今では6週間に1回と、だいぶ通院までの間隔を置いても大丈夫になりました。体調もだいぶ落ち着いていました。
ところが先週・今週と久しぶりに体調を崩しました。
特に先週は1週間のうちに2回も発作のような症状が現れ、数年ぶりのことでした。
自分のパニックの要因は、解剖的な内容です。
自分の中でその状況を想像した時、自分の中で考えられないような状況が頭の中をよぎると、発作が起きます。最近は大きな発作に襲われることはありませんが、発作状態になると意識が遠のきます。血の気が引ける、気が遠のく、めまいのような状態に襲われるなど、発作の状態は様々です。そしてその発作が特に強くなると、意識を失います。意識を失った状態は大発作の状態であり、その発作はてんかん発作と非常によく似ている発作になります。最初の診断が「てんかん」とついたのも、それが理由です。今はちゃんと専門の先生に鑑別してもらっているので「パニック障害」の診断ではありますが、脳波をとることもあります。去年は初診の時以来の脳波測定もしました。まぁ脳波がきれいかと言うと、決してそうではないみたいだけど・・・まぁとりあえず特に問題はないみたいです。
そのパニックの要因が、先週はありました。
利用者さんの話を聞く中で、目の治療を行うことを聞いたのですが、その時に「目に注射を指す」と聞いたとき、その画を思い描いてしまい発作を起こしてしまいました。しばらく調子が落ちたままで、何とか振り切りながらの状態。先生からは「辛い時は、ワイパックス(薬の名前)を飲んでもいいよ」と言われていたので飲むかどうか悩みました。ただその場は飲むことなく、時間の経過で対応しました。
しかしその週の週末に、再び発作がありました。
その時は発作要因に思い当たるものがなかったのですが、急に意識が遠のきそうになり、椅子から落ちてしまいそうな感覚に襲われ、自分でもどうしようもない状態でした。その時ばかりは普段の定時薬以外に頓服として服用しました。本当に、どうしようもない状態でした。
そして今週も、軽い発作が。
やはり同じ利用者さんから目の治療の話を聞き、意識が遠のきそうでした。何とか耐えた・・・というか、耐える・耐えないの問題じゃないんですけどね。
そんなこともあって、今日はいつもより長めの診察でした。
ただ、先生にその時の状況や自分の気持ちを話すことで不安の克服につなげている部分もあるのかな・・・と思う部分もあり、また調子がどん底まで落ちないのは薬のおかげと言うのもあるのかもしれません。いずれにしても、この病気と付き合っていくのは、まだまだ長そうな感じ。でもうまくお付き合いしていくことも大事なこと。そんなことを思い、話しながら自分の通院は続いていきます。
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