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思ひ出アルバム

  • 卒業式が終わって・・・
    以前HPで行っていた「todya's photo」の写真や「御岳写真館」で使用していた写真を再び復活させるべく、「思ひ出アルバム」として随時更新していきたいと思います。また最近の写真でも「思ひ出」となるものについては、ここに納められていくことになるでしょう。

業務報告(2014年度)

2014.10.21

事実の積み重ね

今月はサービス利用計画のモニタリングで大忙し。
自分もいつも以上に汗をかきながら仕事を進めています。

で、今日は毎月訪問しているところのモニタリング。
当初モニタリングは6か月で行う予定でしたが、自分の判断で毎月のモニタリングにしました。

だいぶ前にも話したかもしれませんが、このケースは虐待ケース。
厳密には「虐待が疑われる」ケースであり、直接虐待のしっぽを捕まえているわけではありません。しかしさまざまな状況から虐待が疑われるものであり、サービス利用計画が入ることで定期的な状況確認ができるとの判断から、市とも確認して毎月のモニタリングとしました。このケースは、非常にレアなケースです。

まぁ正直なところ、なかなか深いところまで切り込めません。
関係を壊さないようにしていくことも必要で、表向きは「一相談支援事業所」に過ぎないので、虐待対応をしているとは言えません。でもやっていることは虐待対応で、その都度市役所にも報告をして動いています。今日もモニタリングが終わった後にそのまま市役所に行って報告。市としても近々アクションを起こすとのことでした。

自分たちができるのは、事実の積み重ね。
いつ、何があったのか、その痕跡を残していくことです。事業所の方にも外傷が加えられた状況の写真を撮ってもらうことにしています。で、自分は本人に様子をうかがう。でも本人は言葉で表現することが難しいので、自分が探りながら表情をうかがったり、行動反応を見ています。特定の人に対しては明らかな反応があるのでおそらく間違えはないと思うのですが、ただ真相がつかめない状態。だからとにかく事実を残し、積み重ねることで経過を追っていくことをしています。

でも一番支援が必要なのは、虐待をしていると思われる家族。
一番大変なのは家族であり、どのようにアプローチをしていくかが市と協議をしてるところです。取りあえず緊急性はないものの、少しずつ距離を縮めるしかありません。まだまだ、時間はかかりそうです。

2014.10.13

体力が・・・

随分とお留守にしてしまいました。申し訳ありません。
ここ最近、パソコンに向かうのが午前様になってしまい、その結果書けずに終わるという状態になってしまいました。今日は台風の影響で定時ですぐに帰り、また母親の透析時間が早まったことで送迎の時間も早く、全体的に時間に余裕ができて、本当に久しぶりに時間に余裕をもってblogを書くことができます。

まぁ午前様になるのは、仕事量が増えたこともあります。
新しく仕事が増えたわけではありませんが、10月はサービス利用計画を作成した人へのモニタリングが集中する月に。特段何もない人にはモニタリングの期間を6か月で設定しており、今年の4月に立てた人が非常に多いため、今月にモニタリングが集中しているわけです。なおかつ、新規のケースもあるのでなかなか大変であります。

そのため、体力も結構消耗しています。
居間で寝落ち・・・なんてことは、もう日常茶飯事。職場では本体業務をやりながらサービス利用計画を作成し、当然ながら勤務時間内では終わらないので残業をする日々。1回の残業時間数が少なくても、これが積み重なると大変であります。もちろん仕事は事務所の中にとどまらず、訪問に行くことも何度も。色々と動き回っている状態でもあります。それが結果的に「午前様」を迎えるわけであって・・・

なので、自分の動静はアメブロの方がわかるかもしれません。
アメブロは仕事のことだけでなく、何でもありにしているので、そっちの方が毎日の様子がわかるかもしれません。こっちはあくまで仕事を中心に書いていますので、自分でも棲み分けをしています。もっとたくさん仕事のことが書けるといいのですが、今の自分にはこのペースが限界かも知れないので、お許しください。

さぁ、今日こそは…早く寝るぞ。

2014.09.15

書けなくなってしまう

ここ最近、週に1回のペースに下がってしまっています。
如何せん、体力が持たない状態です。

特に先週の金曜日から今日までは、ハードでした。
昨日、施設祭が行われ、金曜日から今日まで準備と片付けをしていました。

金曜日は途中会議に参加しながら、駐車場区画の整理など。
会場が施設内なので、別の場所を臨時駐車場として借りていました。ただそこには何の区画もないので、所長と一緒に距離を測りながら白線で区画作りをしていました。

土曜日は前日準備で、テントの設営。
途中お昼を挟んで会場づくりや紅白幕の設置など、この日は1日かけて一部の職員が出勤して準備。この日の時点ですでに日焼けが始まり、若干赤ら顔に。いつものごとく「一杯、ひっかけた?」と遊ばれることに。

昨日が、施設祭。前夜の雨の影響で、一部会場の作り直しに。
そのあとは会場担当として、参加団体への対応や全体運営に関しての対応をすることに。思った以上にいい天気だったので、炎天下の下焼けることに。傍から見れば、完全に酔っ払った状態。

そして今日、残務処理。
昨日はすべての職員が出勤したので、片付けも昨日のうちにほとんど終えることに。しかし備品類はとりあえず相談室に詰め込んだので、その片付けをすることに。ちなみの今日の出勤は、ボスと自分の2人。通年開館の施設なので、昨日出勤した分はどこかで休みを取らなければならない状態。そのため自分とボス以外はお休み。結果、相談室の片付けは自分1人でしました。疲れている体にムチを打ち、相談室の原状復帰から備品移動をしました。一部の部屋の片づけはしませんでしたが・・・他の職員に任せます。自分1人での復帰は・・・大変です。

もっとも、今日は管理日直みたいなもの。
別に閉館をしても何の問題もないけど、さっき言ったように「通年開館」の施設であるため、誰かしら出勤しなければならないし、相談対応もしなければならないので、その役割が自分に回ってきたということです。もちろんその分のお休みもちゃんともらいますが・・・こんな状態では、結構書くのも一苦労。なので、もう一つのブログでお楽しみください。そっちの方が、もっとぶっちゃけているかもしれませんのね。

2014.09.09

目まぐるしい1日

自分でも「嫌だなぁ」と思いながら、必ず1回はやってしまうみたいです。
分単位とは言わなくても、かなりタイトな日程を組む日。

朝は出勤してから利用者さんの対応。
いつも行っている生活管理について、今週・来週とできないことを説明して、この先の対応について説明をすることに。

そのあとは、常勤者会議。
今後のことについて常勤者のみによる会議。月1回は常勤者会議らしいものをやっているけど、今日は時間を押し込んでの内容。色々と意見したいと思った部分もあったけど、それを話してしまうと時間が無くなってしまうので、今日のところは特に発言せず。逆に振られてしまったので、その答えに口ごもってしまった感じに。

常勤者会議が終わってからは、急いでケア会議に出席。
医療観察法対象者の入院中最後の会議に。今日は一時外泊で、退院後の通院先での会議。今日は非常に関係者が多く出席。主催者の社会復帰調整官をはじめ、入院施設の看護師2人とソーシャルワーカー、退院後の通院担当の主治医とPSW、作業療法士に訪問看護の看護師、日中活動先の作業所担当者、市役所の担当係長に保健師と、保健所の保健師、さらに東京都の担当者に本人とご両親、そして計画作成担当の自分。会議室は、いっぱいの状態に。今回は自分もそれなりの役割があったので、会議でもいくつか発言をすることに。

会議が終わって職場に戻り、昼食を食べた後は再び外へ。
今度は計画作成を行っている人の振り返りに。しかし自分、時間を1時間も間違えてしまい大慌てで向かうことに。到着してすぐに平謝りだけど、相手方のトップの方がまだ来ていなかったので、ちょっとだけセーフ。その間に実習中の様子を聞いて、モニタリング。その後トップの方も来られて、今回のねらいについて説明。その後丁寧にグループホームも見学をすることに。ご両親がいたけど、今後のことを考えれば社会資源を知ってもらうのも大事なこと。見学をしてから帰ることに。

職場に戻ると、また会議。今度は作業担当者会議。
常勤者会議で触れられなかったことはここで触れようと思ったけど・・・話の内容は予算やお金の面について。予定板には「事例」って書いてあったからそのことをやるのかと思ったら、お金のことについて集中することに。ちょっと自分が思っていたのと違ってしまい、話せずに終了。でも重要な会議だったことは間違いないこと。

こんな感じで、1日がバタバタと終了。
正直、自分の仕事は全然できませんでしたね。基本的にタイトなスケジュールを嫌う自分にとっては、今日の日程はそれだけで疲労困憊もの。材料の買い出しもあったのであまり残業をしないで帰ったけど、こういう1日は自分には合いませんね。もちろんそんなことを言っていられないことは十分にわかっていますが・・・自分の仕事スタイルじゃありませんね。でもこの先、計画作成関係の仕事はどっさり溜まっている状態。まだ今月も、今日みたいな日がやってくるのかなぁ・・・憂うつ。

2014.09.01

今日はフォロー

9月になり、急に冷え込んだ1日。
それでも服装はいつもと変わらず、いつもと変わりのない仕事をしていました。

そんな中、午前中に自分に電話が。
電話の相手は、先週登場した利用者さんのお姉さんから。生活保護に関しての結果の報告と、その後の本人の様子について。生活保護の方に関しては、自分も力になれなかった様子。それでも「いつもよくしてくださっているので」と、お姉さんからは納得の返事。

でもそれ以上に、本人にはちょっと応えていたみたいです。
先週のことがあってから本人と食事をすることがあったみたいで、そこで色々と話をした模様。その中で本人は「Mitakeさんに嫌われちゃったかな・・・」と、自分が淡々と叱った(という言い方は、年上の人にするのは適切ではないんですけどね)ことが本人には響いている様子。そんなことがあったのでお姉さんから「何か悪いことしましたか?」と聞かれることに。そのため、先週の顛末について話をしたところ、お姉さんも納得。加えて「言うところは言ってください」とのこと。こっちも恐縮して、終わることに。

まぁ典型的な例ですね。
自分としては割り切って、言ったところですべておしまいにしていますが、やっぱり感受性があるんですね。口は結構いろんなことを言っているけど、でも内心はものすごく心配なんですよね。そんな話を聞いたので、電話が終わってからすぐに利用者さんのところに行って様子を見ることに。で、いつもよりも褒めることに。まぁ褒めすぎると脱線してしまうんですけどね。

でも、そこが彼のいいところ。
空気を読めないという弱点はあるのですが、それをなおカバーできるんですよね。だから自分と話をすると、どこかの漫才の掛け合いのようになるので、周りで見ている人が和むのも事実。自分も落とすときは落としますが、上げるときは上げますからね。

2014.08.25

抑えて、抑えて

今日は感情的になりそうな場面が。
でも感情的になってしまったら元も子もないので、自分の中では必死に抑えていました。

事の発端は、本人への支援から。
先週体調を崩して休んだ利用者さんに、その後の状況を聞くことに。体調不良の理由はおおよそ予想がついていましたが、あえてそこは本人から話を聞き、病院の先生がなんて言っていたかを確認することに。で、体調管理の観点からいくつかの提案をすることに。本人の中で納得したものもあったけど、なかなか折れなかった部分も。結局最後は自分が折れる形になったけど、そのやり取りの中で本人が「お姉さんに電話する」との話に。そこまでは考えていなかったので「それはしなくていいよ」と話すものの、本人は電話をやめず、お姉さんが電話に出るまで何度も電話を掛ける状態。収拾がつかないので話を切り上げようとしたとき、お姉さんから電話が。結局自分がその電話に出て、お姉さんから状況を聞くことに。ただ、この電話でお姉さんからの悩みを聞くことができ、そのことについて自分が対応をすることに。

そして対応の結論が出たので、また利用者さんに電話をかけてもらうことに。
もちろん本来は自分からかけるのだけど、さっきの電話で外出していることを把握していたので、本人にかけてもらって話をすることを考えた自分。しかし、これがまずかった。

一向に電話に出ないお姉さんに、文句を言う本人。
もっとも、本人はいつも口ではそういうものの、実際はそこに意味が乗っていない状態。なので文句について特に何も言うことはないけど、電話がつながらないのを見て「もう(電話は)かけないでいいよ」と言うものの、繰り返し電話を掛ける本人。一度は「わかった」というものの、その後も引き続き電話をかけている状態。他の職員も見かねて「もうかけなくて、いいから」と言って、わかったという本人。その後静かになったのでてっきり本人は帰ったものと思っていた自分。が、サロンに出てみると本人はまだそこに。そして、電話をかけ続けている状態。既にこの時点で30分以上が経過。

さすがにこれは見過ごせなく、本人を連れて相談室へ。
この利用者さんに対しては滅多なことがない限り相談室に連れていくことはないのですが、今日の状況はあまりに目に余ったので、話すことにしました。普段は話がかみ合わず、それが周りにとっての和やかムードを作るのですが、今日は完全に無感情。でも正直なところ・・・だんだん、イライラしてしまいました。そんな自分を抑えながら、淡々と話す自分。最終的には電話をすることをやめさせました。

まぁこれは利用者さんだけの責任じゃありません。むしろ、自分の責任。
感情的になりそうになったのも、まだお昼を食べてなく、空腹が余計にイライラを増幅させたのでしょうね。本人としては全く悪気がなく、その行動には色々と意味がありました。自分もつい利用者さんを当てにしてしまい、それが大きな間違えでしたね。お姉さんに電話がつながっていなかったらここまではならなかったと思いますが、つながってしまったがために自分が過度な要求をしてしまったんですね。利用者さんが延々とかけ続けることも問題ですが、そこまで計算できなかった自分も問題。お昼を食べた後、反省しました。

普段から色々と話をしている利用者さんですが、こういう時は難しいです。
自分の思った以上の行動に発展してしまうだけに、改めて対人援助の感じています。

2014.08.19

やっぱり違う

世間のお盆休みが終わり、作業部門も再開。
自分は作業部門に携わっているわけではないのですが、やはり自分のエンジンのかかりが違います。

作業部門が再開したことで、後方支援も再開。
請求書の伝票をまとめたり、あるいは領収書の作成をするなど、事務的なところに関しては自分が担当。さらに渉外的なこともすることがあり、その連絡も自分。あわせて、現場の職員で手が回らない部分も自分がサポート。そんな仕事が続いたため、先週ののんびりモードから一転。

また今日は子どもの発達障害相談であり、自分が担当の日。
この日に限ってはかなり自分の背筋は伸びる状態で、緊張感もアップ。気を張りながら周りの様子もうかがう自分。まさに全方位型の対応。

もちろん午前は計画相談のモニタリングにも。
空いている自分に計画書の作成をしたり、あるいは電話を掛けたりするなど・・・とにかく先週までのリズムとは大違い。世間の空気が変わったこともあるのかもしれませんが、一気に仕事のエンジンはかかりました。

しつこいようですが、自分に夏休みはありません。普通の休みだけです。
その分、有休は遠慮なく取得をします。休んだ感は全くありませんが、それでもお盆が開けた感だけはしっかりと実感。今日の通勤もお盆が明けていつもの渋滞があったし、コンビニの商品は比較的充実していたし。意気込みは何にも意識していませんでしたが、空気の差でこんなにも変わるんですね。

でも明日は公休だから・・・ゆっくり休むぞ。

2014.08.14

そんな感じ

僅か2日間の休暇。
正直、気持ちはいまひとつ。休んでもよければ、休みたいですね。でも計画相談の予定も組んでしまっているので、そう簡単にはいきません。

作業部門が夏休みなので、利用者さんもいつもより少なめ。
プログラムもあったけど、参加者はわずか。やっぱり利用者さんも夏休みモードなのかもしれません。

まぁ休んでもらっていいと思います。センターだけが居場所じゃありません。
むしろ、センター以外に行くところがあれば、それはそれで好ましいことです。

もちろん今日の仕事はしましたが、エンジンはかかりませんね。
職員もいつもより少ないし、全体がお盆モード。電話もそんなに多くないし、近隣の作業所さんも夏休み。開いているのは、うちぐらいです。

そんな自分は、今日から4連勤。
うち2日はプログラムを担当。今更ながらに「組まなくてもよかったかな・・・」と思いつつも、なんかしらやらなければ茶々が入ることもあるので、そのことを考えるとやっぱり組まざるを得ないのですけどね。

夏休みは、そんな感じで過ぎていきます。
しつこいようだけど、長い連休が自分にも欲しいです。

2014.08.11

気力がそがれている

今日は1日、作業部門のケースカンファでした。
作業部門に直接携わることがほとんどなくなった自分でありますが、こういう時は自分も参加。きっと現場の方がよくわかっているのだと思うのですが、こういった形で関わるのは、やっぱり常勤職員としてだからなのでしょうか。

ケースカンファと言っても、そんなに深いものではありません。
作業部門に参加している利用者さんの個別状況と今後の課題について確認をするというもの。自分も先陣を切って「ダメな見本」としてやってみましたが、今日は意見する立場。今年入職した職員がすべてケース記録を見ながらまとめたので、大変だったと思います。ですので自分は現状に合っていない部分については指摘し、後は自分が関わってきた経験からの話と、自分なりの見立ても出すことに。この会議が、夕方まで続くことに。

会議が終わってからは、速攻で郵便局へ。
8月15日までに通信を出さなければ間に合わないため、急いで郵便局へ。300通ほどまとめて投函するため、窓口から出すことに。そしてわざと本局に行かず、地域の郵便局へ。ちょっとした手間を省くための知恵。郵便局に行った後は、市役所に行って通信を届けることに。そして、計画案も出すことに。

結局、今日も自分の仕事は進みませんでした。
土曜日に残業をしたので計画の抱え込みはなくなりましたが、一方で通常業務の方は残った状態。金曜日に打ち合わせをした議事録も作っていないし、モニタリングも進んでいない。明日・明後日は休みだけど・・・ちょっと辛いかも。木・金に先送りしただけの話。でも既に木曜日は色々と予定を組んじゃっているし・・・大丈夫かな。

なんだか、仕事の気力がそがれている感じです。
なんか、こんな感じで毎日が終わっている気がしています。

2014.08.05

本音は不安

今日は健康診断、バリウム付き。
前日からの禁食&禁水分で、朝からパフォーマンスは落ちている状態。おまけにバリウムも飲むので、今日は仕事にならないと思っていました。

そんな中、朝から電話。ここでもたびたび話題になっている、計画作成者。
先日は介護保険の適用に納得できないという話をしましたが、昨日・今日と本人から立て続けに電話。昨日は「息子に電話するな」とクレーム、そして今日は「負担はどうなるんだ?」の確認の電話。正直、ちょっとげんなりしています。もちろん対応はちゃんとしています。同僚からは「早く次に振っちゃいな」とのこと。自分も早く振りたいです。

お昼前に検診を受けてきて、昼食、しかしその時間を「裂く」ように、また電話。
今度は息子さんからの電話。電話の内容は本人からかかってきた内容と、同じ電話。ただ前日の一件があったので自分としては意外な電話であり、時間いっぱいまで対応をしました。その後、普段からお世話になっているケアマネさんに相談をして、必要なところに電話をして当面の対応を伝えることに。

「げんなり」と書いた通り、面倒な対応です。
でもここ2日対応をしていてふと感じたのは、言葉に出てくる背景にはきっと「不安」というものがあるのかなと感じています。前日に「息子に電話するな」とあった翌日に息子さんから電話が来て、その内容は今日、本人から問い合わせのあった内容とほぼ同じ。制度的ないろいろな不満をたくさん持っていることもありますが、うちが契約をした4月から今日までの間にあまりにも色々と出来事があり、実はそのことがちゃんと咀嚼できていないから更なる「怒り」という形の不満になっているんですよね。事実、「息子に電話するな」と言ってきた背景には「息子が疲弊している」という話があり、一方で息子さんから何事もなかったかのように電話があった今日の出来事。そんな話を息子さんにしたうえで、思わず感じた本音も話しました。

やっぱり、親としては子どもに迷惑をかけたくないんですよね。
どんなに障害が重くても、自分のことが理由で子どもが東奔西走するのは、耐えがたいのかもしれません。そのことが「息子に電話するな」という言葉となり、自分のこととして「これから負担はどうなるんだ」という言葉になっているのだと思います。辛辣な言葉が飛んできますが、でもそれは不安の裏返しなんですよね。10年前の自分だったらそこまで考えは及んでいないと思います。

シビアに対応することも、依存を生まないためには必要なことです。
ですが、福祉職・ソーシャルワーカーの姿としては、寄り添う姿勢なんだと思います。技術も大事ですし、技術がなければダメだと思います。しかし「当事者の思い」というものを汲まなければ、その人がいま何を必要としているのかというのを見誤ってしまう可能性もあります。サービスを確実に提供するのは当たり前のことですが、それ以上に当事者の不安な気持ちを和らげていくことも必要です。それが「怒り」という感情であっても、感情的にならずに冷静になることが必要で、それを聞きわけることで「怒り」の裏側が見えるのかもしれません。これは不安になった人に対応する電話でも同じこと。これも今日の話ですが、デイケアに参加していた利用者さんが幻聴に悩まされたけど、デイケアのスタッフには話せなかったとのこと。理由を聞くと、聞いてくれる姿勢を感じられず、話したくないとのこと。そういったことは、自分が相手だから話せるとのこと。結局これも、いかに寄り添っているかだと思います。

自分も今の仕事の在り方で思うところがありますが、みんな不安なんです。
でも自分が「できません」というのは、許されないこと。できないのであれば、ちゃんと次につなぐこと。次につながずに「できません」というのは、「やっていません」と同じこと。自分がソーシャルワーカーとしてあるべき姿と思っているのは、専門性を掲げる前に「ジェネリック・ソーシャルワーカー」であること。医療でいえば「プライマリー・ケア」を担当できる立場になること。高齢者や障害者、子ども家庭など、それぞれの専門性を持つのは「スペシフィック・ソーシャルワーカー」であると考えており、もちろん自分もその役割が求められています。しかしどのような入り口にも対応できるだけの力は必要と考えており、それが普遍的に対応できる「ジェネリック・ソーシャルワーカー」であると思います。ジェネリック・ソーシャルワーカーを名乗るのであれば、「できません」ということは許されず、一定の道筋をつけたうえでそれぞれの専門に引き渡すことであると思います。なので、今のケースは一定の道筋をつけるまでは関わりを続け、軌道に乗ったところでフェードアウトできればいいな、と思っています。

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