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思ひ出アルバム

  • 卒業式が終わって・・・
    以前HPで行っていた「todya's photo」の写真や「御岳写真館」で使用していた写真を再び復活させるべく、「思ひ出アルバム」として随時更新していきたいと思います。また最近の写真でも「思ひ出」となるものについては、ここに納められていくことになるでしょう。

プロレス・格闘技

2010.12.24

最後はしめたね

このカテゴリーで書くのは、久しぶり。
最近は去年再びケーブルTVが見れるようになったのを機に、WWEを週末に見る日々。ただ、やっぱりサイコーなのは、日本のプロレス。

で、今日は毎年恒例のNOAH、クリスマス興業。
毎年笑いの渦に巻き込まれるクリスマスイベントだけど、今年は殺伐とした年。メインがGHCジュニアタッグで新日vsNOAHの「やるか、やられるか」の試合。あえてクリスマスにこの試合を組むということは、それだけ真剣さがこもっていることの表れなのかもしれません。

試合は正直「ダメかなぁ・・・」と諦めていました。
明らかに金本・タイガーの試合巧者ぶりが存分に発揮し、キャリアの差は歴然としているもので厳しいと思っていました。でもそこは丸藤が流れを変えて、最後は青木の精神力一本で押し切った形でタイトルを奪還しましたね。いや、取れるとは思っていませんでした。ただでさえ苦戦していたのだから、もっと長期戦になっても不思議じゃないかなと思いましたが、試合時間はありふれたタイムで、もうちょっと金本も粘って良かったんじゃないかな、と思いました。

とはいえ、何とか今年中に取り戻して、ちゃんとしめることができました。
もし奪還できなかったら、クリスマスまで撃ってやった意味がなくなってしまいますから、そういう点では頑張ったというところでしょう。でもクリスマスは、やっぱり爆笑パターンが好きですね。来年のクリスマスを期待しましょう。

2010.06.22

めでたい、めでたい

最近ご無沙汰の「プロレス」関係も、たまにはいいでしょう。
スポーツナビ「小橋結婚!元アイドルの演歌歌手と」

 プロレス団体「ノア」の取締役副社長でプロレスラーの小橋建太(43)が、かねて交際していた演歌歌手・みずき舞(36)と結婚することが20日、分かった。今秋に入籍し、来春に披露宴を開く。みずきは細江真由子の名でアイドルとしてデビューし、演歌歌手に転身を機に改名した。猛練習とリング上での妥協しない戦いぶりで「プロレスと結婚した」と言われてきた小橋だったが、06年の腎臓がんの手術など度重なる苦難も2人で乗り切り、交際10年で人生のタッグパートナーを得ることになった。

 “プロレスと結婚した男”小橋建太が、元アイドルのとびっきりの美人演歌歌手と結婚することになった。
 お相手のみずき舞は、92年に本名・細江真由子でアイドル歌手としてデビュー。04年からは演歌歌手として現在の芸名で再出発し、細身の美人歌手として幅広い年代から人気を集めている。
 関係者によると、00年に知人の紹介で知り合い、交際に発展した。昨年から一緒に生活を始め、結婚は今年に入ってから決めたという。今秋入籍し、親族だけで挙式。披露宴は来春行う。
 デビュー前は無名の存在も、猛練習を重ねてトップレスラーに上り詰めた。一切妥協しない戦いを繰り広げ、そのプロレスを愛する姿勢とアラフォーまで独身を通したことから「プロレスと結婚した男」と呼ばれたこともあった。
 数々のタイトルを手にした小橋だが、近年は体が悲鳴を上げている。06年6月には腎臓にがんが見つかり、右腎摘出の大手術を受けて復帰を果たしたが、今年1月には右ヒジの神経がマヒする「肘部管(ちゅうぶかん)候群」の手術を受けた。
 幾度の選手生命の危機に陥り、生命を脅かす病も患った小橋だが、そのそばにはどんな時もみずきがいた。仕事の合間をみては、入院中の小橋のもとへと足を運び、手術には必ず立ち会った。
 腎臓がん手術の際は数日間、病室でずっと付き添って励まし続け、体が満足に動かない体重115キロの小橋を、みずきが小さな体で支える姿もあった。体に良い料理を作るなど献身的な支えが、小橋の不屈の闘志の源となり、不死鳥のごとく復活へとつながった。
 現在、小橋は年内復帰に向けてリハビリを進めている。結婚を決めたのは「絶対に立ち上がる。もう一度リングに立つ!」と再起に向け、しっかりした足固めをしようとの思いから。昨年6月13日、試合中の不慮の事故で亡くなった、尊敬する大先輩、三沢光晴さんの1周忌も明け、15日放送された人気番組「踊る!さんま御殿」に出演した際に初めて10年来の恋人の存在を打ち明けた。
 ノア戦士・小橋は愛するパートナー、みずきを箱舟に乗せ、人生の航海に出る。

いや、いいじゃないですか。まさにオイラ自身のことを棚に挙げて「めでたい」とは。
でも初めて試合を見たときに「この人は、スゴイ」と思い、すぐにファンになった自分。ファンとしては重たい話題ばっかりの現状に明るい話題を振りまいてもらえることは、なんとも喜ばしいことです。自分のコメント、ほとんどかいていませんが、本当におめでとうございます。末永い、お幸せを。

2009.12.05

品格は持っていた

ちょうど1年前も同じことを書きました。
「品格」のことを話すと、賛否両論の意見がありました。今日のK-1は、その答えが出たと思います。

1年前、K-1史上初めての「汚点」ともいうべき、失格裁定。
その後の処分で準優勝剥奪・ファイトマネー没収・タイトル剥奪が課され、大みそかではKO負け。

そんな状況下の中で自分も「腐ってしまうようでは、プロとしても終わり」と言いましたが、バダ・ハリは腐りませんでしたね。そのことは今日のK-1で証明されたと思います。

特にアリスター戦、たぶん去年のバダ・ハリなら負けていたでしょう。
しかし今年は冷静に試合を進め、ちゃんと見切ってのダウン。単なるケンカ番長だけではそう簡単にアリスターを倒すのは無理だったと思います。ただ今年のバダ・ハリは去年のバダ・ハリとは違っていた。ただ感情に流されることなく冷静に、1試合1試合を大事に戦っていた。去年の出来事を見てきた自分は、明らかに今年のバダ・ハリは成長していたことを感じました。

決勝戦、残念ながらシュルトに敗れてしまいましたが、その姿はきれいでした。
格闘技に品格を求めるのはどうなのかという意見がありましたが、やはり私は「品格」を求めるべきだと思います。今年のバダ・ハリは、十分に王者になるべき品格を備えたファイターに成長していたと思います。自分がそんなに偉そうなことを言える立場ではありませんが、数10年に渡ってK-1を見てきた自分としては、今回のバダ・ハリの試合はベストバウトに値すると思います。特にアリスター戦は、今年のベストバウト第1候補です。

去年は批判に終始していたGPですが、今年は称賛のGP。
また来年も、いい試合をしてくれると期待しています。

2009.06.14

悲しいが、これが現実

昨日の一報は、あまりにも突然すぎるものでした。
そして、朝の「THEサンデーNEXT」の映像も信じがたいことでした。しかし、これが現実です。

三沢さんの死因に関して百田副社長「家族以外には不明」=ノア(スポーツナビ)

 14日開催のプロレスリング・ノア博多スターレーン大会開始前に、同団体副社長の百田光雄が13日に急死した三沢光晴さんについてコメントした。
 まずシリーズ中での悲劇とあり、今大会を含め中止も検討されたのではという問いには「三沢社長は常に満身創痍でやっていた。選手全員と話して『決行するべきでは』となった。三沢社長も(中止は)望んでいない」と強行開催に至る経緯を語った。そして、死因に関しては「僕たちも医師から『不明』としか伝えられなかった。検査した結果、脳や頚ついにも損傷はないという話しを聞いた。ただ、医師からは『家族以外には死因は説明できない。たとえ会社の方にも説明はできないので、家族の方に説明します』と言われました。したがって会社の人間は、医師の方から一切死因に関しての説明は受けておりません」とコメントした。
 三沢さんがこのような事態になる予兆はあったのかについては、「基本的に我慢強くて泣き言は言わなかった」としながらも、「多少『肩がキツイ』と言っていた」とかすかな異変はあったようだ。
 なお、遺体はすでに東京に移送されており、葬儀は家族の意向により選手・近親者による密葬となる予定。ただ、ファンにはあらためてお別れを言う場を作りたいと語った。

直接の死因が何だったのかは全く公表されない状態。
自分たちも「何故」を知りたいけど、それは家族しか伝えられていない状態。しかし外傷ではないことも書かれており、もしかしたら今回の試合以外の何らかの原因が重なっているのかもしれない。

格闘技・プロレスは危険を伴うもの。
だからこそ日々鍛錬した体を作り上げ、お客さんの前でベストパフォーマンスを見せるのが仕事。しかし我々は常にそのようなものに「危険」が孕んでいることを、改めて忘れてはいけない。どんなベテラン選手でも、時としてこのような事態が起きてしまう。キャリア云々ではなく、時として悲惨なことがあることも承知しなければならない。もちろん防げることは防がなければいけないのは言うまでもない。

しかし、だからと言って萎縮しないでほしい。
「危険でも続けろ」ということではなく、変にこのことを十字架にしないでほしい。今回対戦相手となった斎藤選手は、今日の試合で遺影に土下座して謝ったらしい。「一生この十字架を背負っていく」といったみたいだが、これは決して斎藤選手の責任ではない。ひとりでこの責任を抱え込まないでほしい。このことによって斎藤選手の人生が変わってしまうことがあってはならないことであり、必要以上に責任を感じることは斎藤選手らしいプロレスを失ってしまうことになってしまう。決してそのようなことを社長は望んでいないはずであり、決して「誰が悪い」ということも言わないと思う。それはベテランだからこそ、そして自らが「社長」であったからこそ、きっとそんなことを話すと思う。

本当に、悲しい。今はただ、冥福を祈るのみ・・・合掌。

2009.02.14

パニックでも、負けない。

スポーツナビ「パニック障害告白の秋山「GHC王者として大学講義に」=ノア」

 プロレスリング・ノアと帝京平成大学が13日、都内・日本記者クラブにて合同で記者会見し、平成21年度に同大学にて新たに「スポーツ文化論」が開講されることを発表。この講義にノアの三沢光晴、小橋建太、秋山準らが講師として教壇に立つことが決定した。会見終了後、秋山が囲み取材に応じ、自ら明かしたパニック障害について、そして3.1日本武道館大会のGHCヘビー級選手権・佐々木健介戦への熱い思いを口にした。

 「自律神経障害に対するスポーツ選手のコンディショニング」というテーマで講義を担当する秋山は、意気込みを問われた際「僕は27歳からパニック障害になりまして、完全に克服はしていませんけど、その中でどうコンディショニングを整えてきたかというものをお話ししたい」と自身も自律神経障害があることを告白した。これについて、11年ほど前にパニック障害の診断を受けたとのことで、「今はだいぶ症状は緩和されたけど、まだ薬は飲んでいる。(症状が起こると)息苦しさを感じる」と語った。密閉された空間で発症しやすく、「飛行機もキツい」と吐露し、太ももを強くつねって気をまぎらわすこともあるという。

 試合中にも症状が出たことがあり、「(全日本プロレス時代に)小川(良成)さんと松戸でシングルマッチでやったとき。夏の暑いときでレフェリーは京平さんだった。それでヘッドロックをずっとかけられていたら、(症状が出て)リング下のエプロンに頭を入れた……このときは京平さんに『(試合を)止めてもらおうかな』と思ったけど、お客さんもいたし、それは絶対できないんで。『大丈夫、大丈夫』と自分で落ち着かせて。まぁでも一瞬なんですよ。(治まるのが)30分ぐらいかかることもあるんですけど」と試合不成立寸前に陥ったこともあると打ち明けた。これらの実体験をもとに講義を構成し、生徒たちと一緒に考えていきたいという。ただし、寝ている生徒を見つけたら「横に行ってブン殴る(笑)」と鉄拳制裁も視野に。すぐさま冗談だと語ったが、「生徒の興味を引かなかったらダメなんで、寝ないような講義を」とプロレス同様、口に関しては自信ありの様子だった。

 そして話題は3月1日の大一番、健介戦へ。2.11健介オフィス興行ではタッグマッチで健介のラリアットをまともに浴び、最後は北斗ボムでフォール負けを喫してしまったが「自分は追いかけてなんぼの選手。また追いかけられる」とノア旗揚げ時の感覚を思い出しつつあるようで、敗戦のダメージはそれほどない。「奮い立つものがある」と久々のシングル大一番、そして健介という巨大な壁に対して気合い十分で、「ベルトをスーツの中に忍ばせてね。普通に行くより王者として出たい」とGHC王者として大学の教壇に立つことを約束した。

 「パニック障害でも王者になれる」ことを証明したいと腕をぶす挑戦者。絶好調の王者・健介を撃破して、“チャンピオン講師”としてキャンパスに降り立つことはできるのか!?

自分にとっては衝撃の告白でした。
まさかいつも試合を見ていた秋山選手が、パニック障害だったとは知りませんでした。パニック障害についてはもうこのblogでも何度も話しているのでそのことについて詳しく掘り下げることはしませんが、秋山選手なりのパニックの要因や環境があるみたいです。自分自身も自分なりの状況があり、起きる状況下は違えど、同じ発作には間違えありません。勝手な想像をするのはよくありませんが、おそらく秋山選手も自分と同様、だいぶ完全されてきているのかもしれません。

もちろん「まだ完全に克服できていない」と語っているように、自分もまだ克服できていませんし、いまだに薬を飲み続けています。秋山選手は11年前に診断されて、ずっと公言することなく自分の中にしまい続けていたことに、本当に精神的にタフじゃないとできないことだな、と思います。自分なんかホントに弱いですから、診断された日にこのblogで公言していますし、働いている場所でもトップの人には自分のことを話しています。だから黙り続けることがいかに大変なことであるかは自分はよく理解しています。ただ、今回このような機会があり、それに合わせてパニック障害を公言したことは、別の意味で自信がなければ言うことのできないことだと思います。

今まで・・・と言うか、今も小橋信者ですが、これからは秋山選手にも頑張ってほしいです。
あんまり「頑張る」という言葉は使いたくないのですが、同じ立場を理解できる一人として、ぜひ今度のGHCを獲って欲しいものです。今回は、応援必至です。

2008.12.17

少数だからこそ、残さなければ

Yahooニュース「日本テレビ55年のプロレス中継に幕」

 日本テレビが「プロレスリング・ノア」(日曜深夜1時20分)の中継を来年3月末で打ち切ることが16日、分かった。開局翌年の1954年2月以来、「日本プロレス中継」「全日本プロレス中継」と、55年間も放送し続けたテレビ最古のコンテンツを、経費削減のために手放す。
 同局のCS放送「日テレG+(ジータス)」での放送は続ける方向で話が進められているが、半世紀以上続いた地上波からは姿を消すことになる。今年9月には、一足先に系列のよみうりテレビ(大阪)での放送は打ち切られていた。日本テレビ関係者は「視聴率低迷と、スポンサー獲得の難しさに加えて、制作費削減の対象となって、編成から終了が言い渡された。何とか継続させたいとの声もあるが、少数派で非常に難しい」と話した。
 同局は、9月中間連結決算で37年ぶりに赤字(約12億円)に転落。子会社のサッカーJリーグ東京Vの経営でもパートナーを探すなど、スポーツ面でのコストカットが容赦なく行われている。プロレス関係者も「歴史が途絶えることが悔しい」と悲しんだ。
 かつてのプロレス中継は、日本テレビだけではなく、テレビ放送の普及に最も貢献したコンテンツだった。テレビ放送開始(NHK)1年後の54年2月19日。日本テレビが「力道山・木村政彦対シャープ兄弟プロレス実況」を初めて放送すると、繁華街に置かれた街頭テレビは黒山の人だかりとなった。力道山を応援する市民は声をからし、テレビが各家庭に普及するきっかけとなった。
 日本テレビは、力道山以後も、72年からはジャイアント馬場の「全日本プロレス中継」、01年からは「ノア中継」と継承してきた。ただ、近年はゴールデン帯ではなく、プロレス人気の下降とともに深夜帯の放送になっていた。 (日刊スポーツ)

いやぁ、寂しいですね、放送がなくなるのは・・・
新日本の「ワールドプロレスリング」が1時間から30分に縮小された時も寂しさを感じましたが、今回は地上波からの撤退。確かに自分自身もここ最近は見る機会が減り、ネットで情報を集めている状態。加えて日テレは音楽番組を入れるなどしているため、放送時間はさらに遅くなることに。そして今回、視聴率低迷とスポンサーの問題で放送打ち切り。

たしかに「企業論理」でいえば「不採算なものは淘汰」と言うのが当然の考えでしょう。
ただ、本当にファンを獲得したいということであれば、だからこそ頑張らないといけない、のだと思います。一時期は日テレも夕方のニュースでノアの話題を触れたりするなど力を入れていた時期もありましたが・・・やはり、限界なのでしょうか。

もちろん日テレだけでなくノアも頑張らなくてはいけません。
ノアを見続けているファンからは厳しい声が聞こえますし、今回の件についてもノアがもっと頑張らなくちゃいけないのだと思います。底辺がなくなってしまうと、すべてがなくなってしまいますから。プロレス業界は確かに厳しい時代を迎えていると思いますが、その一方でK-1がゴールデンタイムで放送できており、同じ「格闘技」でもこれだけの差があります。一体この差は何なのか、そしてどうして「K-1」がゴールデンで成立しているのかを考えれば、そこに「成功」のヒントが隠れているのではないか、と思います。

とにかく今回の「打ち切り」は、本当に残念です。

2008.12.06

王者の品格

1年ぶりの「格闘技」ネタですね。もちろん、K-1です。

見た方は、最後本当にがっかりしたことでしょう。
GP大会始まって以来・・・いや、K-1始まっての初めての「失格」。こんな形で決勝が終わるなんて、誰が予想したことでしょう。

角ちゃんのジャッジだから、もしかしたら無効試合にするかな・・・と思ったら、毅然とした対応でしたね。
でも本音を察するとすれば、無効試合にすれば今までの試合は何だったのか、と言うことにもなるし、王者が決まらないとK-1を〆るに締められないと言ったところ。だから今回の裁定は苦渋の裁定だったのかな、と個人的には思っています。

いやぁ、ぶっちゃけ、自分は決勝戦を預かりにして、バダ・ハリ以外のメンツをぶつけてもう1度白黒つけてもよかったんじゃないかな、と思っています。この辺のルール規定がまだ完全ではないので、とりあえず今すぐ適用できるルールから適用して、今回の裁定になったのだと思いますが、正直決勝戦がこんな形では、興ざめもしてしまいますし、誰もが納得・・・とは到底いかないでしょう。

ちなみに、K-1のインターナショナルルールを引用して、今回の決勝戦にかかわる部分を当てはめてみると・・・

第7条 試合決着

試合決着の分類は次の通りとする。
第1項 ノックアウト(K.O.);1・2・3;省略
第2項 テクニカルノックアウト(T.K.O.);1・2・3. レフェリーストップ・4. ドクターストップ;省略
第3項 判定;省略
第4項 引き分け;省略
第5項 ノーコンテスト(無効試合)
1. 選手双方がルール違反を犯したり、八百長、または馴れ合い試合を行ったと認められた場合。
2. 主審が再三、注意、警告しても誠意あるファイトを行わず(無気力試合)、主審が双方に失格を宣言した場合。
3. 選手が偶発性の負傷により試合続行が不可能と判断され、第8条の規定にある試合成立のためのラウンド数を終了していない場合。


第8条 試合成立

3分5ラウンド制の試合については2ラウンド終了時、3分3ラウンド制の試合については1ラウンドが終了した時点で公式な試合が成立したものとする。但し、アクシデント等があった場合は第14条を適用するものとする。


第13条 失格

次の場合、選手は失格となり100%のファイトマネー没収が科せられる。
1. 故意に反則を犯し、主審が失格を宣言したとき。
2.~10. (省略)


第14条 ペナルティ
試合中に選手が反則を犯した場合、以下の基準でペナルティーが科せられる。
* 失格(減点3)となった選手は、ファイトマネーの100%を没収される。
(以下、省略)


第17条 アクシデント3
選手がリング外に転落した場合について(省略)
第1項 有効技によるダウンと判断された場合(省略)
第2項 ダウンではないと判断された場合
(a) 試合続行可能な場合 止めた試合時間から試合続行。
(b) 試合続行不可能な場合 負傷の原因が双方の偶発性によるものあるいは故意の反則によるものかを検証し、同じ処理をする。

うーん、ルール上からも、無効試合を適用してもよかったんじゃないのかな。
無効試合を宣告することも十分にできたのだから、みんなが納得する形で終わらせるべきだったんじゃないかな。

まぁルール論は横に置いておくとして・・・
試合後のインタビューも、なんだか自分にとっては釈然としませんね。特にバダ・ハリ。

バダ・ハリのインタビュー

★最後のシーンではどうしたのでしょうか。
レミーに対して個人的な感情が溢れてしまった。ブッ倒すそうとヒートアップしてしまったんだ。それに、オレがアグレッシブに仕掛けても、相手が返してこないのでイライラしていた。それで倒れるシーンがあったが、ストリートファイトの本能が目覚めてしまった。それが真相だ。

★反則のダメージはあったと思いますか?
なかったと思う。あの時点では倒れて苦しんでいたが、失格が決まった途端、立ち上がって素晴らしいスピーチをしやがった。それにセコンドからも立ち上がるな、と指示があったのを聞いていた。レミーは試合で王者を勝ち取ったんじゃなく、今日は俳優として主演男優賞だったってことだ。

いずれにしても、このようなコメントをしている限りは、真の「王者」としてはまだまだですね。
どっかの横綱や横審の脚本家さんじゃないけど、「品格」と言うのも必要な訳であり、品格が備わっていない以上、チャンピオンの称号を持つのは、まだまだ先ですね。

もっとも、今後の処分で腐ってしまうようでは、プロとしても終わりだと思いますが・・・

2007.10.15

まだ、甘いかな?

歳のせいか、書く内容を忘れてしまっています。
作業中に「そのネタ、頂き!」と利用者さんからネタを貰ったりしますが、いざ書こうとすると「何だっけ・・・」と忘れているオイラ。おまけに、利用者指示もちゃんとできていないみたいで、昨日のショックが少し尾を引いているみたいです。

なので、無難な・・・と言ってはなんですが、このネタにしましょう。
Yahooニュース「亀田父資格停止 最低1年以上か」

 世界戦のリングを汚した暴挙に対し、日本ボクシング協会(JBC)は厳罰で臨んだ。中でも、亀田大毅選手の父、史郎トレーナーには陣営の中で最も重い無期限の「セコンドライセンス停止処分」。解除を受けるまでボクシング界とはかかわりをもてない。兄弟の親である“諸悪の根源”に、一時退場を命じた形となった。
 史郎トレーナーは昨年9月、後楽園ホールで行われた亀田大毅選手のノンタイトル戦で、観客と乱闘騒ぎを起こし、警視庁富坂署から事情聴取を受けた上、JBCから厳重注意処分を受けた。これを含めこれまでに2度、厳重注意処分を受けている。
 今回の世界戦では試合前、「しゃー、なんやこら」などと相手側に体を寄せた。また、11回開始前に亀田大毅選手に反則を促すような言動があったと認められた。
 安河内剛事務局長はこれまでの問題行動を加味したとし、「威嚇、恫喝(どうかつ)。チーフセコンドとしてあるまじき行為」と非難。今後は選手のセコンドやトレーナーとして教えることも禁止。合宿への帯同も許されない。
 同じの処分では昭和57年、協栄ジムの故金平正紀会長が、世界戦で対戦相手に薬物の入ったオレンジジュースを飲ませていたことが発覚。平成元年まで、ライセンスは戻らなかった。史郎トレーナーも復帰には最低1年以上かかるとみられる。
 亀田大毅選手については、12回の「レスリング行為」について、故意の反則とし「世界戦のリングを冒涜(ぼうとく)するもの」と指摘。ただ、倫理委員会の斉藤慎一委員長は「前途ある選手。ひとつの苦労を乗り越えて、返り咲く可能性を秘めている」と18歳の若さに“温情”を加味したことも付け加えた。
 兄の興毅選手は、史郎トレーナーと同様に反則指示が指摘されていたが、疑惑はあるものの「100%確認できない」とし、出場停止は見送った。
 「オーナーライセンス3カ月停止」の協栄ジム、金平桂一郎会長については実際の活動にほとんど影響は出ず、「自浄作用に期待したい」とした。
 また、ジム経営者らで組織する東日本ボクシング協会(大橋秀行会長)は、金平会長を「厳重戒告」処分などとし、練習場所や合宿を独自に行っている亀田家について、今後、ジムの管理下におくよう誓約書を提出させるとした。(10月15日産経新聞)

あんまりボクシングには詳しくないので、試合云々に関して言うつもりはあまりありませんが・・・素人目にしても「ボクシングの試合」ではなかったですね。ですからこの処分、妥当といえば妥当な処分かもしれませんが、まだ甘いかな・・・と言う気もします。

試合をした本人は「妥当」かもしれません。
しかし一度世界チャンプを取った人が、リングを汚すようなこと、あるいは誤解を招くような言動・行動は慎むべきです。トップに登りつめたということは、ある種の「品格」がそこに備わっていなければならないと思います。大相撲の横綱を例に挙げるつもりはありませんが、「格闘技」というジャンルで括られる中、唯一一般紙にも「スポーツ」として取り上げられるボクシングは、ある程度の品格を持ったものではなければならないかな、と思います。そう考えた時、元チャンプに対する処分としては「甘い」かなと思います。自分が得意(?)とするカテゴリーはあくまでプロレスなので、ボクシングのことを言うつもりはありません。ただし、同じ「格闘技」としてみた時、格闘技の「品」を高めるためにも、今回の処分は注目すべきものにあります。スタイルはどんなであっても結構です。しかし「質」のないスタイルは空虚です。「力」や「格」があって初めてスタイルが存在するのではないか、と思います。

今回の問題、Yahooでもクリックサーチをしていますが、オイラの「about me」でも設問を取り付けました。
皆さんもご意見を付けてみてはいかがでしょう?

2007.10.08

待っています。

ひさしぶりにこんな話題も、いいかもしれません。

Yahooニュース「鉄人小橋12・2武道館で帰ってくる」

 鉄人が帰ってくる-。ノアは7日の「Autumn Navigation ’07」(後楽園ホール)で、悪性の腫瘍(しゅよう)があった右腎臓の摘出手術を受けた小橋建太(40)が、次期シリーズ最終戦となる12月2日・日本武道館大会で復帰すると発表した。2006年6月4日の札幌大会を最後に長期欠場中だった小橋にとって約1年半ぶりの復帰で、対戦カードは、高山善廣(41)と組んでの三沢光晴(45)&秋山準(37)組との激突が濃厚だ。
 「12月2日、日本武道館大会で復帰します」と、難波リングアナが小橋のメッセージを代読すると、大歓声が後楽園を包んだ。第3試合終了後、リングが突如暗転。本人は姿を現さなかったが、ファンが待ち望んでいた鉄人復活が発表された。
 3日に血液検査と転移を確認するためのCT検査を受け、いずれも異常なしと診断された。小橋は「これで(12月)2日に出られるな」と安どの表情で復帰を決断したという。4日に報告を受けた社長の三沢も「復帰したい気持ちも知っていたし。一安心しています」とゴーサインを出した。
 昨年6月29日に精密検査で腎腫瘍が見つかり、同7月6日に右腎臓を摘除。長期欠場を余儀なくされたが、あくまで本人の目標はリング復帰。この年の12月10日の武道館大会でファンの前で「必ず帰ってきます」と公約した。
 年内復帰を目指し、仲田取締役も「普通の人以上の練習をやっていた」と驚くほどの執念で鍛え上げた。先シリーズ終了後に会った秋山は「腕もゴツくなっていた。あとは体がこんがり焼けてくれば」と、着実な進化を感じ取る。
 復帰戦の対戦カードは27日・武道館大会で正式発表されるが、かねてから本人が切望する小橋&高山組-三沢&秋山組が有力。三沢は「本人の練習を見てから」と慎重だが、秋山は「小橋さんが望むなら、務めさせてもらう。変に病気だからといって手加減すると怒っちゃうんで、思いっきりやらせてもらいますよ」と全力勝負を予告した。
 06年7月18日、脳梗塞(こうそく)からの復帰戦となった高山のパートナーを務めるはずが、自身の欠場により流れた“幻のカード”。止まっていた時間が、502日ぶりに動き出す。 (デイリースポーツ)

プロレスネタ、しばらく「封印」していました。ちょっと体力がもたなかった、と言うのもありますが・・・
ただ、このニュースを見たとき、嬉しくなりました。ようやくリングに戻ってくる嬉しさに。復帰は12・2とのことで・・・うーん、復帰戦、みたいですね。ここ最近は情報だけで、実際にテレビで見ることもめっきり少なくなりましたので・・・やっぱりこのへんも「体力」の問題なのですが・・・

待ちに待った復帰、でも焦らないでくださいね。また「絶対王者」の姿が見たいですから。

2007.02.05

これは血統か?

K-1 WORLD MAX 2007~日本代表決定トーナメント~
○アンディ・オロゴン(延長・判定 3-0)×小比類巻 貴之

これは・・・何なんでしょう?
オドロキはないですが、やっぱり「オドロキ」ですね。
10年以上の経験がある小比類巻が、K-1・2戦目のアンディに敗れると言う「波乱」。昔から「Kのリングには魔物がいる」と言うが、これこそ「魔物」そのものであろう。

アンディの身体能力を軽視していたのであれば、それは格闘家として「失格」であろう。
なぜなら過去のK-1一戦、総合1戦の戦いを見て、ボビー譲りの身体能力があることは実証されていたはず。もっとも、戦う前から小比類巻は「何故、またオレが(日本代表の戦いの中に)いるのか、理由がわからない」と、あたかもMAX日本代表のレベルを否定しているかの発言があったが、その発言の延長線上として「軽くいなしてやる」的に見ていたのであれば、それは大きな間違いだろう。

それにしてもボビーと言い、アンディと言い、「オロゴン一族」はどこまで強いのか?
そもそもKのリングにナイジェリア方面の選手が見当たらないことも考えれば、K-1はまだ見ぬ強敵が世界中にワンサカいる可能性を示しているのかもしれない。

その証拠に、準決勝は両者負傷で棄権。
小比類巻は完全に足を砕かれ、ダウンも取られてしまった。これはやられた小比類巻の「驕り」なのか、それとも勝ったアンディの「ビギナーズラック」なのか?
どっちも違うように思う。であれば、今回の勝利は「必然」と言うことなのか?

いずれにしても「結果」がすべて。
それにしても「オロゴン一族」の強さはハンパじゃないことが、また証明された結果になった。これは血統なのか、それとも地域性なのか?もし地域性であれば、先述の通りまだまだ「強敵」が潜んでいることになる。

ただ、オロゴンは「マグレ」ではないと思う。あれだけの打撃を受けながら3ラウンド耐え、おまけに延長ではダウンを奪った。これは紛れもない「事実」であり、怪我から回復後のトレーニングによってはさらに強くなることは必至。さらに「HIRO’S」の舞台も当然考えられるわけであり、その身体能力と天性の力は、ボビー以上かも知れない。
今後の「オロゴン一族」の動きに、期待です。もちろん「ボビー」も含めて。

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