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思ひ出アルバム

  • 卒業式が終わって・・・
    以前HPで行っていた「todya's photo」の写真や「御岳写真館」で使用していた写真を再び復活させるべく、「思ひ出アルバム」として随時更新していきたいと思います。また最近の写真でも「思ひ出」となるものについては、ここに納められていくことになるでしょう。

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2014年8月

2014.08.25

抑えて、抑えて

今日は感情的になりそうな場面が。
でも感情的になってしまったら元も子もないので、自分の中では必死に抑えていました。

事の発端は、本人への支援から。
先週体調を崩して休んだ利用者さんに、その後の状況を聞くことに。体調不良の理由はおおよそ予想がついていましたが、あえてそこは本人から話を聞き、病院の先生がなんて言っていたかを確認することに。で、体調管理の観点からいくつかの提案をすることに。本人の中で納得したものもあったけど、なかなか折れなかった部分も。結局最後は自分が折れる形になったけど、そのやり取りの中で本人が「お姉さんに電話する」との話に。そこまでは考えていなかったので「それはしなくていいよ」と話すものの、本人は電話をやめず、お姉さんが電話に出るまで何度も電話を掛ける状態。収拾がつかないので話を切り上げようとしたとき、お姉さんから電話が。結局自分がその電話に出て、お姉さんから状況を聞くことに。ただ、この電話でお姉さんからの悩みを聞くことができ、そのことについて自分が対応をすることに。

そして対応の結論が出たので、また利用者さんに電話をかけてもらうことに。
もちろん本来は自分からかけるのだけど、さっきの電話で外出していることを把握していたので、本人にかけてもらって話をすることを考えた自分。しかし、これがまずかった。

一向に電話に出ないお姉さんに、文句を言う本人。
もっとも、本人はいつも口ではそういうものの、実際はそこに意味が乗っていない状態。なので文句について特に何も言うことはないけど、電話がつながらないのを見て「もう(電話は)かけないでいいよ」と言うものの、繰り返し電話を掛ける本人。一度は「わかった」というものの、その後も引き続き電話をかけている状態。他の職員も見かねて「もうかけなくて、いいから」と言って、わかったという本人。その後静かになったのでてっきり本人は帰ったものと思っていた自分。が、サロンに出てみると本人はまだそこに。そして、電話をかけ続けている状態。既にこの時点で30分以上が経過。

さすがにこれは見過ごせなく、本人を連れて相談室へ。
この利用者さんに対しては滅多なことがない限り相談室に連れていくことはないのですが、今日の状況はあまりに目に余ったので、話すことにしました。普段は話がかみ合わず、それが周りにとっての和やかムードを作るのですが、今日は完全に無感情。でも正直なところ・・・だんだん、イライラしてしまいました。そんな自分を抑えながら、淡々と話す自分。最終的には電話をすることをやめさせました。

まぁこれは利用者さんだけの責任じゃありません。むしろ、自分の責任。
感情的になりそうになったのも、まだお昼を食べてなく、空腹が余計にイライラを増幅させたのでしょうね。本人としては全く悪気がなく、その行動には色々と意味がありました。自分もつい利用者さんを当てにしてしまい、それが大きな間違えでしたね。お姉さんに電話がつながっていなかったらここまではならなかったと思いますが、つながってしまったがために自分が過度な要求をしてしまったんですね。利用者さんが延々とかけ続けることも問題ですが、そこまで計算できなかった自分も問題。お昼を食べた後、反省しました。

普段から色々と話をしている利用者さんですが、こういう時は難しいです。
自分の思った以上の行動に発展してしまうだけに、改めて対人援助の感じています。

2014.08.19

やっぱり違う

世間のお盆休みが終わり、作業部門も再開。
自分は作業部門に携わっているわけではないのですが、やはり自分のエンジンのかかりが違います。

作業部門が再開したことで、後方支援も再開。
請求書の伝票をまとめたり、あるいは領収書の作成をするなど、事務的なところに関しては自分が担当。さらに渉外的なこともすることがあり、その連絡も自分。あわせて、現場の職員で手が回らない部分も自分がサポート。そんな仕事が続いたため、先週ののんびりモードから一転。

また今日は子どもの発達障害相談であり、自分が担当の日。
この日に限ってはかなり自分の背筋は伸びる状態で、緊張感もアップ。気を張りながら周りの様子もうかがう自分。まさに全方位型の対応。

もちろん午前は計画相談のモニタリングにも。
空いている自分に計画書の作成をしたり、あるいは電話を掛けたりするなど・・・とにかく先週までのリズムとは大違い。世間の空気が変わったこともあるのかもしれませんが、一気に仕事のエンジンはかかりました。

しつこいようですが、自分に夏休みはありません。普通の休みだけです。
その分、有休は遠慮なく取得をします。休んだ感は全くありませんが、それでもお盆が開けた感だけはしっかりと実感。今日の通勤もお盆が明けていつもの渋滞があったし、コンビニの商品は比較的充実していたし。意気込みは何にも意識していませんでしたが、空気の差でこんなにも変わるんですね。

でも明日は公休だから・・・ゆっくり休むぞ。

2014.08.14

そんな感じ

僅か2日間の休暇。
正直、気持ちはいまひとつ。休んでもよければ、休みたいですね。でも計画相談の予定も組んでしまっているので、そう簡単にはいきません。

作業部門が夏休みなので、利用者さんもいつもより少なめ。
プログラムもあったけど、参加者はわずか。やっぱり利用者さんも夏休みモードなのかもしれません。

まぁ休んでもらっていいと思います。センターだけが居場所じゃありません。
むしろ、センター以外に行くところがあれば、それはそれで好ましいことです。

もちろん今日の仕事はしましたが、エンジンはかかりませんね。
職員もいつもより少ないし、全体がお盆モード。電話もそんなに多くないし、近隣の作業所さんも夏休み。開いているのは、うちぐらいです。

そんな自分は、今日から4連勤。
うち2日はプログラムを担当。今更ながらに「組まなくてもよかったかな・・・」と思いつつも、なんかしらやらなければ茶々が入ることもあるので、そのことを考えるとやっぱり組まざるを得ないのですけどね。

夏休みは、そんな感じで過ぎていきます。
しつこいようだけど、長い連休が自分にも欲しいです。

2014.08.11

気力がそがれている

今日は1日、作業部門のケースカンファでした。
作業部門に直接携わることがほとんどなくなった自分でありますが、こういう時は自分も参加。きっと現場の方がよくわかっているのだと思うのですが、こういった形で関わるのは、やっぱり常勤職員としてだからなのでしょうか。

ケースカンファと言っても、そんなに深いものではありません。
作業部門に参加している利用者さんの個別状況と今後の課題について確認をするというもの。自分も先陣を切って「ダメな見本」としてやってみましたが、今日は意見する立場。今年入職した職員がすべてケース記録を見ながらまとめたので、大変だったと思います。ですので自分は現状に合っていない部分については指摘し、後は自分が関わってきた経験からの話と、自分なりの見立ても出すことに。この会議が、夕方まで続くことに。

会議が終わってからは、速攻で郵便局へ。
8月15日までに通信を出さなければ間に合わないため、急いで郵便局へ。300通ほどまとめて投函するため、窓口から出すことに。そしてわざと本局に行かず、地域の郵便局へ。ちょっとした手間を省くための知恵。郵便局に行った後は、市役所に行って通信を届けることに。そして、計画案も出すことに。

結局、今日も自分の仕事は進みませんでした。
土曜日に残業をしたので計画の抱え込みはなくなりましたが、一方で通常業務の方は残った状態。金曜日に打ち合わせをした議事録も作っていないし、モニタリングも進んでいない。明日・明後日は休みだけど・・・ちょっと辛いかも。木・金に先送りしただけの話。でも既に木曜日は色々と予定を組んじゃっているし・・・大丈夫かな。

なんだか、仕事の気力がそがれている感じです。
なんか、こんな感じで毎日が終わっている気がしています。

2014.08.05

本音は不安

今日は健康診断、バリウム付き。
前日からの禁食&禁水分で、朝からパフォーマンスは落ちている状態。おまけにバリウムも飲むので、今日は仕事にならないと思っていました。

そんな中、朝から電話。ここでもたびたび話題になっている、計画作成者。
先日は介護保険の適用に納得できないという話をしましたが、昨日・今日と本人から立て続けに電話。昨日は「息子に電話するな」とクレーム、そして今日は「負担はどうなるんだ?」の確認の電話。正直、ちょっとげんなりしています。もちろん対応はちゃんとしています。同僚からは「早く次に振っちゃいな」とのこと。自分も早く振りたいです。

お昼前に検診を受けてきて、昼食、しかしその時間を「裂く」ように、また電話。
今度は息子さんからの電話。電話の内容は本人からかかってきた内容と、同じ電話。ただ前日の一件があったので自分としては意外な電話であり、時間いっぱいまで対応をしました。その後、普段からお世話になっているケアマネさんに相談をして、必要なところに電話をして当面の対応を伝えることに。

「げんなり」と書いた通り、面倒な対応です。
でもここ2日対応をしていてふと感じたのは、言葉に出てくる背景にはきっと「不安」というものがあるのかなと感じています。前日に「息子に電話するな」とあった翌日に息子さんから電話が来て、その内容は今日、本人から問い合わせのあった内容とほぼ同じ。制度的ないろいろな不満をたくさん持っていることもありますが、うちが契約をした4月から今日までの間にあまりにも色々と出来事があり、実はそのことがちゃんと咀嚼できていないから更なる「怒り」という形の不満になっているんですよね。事実、「息子に電話するな」と言ってきた背景には「息子が疲弊している」という話があり、一方で息子さんから何事もなかったかのように電話があった今日の出来事。そんな話を息子さんにしたうえで、思わず感じた本音も話しました。

やっぱり、親としては子どもに迷惑をかけたくないんですよね。
どんなに障害が重くても、自分のことが理由で子どもが東奔西走するのは、耐えがたいのかもしれません。そのことが「息子に電話するな」という言葉となり、自分のこととして「これから負担はどうなるんだ」という言葉になっているのだと思います。辛辣な言葉が飛んできますが、でもそれは不安の裏返しなんですよね。10年前の自分だったらそこまで考えは及んでいないと思います。

シビアに対応することも、依存を生まないためには必要なことです。
ですが、福祉職・ソーシャルワーカーの姿としては、寄り添う姿勢なんだと思います。技術も大事ですし、技術がなければダメだと思います。しかし「当事者の思い」というものを汲まなければ、その人がいま何を必要としているのかというのを見誤ってしまう可能性もあります。サービスを確実に提供するのは当たり前のことですが、それ以上に当事者の不安な気持ちを和らげていくことも必要です。それが「怒り」という感情であっても、感情的にならずに冷静になることが必要で、それを聞きわけることで「怒り」の裏側が見えるのかもしれません。これは不安になった人に対応する電話でも同じこと。これも今日の話ですが、デイケアに参加していた利用者さんが幻聴に悩まされたけど、デイケアのスタッフには話せなかったとのこと。理由を聞くと、聞いてくれる姿勢を感じられず、話したくないとのこと。そういったことは、自分が相手だから話せるとのこと。結局これも、いかに寄り添っているかだと思います。

自分も今の仕事の在り方で思うところがありますが、みんな不安なんです。
でも自分が「できません」というのは、許されないこと。できないのであれば、ちゃんと次につなぐこと。次につながずに「できません」というのは、「やっていません」と同じこと。自分がソーシャルワーカーとしてあるべき姿と思っているのは、専門性を掲げる前に「ジェネリック・ソーシャルワーカー」であること。医療でいえば「プライマリー・ケア」を担当できる立場になること。高齢者や障害者、子ども家庭など、それぞれの専門性を持つのは「スペシフィック・ソーシャルワーカー」であると考えており、もちろん自分もその役割が求められています。しかしどのような入り口にも対応できるだけの力は必要と考えており、それが普遍的に対応できる「ジェネリック・ソーシャルワーカー」であると思います。ジェネリック・ソーシャルワーカーを名乗るのであれば、「できません」ということは許されず、一定の道筋をつけたうえでそれぞれの専門に引き渡すことであると思います。なので、今のケースは一定の道筋をつけるまでは関わりを続け、軌道に乗ったところでフェードアウトできればいいな、と思っています。

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