他では通報が
Yahooニュース「<障害者施設>「理事長が入所者虐待」元職員が通報…千葉」
千葉県南房総市白浜町の精神障害者施設の女性入所者(50)が、施設を運営する社会福祉法人の理事長(70)から虐待を受けていると元職員が1日、同市障害者虐待防止センターに通報した。同日から施行された障害者虐待防止法に基づく通報で、入所者は千葉県警館山署にも既に被害届を提出している。同市から連絡を受けた県は、近く施設の立ち入り調査をする。
【虐待の発見者に通報を義務づけ】障害者虐待:通報義務、10月1日に防止法施行
市や施設関係者によると、9月初め、女性入所者の腕などに殴られたようなあざがあるのを職員が発見。市内の病院で、両腕や右足などに打撲が確認され、全治約10日と診断された。病院は「虐待の疑いがある」としてそのまま女性を入院させた。
理事長側は施設に戻るよう説得を試みたが、病院側は面会を認めていない。
元職員は「施設内で虐待を受けているのは彼女だけではない。入所者の多くが生活保護受給者で、逃げ出すことができない。障害者の弱みにつけ込んだ行為で許せない」と訴えている。
同法人は東京都や栃木県などで複数の障害者施設などを運営。同ホームは昨年3月に開設され、現在約10人の入所者が暮らす。
◇受けた暴力をメモに残す
一般に障害者への虐待事件は、障害者の証言の信用性が問題となるケースが少なくないが、虐待を受け、現在は入院中の女性が残した暴力行為を記録したメモを毎日新聞は入手した。
心配した周囲の勧めで入所者が手帳サイズのメモ用紙に、理事長から受けた計6回の暴行の内容を鉛筆で書き込んでいた。
「顔たたかれた」 「8月12日午前11時30分 顔・おなかをたたかれ、けられました」「8月14日午後19時30分 カラオケ屋で顔に水をかけられ、顔をたたかれました。午後22時 まごの手で顔と右耳をたたかれました」「8月20日午後22時 ひじでわきばらを、ぶたれました」などと記載されていた。
施設関係者は他の入所者を含め理事長の暴力は日常的だったと証言。昨年3月の開所以来1年半で、この施設の全職員5人中、延べ7人が退職しているという。
理事長は「虐待は全くの事実無根。私が本人に会って話せば施設に戻ると思う」と話している。(毎日新聞、一部改編)
幸いにも自分のところには今日も通報は入りませんでした。
しかし他の自治体では昨日の法施行にあわせて通報されたケースが出たみたいです。
障害者虐待防止法については、日を改めて書こうと思います。
今回の通報者は元職員。まさに法律を知っての行動でしょう。「元職員」とのことなので今は関わっていないと思いますが、いわゆる「内部通報」に近い形です。今回は事実が認められれば身体的虐待で、県の監査が入ることになるでしょう。
まだまだこれは氷山の一角・・・とは言いたくありません。
でも実際のところは他にもあると思います。日を追うにつれ障害者虐待の報道が増えることを、正直懸念しております。
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