2015年3月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック

思ひ出アルバム

  • 卒業式が終わって・・・
    以前HPで行っていた「todya's photo」の写真や「御岳写真館」で使用していた写真を再び復活させるべく、「思ひ出アルバム」として随時更新していきたいと思います。また最近の写真でも「思ひ出」となるものについては、ここに納められていくことになるでしょう。

« 人気のプログラム | トップページ | 面倒な感じ »

2012.07.18

理想と現実

今日はケースカンファレンス。保護者の方に来ていただいての実施でした。
まぁある程度想定していた部分はありましたが、「そこまで言うか」という感じでした。

ケースカンファレンスの対象は、この前書いた利用者さん。
前回のカンファレンスの中で方向性をつけ、それを提示するのが今回の目的。と、もう1つは保護者のガス抜き。結局のところはガス抜きだけが目立ってしまった感じになりました。

ただ正直なところ、「理想と現実」を見ようよ、という気持ちです。
保護者の方は分野違いの同業者。だからこそ色々と思いが強かったりするのかもしれませんが、保護者の方の主張は少し理想に走りすぎているかな・・・と感じています。もちろん感じたのは自分だけでなく、今日のカンファレンスに参加した関係者全員が思ったこと。

発達障害の理解は、ようやくここ最近注目されてきたこと。
その中で「周囲の環境が理解し、あわせていく社会にする」というのが現在の「理念」として掲げられていると思います。しかしこれはあくまで「理念」であって、現実の社会はそうとは言えません。だからこそ、その社会の中でいかに物事の「やりくり」をしていき技術を身に着けていくか、というのも必要なことではないかと思います。

しかし保護者の方は、理念のみの主張。
もちろん同業者としての考えであったり、親としての思いがあるのもわかります。ただどこかで「折り合い」をつけなければ、話は平行線のままになってしまうと思います。今日のカンファレンスの中で1つ気になったのは、社会資源を紹介したときの保護者の反応。保護者の方が「本人が変わらなきゃいけないのか」という投げかけに対して、保健師さんが「周りが本人に合わせるのを待つよりも、社会資源を活用することの方が現実的ではありませんか」という返答をすると、「それはおかしい」と言った内容の発言。

いや、理念や理想はわかります。おっしゃることは正論です。
ですが、現実を見たときに「社会が変わらないからダメなんだ」という方向に進んでしまうと、結局のところ支援の中身がブレてしまうと思うのです。若干保護者の方も熱くなっている様子があったので油を注ぐようなことはしませんでしたが、自分としても言いたい部分はそれなりにありました。何かを治すとか合わせていくとか、そんなことを問題にはしていません。根本にあるのは「どうすれば、社会の中で生活をしやすくしていくか」というところだと思います。理想ばっかり捉えてしまっては絵に描いた餅、そこを目指していくのであれば、一機関に所属しているソーシャルワーカーとしての支援は限界があります。理想を目指すならそれはソーシャルアクションであり、今やっているのはケースワークです。ソーシャルアクションも重要な援助技術の1つでありますが、今求められている役割はそれではないはずです。それが納得できない、というのであれば、支援機関としては「手を引く」というのも選択肢の1つでしょう。

「今まではまわりの理解があって・・・」と話していましたが、実は周りも苦労しているんです。事実、普通学級に通っている時にも担任の先生から保健所に相談があり、どう対応すればいいかの助言を受けての対応をしたから「理解ある環境」が整っていたわけであり、それは自然に作ったものではありません。自分が受けた相談ではなかったのでその部分は話しませんでしたが、少しクールダウンしたところで地道に自分からも話してみようかな・・・と考えています。「保護者は変わらないよ」という意見が大半ですが、その点を理解しつつ「腹を割った話」ができるようにしていきたい、というのが今日のカンファレンスの中での自分の気持ちです。

理想と現実、誰もが折り合いをつけて生活しているのが事実。
事実をありのままに受け止めてもらえると、もう少し話がスムーズに行くのだと思いますが。

« 人気のプログラム | トップページ | 面倒な感じ »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/7355/55227244

この記事へのトラックバック一覧です: 理想と現実:

« 人気のプログラム | トップページ | 面倒な感じ »

このblogは?


  • お仕事のことや自分のココロのこと・・・など、その日その日の「気持ち」を映し出すMitakeのつぶやき。「つぶやき」でありながら、その時々の気持ちを表している、いわば「ココロの鏡」でもあります。

    カテゴリーわけについて

My site

  • Mitakeの「後は野となれ山となれ」
    アメブロに開設した、第2のblog。
    でもここはゆる~くやっています・・・(^^♪
  • 「Web diary」過去ログ
    2001年の3月から2004年の3月まで、約3年間にわたって更新していた「Web diary」の内容の過去ログ。
  • HDFのつぶやき
    Mitake’s motherのblog。
    ただし、Powered by Mitake。(笑)
  • 御岳の山
    ここが(元)本家。現在は更新停止中です。

ご紹介ページ

  • 障害福祉~かざぐるま~
    まろくんさんのblog。
    知的障害者施設にて勤務経験あり。当事者の立場からの意見も豊富。
  • welfare-net21ブログ
    私も参加しているwelfare-net21の公式blog。
  • UTU-NET パニック障害教室
    自分自身が今抱えている障害です。
    紹介されている症例とは自分の場合は違いますが、「パニック障害」と言う定義には合致しています。少しでも「パニック障害」のことを理解してもらえれば・・・

by blog Pitatto!
無料ブログはココログ