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2012.07.06

支援者同士のつながり

非常に慌ただしい中で個別支援会議を設定してしまった自分。
本当に慌ただしくなってしまった状態。まぁ今回は関係者が集まれる時間で設定をしたので、半分は致し方ない部分もあったけど、いやぁ大変だった。

個別支援会議のテーマは、最近このblogに登場している利用者さん。
今回は新たに保健所の保健師さんにも加わっていただいての個別支援会議。先日の発達障害者支援センターでの経過を経ての内容で、その方向性について検討をしました。結果は治療的取り組みのグループを紹介することに。今後は親御さんとの日程調整をすることに。

結論はこんな短く書いていますが、内容は1時間半にわたりました。
やはり「発達障害」であるが故の難しさというのが非常に大きく、今までの経緯を確認しながらどのようなアプローチが考えられるかというのを考えました。でもここまでたどり着くには、本当に長い時間がかかっています。

今回の件を通じて、1つ忘れてはならない部分というのを感じました。
それは支援者間のつながりというもの。今回のケースのとっかかりになったのは「作業所を辞めてしまった」というところにあるのですが、実際の問題はもっと早いもので、この利用者さんが中学生の時まで遡ってのことになります。まだその頃は今みたいに「発達障害」というものに対しての認識が低く、法的にも制度的にも非常に乏しい時代でした。今でもまだ十分とは言えませんが、しかし発達障害というものに対しての関心は広まりつつあるのかな、と思います。

その中で孤軍奮闘してきたのが、作業所。
本当に作業所さんには難しい状況をやりくりしていただいたと思っていますし、ものすごく大変だったと思います。で、今回自分のところにつながったのは「地域の機関」というものがあったからできたもの。これがもし他の市区町村であったら、ここまで状況の変化は期待できなかったかもしれません。

その裏付けを話すには、「地域活動支援センター」というものについての理解が必要です。
「地域活動支援センター」は障害者自立支援法に基づいて設置されたもので、これは精神保健福祉法で定められていた「精神障害者地域生活支援センター」が自立支援法によって根拠法が変わったものです。ですので今は精神障害者地域生活支援センターは法的には存在しません。ただ、その時の名残から「地域生活支援センター」と名乗っているところは、今も少なくありません。地域活動支援センターの前身が精神障害を対象としていた施設であったため、現在でも地域活動支援センターとなっているところでも、実際は精神障害の方を対象としているところが多いです。そんな中、うちの場合は精神障害だけでなく、3障害すべて(身体・知的・精神)を対象としているので、障害にかかわる相談であればすべて受けています。

話は戻りますが、今でも多くの施設が精神障害の方を主たる対象としているのに対し、うちの場合はすべての障害を対象にしています。そして利用者さんもうちの市区町村だったから地域活動支援センターとして、あるいは相談支援事業所として関わることができました。もし特定の障害だけを対象にしている市区町村であれば、今回のようにはいかなかったと思います。それは「対象者が支援対象でない」ということと、そのほかの障害に対するノウハウが乏しいことが挙げられると思います。

今回の場合はたまたま自分が「作業所の現状」というものを理解していたこと、そして自分自身も作業所・授産施設の職員として仕事をしたことがあったことも相談がつながった要素だと思います。作業所さんが孤軍奮闘してきたことは話を聞く限りでは容易に推測できますし、ものすごく大変だったと思います。また作業所としても問題が起きた時に、その問題の解決には1人で抱え込まざるを得ない状況でもあるのだと思います。事実、自分が授産施設の職員だった時も、多問題ケースの相談というのは市役所程度であり、必ずしも市役所が自分たちの期待になるアクションをするとは言えませんでした。結局施設としても地域の相談機関がないため、問題は丸抱えをせざるを得ないのだと思います。

正直自分はそんな大したことをしていないのですが、作業所さんからは感謝されています。
自分としては作業所さんの持っている情報をフル活用して次につなげることをしているだけのこと。ただ、作業所さんとしては「相談できる場所」があったことが一番助かったとのことで、自分たちは利用者さんだけを対象に見がちですが、実は利用者さんだけでなく地域の施設も拾っていかなければいけないのだと、今回の件で感じています。利用者さんの支援もさることながら、支援者同士のつながりであったり相互の支えあいというものも忘れてはならない視点であることを強く感じる一件です。

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