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思ひ出アルバム

  • 卒業式が終わって・・・
    以前HPで行っていた「todya's photo」の写真や「御岳写真館」で使用していた写真を再び復活させるべく、「思ひ出アルバム」として随時更新していきたいと思います。また最近の写真でも「思ひ出」となるものについては、ここに納められていくことになるでしょう。

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2012年7月

2012.07.25

周りの理解と、本人の対処

今日の午後に、急きょ面接をすることに。
これまた発達障害の本人からの面接。最初は別の職員を指名したけど、自分も関わりがあったことからその職員さんから「話を聞いてほしい」との依頼を受け、自分が担当。

まぁ一言で言ってしまえば、今の環境が耐えられないということ。
うーん、こんな相談、つい最近も受けているような・・・あ、そうそう、最近話題で挙げている発達障害の利用者さんのケースと非常によく似ています。経緯も似ている状態。

ただ決定的に違うのは、周りの理解と本人の行動。
最近話題になっている利用者さんの場合は、今までは何とか周りの理解があって、本人も折り合いをつけながらやってきたけど我慢できなかったというもの。それに対して今回は周りの理解がいまひとつで、本人の対処能力も育っていないために我慢できないというもの。これは今後に大きく変わります。

まぁ今日相談してきた本人も、別の施設に通所している人。
話を一通り聞いたのち、もう1回面接の予定を組んで終結させることに。あわせて本人が通所している施設にも連絡を入れ、対処の程をお願いすることに。うちでやるのも1つだけど、今いる施設のメンツを立てるためにも、とりあえずは自分は深くかかわらないようにすることに。

でも実際のところは、課題がいっぱいだと思います。
まず周りの理解。これは正直、難しいところだと思います。「メンツを立てる」と言いつつも、正直施設としての力はそんなに強くないかな・・・と感じています。箱モノだけは立派にできていますが、中身は果たしてどうなのか・・・と言ったところ。時代にずれた職員もいるみたいで、発達障害の理解という点では弱い気がします。

あと、本人の対処能力。
今の本人の対処力は極めて低い状態。自分に合わないと粗暴行動に出ることがある状態。これでは理解もへったくれもありません。もちろん発達障害は周囲の理解も大事なのですが、あわせて本人自身も現実の社会に対しての対処能力を求められるのであり、全部が全部周囲が合わせられる物ではありません。だから対処能力が必要であって、いかにその能力をつけられるかは、やはり施設でのトレーニングだと思います。この前の親御さんみたいに「周りが合わせて欲しい」と言っているだけでは、話は進みませんから。

様は歩み寄り、もっと言えば折り合いをつけることが、大事なんですけどね。
それがこの施設と本人ができるか・・・課題ですね。

2012.07.24

面倒な感じ

本来なら今日は公休日。でも出勤。
この前のような「研修」ではありません。でも、訳ありの出勤。

というのは、今日は会議があって自分が担当であるため、出勤しました。
面倒だな・・・と思いながらも、職場が会議場所だったため出席してきました。

今日の会議は、市役所喫茶コーナーの運営に関する会議。
で、自分は名前だけ「副会長」なので、必要な会議には出席することに。ちなみに、今年度から担当になったため、今日が初参加。でも、名前だけなので・・・

議題はいくつかあったけど、最後の協議でスタッフのことについて。
色々と契約上のことなどがあって、どうやって対応をしていくかについて・・・というのが内容。ただ・・・自分、正直なところちんぷんかんぷんでした。とりあえずわかったことは、当初想定していた従事者像ど実際の認識に乖離があるということ。あと、「補佐」する人の位置づけがあいまいとのこと。

1時間ぐらいで会議は終わるかなぁ・・・と思っていました、このことで1時間。
色々と話もあっち行ったりこっち行ったり・・・という感じ。挙句の果てには「今のような運営スタイルじゃないほうがよかった」との意見。
ハイ、そうなんですよ。でも関係ないところからの横やりが入って、今の状態になっているんです。発言した人はその経緯を知らないので簡単に言っちゃっていますが、経緯を知っている自分としては鼻で笑ってしまいましたね。

担当だからしょうがないけど・・・面倒な感じです。
今日は役員会だったのでこんなもんで済んだけど、定例会だともっと面倒なのかな、と感じた今日の会議。あーあ、やっぱ担当にならなきゃよかったなぁ・・・(*_*;

2012.07.18

理想と現実

今日はケースカンファレンス。保護者の方に来ていただいての実施でした。
まぁある程度想定していた部分はありましたが、「そこまで言うか」という感じでした。

ケースカンファレンスの対象は、この前書いた利用者さん。
前回のカンファレンスの中で方向性をつけ、それを提示するのが今回の目的。と、もう1つは保護者のガス抜き。結局のところはガス抜きだけが目立ってしまった感じになりました。

ただ正直なところ、「理想と現実」を見ようよ、という気持ちです。
保護者の方は分野違いの同業者。だからこそ色々と思いが強かったりするのかもしれませんが、保護者の方の主張は少し理想に走りすぎているかな・・・と感じています。もちろん感じたのは自分だけでなく、今日のカンファレンスに参加した関係者全員が思ったこと。

発達障害の理解は、ようやくここ最近注目されてきたこと。
その中で「周囲の環境が理解し、あわせていく社会にする」というのが現在の「理念」として掲げられていると思います。しかしこれはあくまで「理念」であって、現実の社会はそうとは言えません。だからこそ、その社会の中でいかに物事の「やりくり」をしていき技術を身に着けていくか、というのも必要なことではないかと思います。

しかし保護者の方は、理念のみの主張。
もちろん同業者としての考えであったり、親としての思いがあるのもわかります。ただどこかで「折り合い」をつけなければ、話は平行線のままになってしまうと思います。今日のカンファレンスの中で1つ気になったのは、社会資源を紹介したときの保護者の反応。保護者の方が「本人が変わらなきゃいけないのか」という投げかけに対して、保健師さんが「周りが本人に合わせるのを待つよりも、社会資源を活用することの方が現実的ではありませんか」という返答をすると、「それはおかしい」と言った内容の発言。

いや、理念や理想はわかります。おっしゃることは正論です。
ですが、現実を見たときに「社会が変わらないからダメなんだ」という方向に進んでしまうと、結局のところ支援の中身がブレてしまうと思うのです。若干保護者の方も熱くなっている様子があったので油を注ぐようなことはしませんでしたが、自分としても言いたい部分はそれなりにありました。何かを治すとか合わせていくとか、そんなことを問題にはしていません。根本にあるのは「どうすれば、社会の中で生活をしやすくしていくか」というところだと思います。理想ばっかり捉えてしまっては絵に描いた餅、そこを目指していくのであれば、一機関に所属しているソーシャルワーカーとしての支援は限界があります。理想を目指すならそれはソーシャルアクションであり、今やっているのはケースワークです。ソーシャルアクションも重要な援助技術の1つでありますが、今求められている役割はそれではないはずです。それが納得できない、というのであれば、支援機関としては「手を引く」というのも選択肢の1つでしょう。

「今まではまわりの理解があって・・・」と話していましたが、実は周りも苦労しているんです。事実、普通学級に通っている時にも担任の先生から保健所に相談があり、どう対応すればいいかの助言を受けての対応をしたから「理解ある環境」が整っていたわけであり、それは自然に作ったものではありません。自分が受けた相談ではなかったのでその部分は話しませんでしたが、少しクールダウンしたところで地道に自分からも話してみようかな・・・と考えています。「保護者は変わらないよ」という意見が大半ですが、その点を理解しつつ「腹を割った話」ができるようにしていきたい、というのが今日のカンファレンスの中での自分の気持ちです。

理想と現実、誰もが折り合いをつけて生活しているのが事実。
事実をありのままに受け止めてもらえると、もう少し話がスムーズに行くのだと思いますが。

2012.07.14

人気のプログラム

仕事のことを書くと、相談のことや作業のことばかり書いています。
が、実はそれだけでなく、「プログラム」というのも行っています。

まぁ一言で言えば「イベント」ですね。
イベントにも定例のイベントと単発のイベントがあり、明後日の海の日には単発のイベントがあります。

プログラムによっても参加者の多いプログラムと少ないプログラム、来る人が決まっているプログラムとそうでないプログラムがあります。今日実施した「カラオケ」は自分が担当しており、人気のあるプログラム。今日もたくさんの人が来ました。

カラオケのプログラムは去年の7月から開始し、今では月2回実施。
参加者のニーズによって実施の方法も変わっているけど、ここ最近多いのは知的障害の利用者さんが多くなっていること。今日も新しく2人が参加。今は障害の種別関係なく、みんな一緒にやっています。

ただ、実際に担当するのは自分であって、これ以上増えると要検討。
知的の人が増えるのも構わないけど、前提として「会話のキャッチボールが成り立つ」というがあるのも事実。少なくとも歌いたい曲を言ってもらわないと、何を選べばいいのかわかりません。幸いなことに今現在はそれができる状態なので、多少人数が多くても何とかなっています。

でも1人で20人以上をさばくことになると・・・これは、かなり大変です。
人気があることはいいことなのですが、多くなればなったで次の策を考えなければならないので、大変です。

ちなみに・・・人気のないプログラムも自分が担当していますけどね。
あんまりDVDは見ないのかなぁ・・・

2012.07.11

久しぶりに・・・

当たりました
Img_0056

どれくらいぶりでしょうか・・・間違えなく200日以上は経ってます。
でも100円って・・・なんか寂しいです、ハイ。

スミマセン、今日は全然脈絡のない話題で・・・(^^ゞ

2012.07.10

久しぶりに、外へ

本来ならば公休日なのですが、出勤。
いや、出勤ではなく、お外にお出かけですね。

今日・明日と研修。1年ぶりでしょうか。
去年は新しく引っ越したばっかりであったことと精神保健福祉士の取得のために研修に出ることはありませんでした。ですので、本当に久しぶりの研修。

で、今回の研修は自ら望んで選んだ研修。
内容は精神保健分野に携わって3年未満の職員を対象にしていたので、自分が出ても問題ないものでした。ただ、自分の中で本当に基礎的なことがまだまだだな・・・という感覚を持っていたので、もう一度ちゃんと勉強をする意味で研修に参加しました。

今日の研修は精神障害に関してのこと。明日はその現状と支援について。
どちらか片方だけの参加でもよかったのですが、たまには外の空気を吸わないと新陳代謝ができないので、両方とも受けることにしています。さすがにオネムは来てしまいましたが、自分にとっては意味のある研修だったかな、と思います。

残る研修はあと1日。明日もなるべく寝ないように・・・(^^ゞ

2012.07.06

支援者同士のつながり

非常に慌ただしい中で個別支援会議を設定してしまった自分。
本当に慌ただしくなってしまった状態。まぁ今回は関係者が集まれる時間で設定をしたので、半分は致し方ない部分もあったけど、いやぁ大変だった。

個別支援会議のテーマは、最近このblogに登場している利用者さん。
今回は新たに保健所の保健師さんにも加わっていただいての個別支援会議。先日の発達障害者支援センターでの経過を経ての内容で、その方向性について検討をしました。結果は治療的取り組みのグループを紹介することに。今後は親御さんとの日程調整をすることに。

結論はこんな短く書いていますが、内容は1時間半にわたりました。
やはり「発達障害」であるが故の難しさというのが非常に大きく、今までの経緯を確認しながらどのようなアプローチが考えられるかというのを考えました。でもここまでたどり着くには、本当に長い時間がかかっています。

今回の件を通じて、1つ忘れてはならない部分というのを感じました。
それは支援者間のつながりというもの。今回のケースのとっかかりになったのは「作業所を辞めてしまった」というところにあるのですが、実際の問題はもっと早いもので、この利用者さんが中学生の時まで遡ってのことになります。まだその頃は今みたいに「発達障害」というものに対しての認識が低く、法的にも制度的にも非常に乏しい時代でした。今でもまだ十分とは言えませんが、しかし発達障害というものに対しての関心は広まりつつあるのかな、と思います。

その中で孤軍奮闘してきたのが、作業所。
本当に作業所さんには難しい状況をやりくりしていただいたと思っていますし、ものすごく大変だったと思います。で、今回自分のところにつながったのは「地域の機関」というものがあったからできたもの。これがもし他の市区町村であったら、ここまで状況の変化は期待できなかったかもしれません。

その裏付けを話すには、「地域活動支援センター」というものについての理解が必要です。
「地域活動支援センター」は障害者自立支援法に基づいて設置されたもので、これは精神保健福祉法で定められていた「精神障害者地域生活支援センター」が自立支援法によって根拠法が変わったものです。ですので今は精神障害者地域生活支援センターは法的には存在しません。ただ、その時の名残から「地域生活支援センター」と名乗っているところは、今も少なくありません。地域活動支援センターの前身が精神障害を対象としていた施設であったため、現在でも地域活動支援センターとなっているところでも、実際は精神障害の方を対象としているところが多いです。そんな中、うちの場合は精神障害だけでなく、3障害すべて(身体・知的・精神)を対象としているので、障害にかかわる相談であればすべて受けています。

話は戻りますが、今でも多くの施設が精神障害の方を主たる対象としているのに対し、うちの場合はすべての障害を対象にしています。そして利用者さんもうちの市区町村だったから地域活動支援センターとして、あるいは相談支援事業所として関わることができました。もし特定の障害だけを対象にしている市区町村であれば、今回のようにはいかなかったと思います。それは「対象者が支援対象でない」ということと、そのほかの障害に対するノウハウが乏しいことが挙げられると思います。

今回の場合はたまたま自分が「作業所の現状」というものを理解していたこと、そして自分自身も作業所・授産施設の職員として仕事をしたことがあったことも相談がつながった要素だと思います。作業所さんが孤軍奮闘してきたことは話を聞く限りでは容易に推測できますし、ものすごく大変だったと思います。また作業所としても問題が起きた時に、その問題の解決には1人で抱え込まざるを得ない状況でもあるのだと思います。事実、自分が授産施設の職員だった時も、多問題ケースの相談というのは市役所程度であり、必ずしも市役所が自分たちの期待になるアクションをするとは言えませんでした。結局施設としても地域の相談機関がないため、問題は丸抱えをせざるを得ないのだと思います。

正直自分はそんな大したことをしていないのですが、作業所さんからは感謝されています。
自分としては作業所さんの持っている情報をフル活用して次につなげることをしているだけのこと。ただ、作業所さんとしては「相談できる場所」があったことが一番助かったとのことで、自分たちは利用者さんだけを対象に見がちですが、実は利用者さんだけでなく地域の施設も拾っていかなければいけないのだと、今回の件で感じています。利用者さんの支援もさることながら、支援者同士のつながりであったり相互の支えあいというものも忘れてはならない視点であることを強く感じる一件です。

2012.07.04

こっちの方がいいや

今日は午後に少しだけ子どもの対応をすることに。
本来は放課後学童を担当する人が見るけど、たまたまその時間は不在の時間。そのため「つなぎ」としてセンターのスタッフが対応。自分は電話応対で一時的に交代。

対応したのは、男の子。
最初はラケットでゲームをしていたけど、そのうちにビーチボールで当てっこをするようになり、それがエスカレートして「戦闘中」の「忍!」と言って遊ぶと、男の子も「あ、知ってる!」と良い反応。お互いにボールを持ちながらスキを狙いながら当てあうことに。

対応時間は、およそ5分程度。
でもぶっちゃけ・・・楽しいです。本来の仕事よりこっちの仕事の方が全然楽しい。自分でよければいくらでも相手するよ、と言うくらい。

まぁ体力問題は別として、自分も慣れてるというのがあります。
月に1回は障害児のボランティアに行って一緒に遊ぶことをしているし、去年までの自分が関わっていた子どもに比べれば、全然障害の程度としては軽いです。いや、軽いというか、やり易いんですよね。まだ小学生だから、色々と導入がスムーズなんですよね。何しろ子どもたちは遊びが上手。だからそれに自分たちがうまく関われば、子どもにとっては楽しい場所。始まってもうすぐ1か月になるけど、子どもたちから「楽しい!」という反応があるということは、現場で関わってくださっているスタッフの方がうまく関わりを作れていることなのだと思います。

それにしても、こっちの方が全然楽しい。
やっぱり自分は黙々と事務をやっているだけじゃガマンできないんだな、と感じます。相談を含めた事務的な仕事だけじゃなく、アクティブな部分があって自分は成り立っているんだな、と改めて実感。
それとも・・・仕事の内容、変えたほうがいい?

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