子ども<親
今日の午後はリハビリ。もちろん自分が担当。
ただ今日はそれに関連しての登録面接が1件あり、担当することに。
登録者は中学生。というより、半分親の気持ちの方がある感じ。
まだ手帳などは取得していないものの、知的障害の可能性がある子。でも実際のところは子どもよりも親御さんの方が気持ちが先行している状態で、とにかくあるものに関わりたいというもの。リハビリも登録面接前の事前相談では必要ないかな・・・と思ったけど親御さんが強く希望をしたため、今日のリハビリに組み込むことに。
実際に本人に会って自分も観察。
ちゃんと自分の名前も言えるし、5文字の名字も復唱可能。リハビリでも動きには特段問題はなく、でも何となく何か引っかかるかなと言ったところ。当然リハビリの継続必要性はなかったものの、「リハビリ」ではなく「本人とのかかわり」という点で集団リハの参加を案内。本人にも感想を聞いたら「楽しかった」とのことで、本人が嫌になっていないことと負担になっていないことから、参加することも一定の意味があるかな、と判断。
ただ実際のところは親御さんのサポートの色合いがあるかも。
普通のセンター利用では中学生相当の利用はほとんどないけど、リハビリであれば比較的年の近い子も参加。さらに親御さんが同伴であるため、障害の種別は違えど同じ親としての思いに関しては共有できたり、あるいは孤立防止にも効果があるとの考えで、そのきっかけが「リハビリ」ということで作ることに。
本人の支援ももちろんですが、親御さんの支援も大事なところ。
別に本人はここに来なくても問題はないけど、親御さんを支援していくことも同じくらい大事。かと言って闇雲に情報だけを提供しても本来必要なところに対してピンポイントに集中することができなくなってしまう可能性もあるため、情報は徐々に小出しにしながら家族支援を展開していくことが、このケースでは必要なんです。子どもの登録はあくまで表面上の登録。実際は親御さんの登録みたいなものですが、そういうケースは今回だけでなく色々と他にもありますからね。
まぁ本人が来たときは、自分の息抜きと思ってたくさん遊ぼうと思います。
Wiiなんかやったら、ハマっちゃうかな?
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