甘いのか、断つべきか
とりあえず、無事に今日のイベントは終わりました。
でもイベントが始まる前に、ちょっと出来事がありましたが・・・
その出来事は飛び入り参加。
基本的に当日の飛び入りはお断りだけど、申し込んでいた人がキャンセルになることもあるため、状況によっては臨機応変に対応は可能。しかし人によってはお断り・・・という人もいます。
それが、今日の利用者さん。
ほぼ毎日センターに来ており、日程確認でも「当日は受け付けられません」と前もって言っているにもかかわらず、強固に参加を要求。普段の状態であれば「ダメです」とお断り。もちろん今日も断ることを前提にしていました。
しかし・・・断ったら断ったでその後の対処がどうなのかな、という状態でもありました。
今のこの利用者さんはかなり体調が悪い状態で、本来であればセンターに来ないで欲しい利用者さん。その理由は、他の人をトラブルに巻き込む状態であったため。本人の体調が悪くなればなるほど、自分の病識理解は困難になっており、極論を言えば入院して治療した方が望ましいケース。ただ、この利用者さんの場合は入院しても処遇に不満を持ちすぐに退院してしまい、じっとしていることも難しい人。じっとしている・・・というか、1人できるということができない状態。1人になると不安が増強してさらに落ち着かなくなってしまう状態。
非常に対応は悩みました。本人は泣き落としの状態。
個人的なスタンスとしては本人の状況から参加は適切ではないと考えていたため「ダメ」と言い切りたかったけど、仮に突っぱねたとした時本人の状況がどうなるのかということを考えた時、逆に悪い方向に転がってしまうのかな・・・とも考えることに。一度認めちゃったらダダすべり的に続いてしまう可能性があるけど、認めなかったら今度は他の人を巻き込んでしまう可能性もあり、今日の職員配置の状況を考えると、決して適切ではないけど条件を付けて参加させた方が全体として最小限の影響にとどめることができるのかな・・・との判断で、特別に認めることに。
いや、正直対応は難しいです。
その人個人だけではなく、全体のパワーバランスも考えて対応する必要もあったのでギリギリの対応です。もう少し職員がいれば断って別の対応があったかもしれないけど、今日の職員体制では受けて職員サポートがリスクの最小化につながるかな・・・との考えでしたが、うーん・・・やっぱり本人を参加させなかった方がよかったのかなと今でも考えています。今後のこともあるので、もう少し議論の必要がありそうです。
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