思い通りにいかないもの
今日は作業場での仕事。
久しぶりに自分も作業場ならではの仕事をした感じです。
それは「パーラービーズ」の箱作りの試作。
利用者さんの想像力がどんどん広がり、大判サイズの作品まで出てきたビーズ。ただ、正直なところ大判サイズはそんなに売れるようなものではないんですねぇ。小さいサイズならコースターなどで販売できるんですが、大判になってしまうと、材料費がかかる割に販路はないんですよね。「鍋敷き」って声も聞こえそうですが、何しろビーズはアイロンで溶かしているので・・・高温の鍋の下になんか置いてしまったら、溶けてしまいます。
そこで自分が考えたのが、大判を蓋と底にして箱を作ること。
そのために部品作りの試作に取りかかりました。最初はイメージを作って組み合わせてテグスを使って結束。何となくイメージができたところで、再度試作。今度は実際に組み立てるイメージで作成。
しかし実際にアイロンを当てると・・・なかなかうまくいかない。
ビーズはバラバラになってしまって修復に時間を費やし、いざできたと思ったらそれほど高さはできなかったり・・・
うーん、頭の中でイメージしているのと実際とでは、だいぶ違いますね。
これからも試行錯誤を繰り返していきますが、実際にどのような形にすれば利用者さんも取り組める形になるのか。自分だけができても意味はなく、実際に作る利用者さんができるような形で提供できなければならないため、箱を作るのはだいぶ先の話になりそうです。
でも・・・懲りずに普通サイズで作ろうと思っている自分がいるのも事実。
まぁこういったものは、失敗の繰り返しが必要なんですけどね。
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