研修5日目
初任者研修、5日目。今日と明日は、演習。
事前課題も一応用意して行ったけど・・・あんまり使わなかったなぁ。
それにしても実際に演習をやってみて、今回は「難しいなぁ・・・」と感じました。
ちょっと前・・・障害者福祉に支援費制度が導入されていたとき、自分が利用者さんの「個別支援計画」を立てており、自分は見よう見まねで「何ができたらいいか」との思いで作っていました。
時代は変わり、障害者自立支援法。
その中で出てきたのが、介護保険の分野でも使われている「ケアマネジメント」。言葉は知っているし、ケアマネジメント自体は社会福祉援助技術論の中で援助技法の1つとして勉強はしているけど、実際にケアマネジメントをやってみろと言うと、これが結構難しい。もちろん今回の研修の大きな柱の1つはケアマネジメントであり、その基本的なことを身につけるのか今回の目的の1つ。だから最初からケアマネジメントができなくて当たり前と言えばそうなのかもしれないけど、事例を基にケアマネジメントをやって行くことに、みんなつまづくことに。
何につまづくかって、「当事者のニーズ」を出すこと。
その前に出すものとして「本人の長所・強み」を見つけ出すこともあったけど、出てくるのは多くの事例では一般的ともいわれること。そこでまとめ役の人が「この人特有のことって何だろう」と働き掛けられて方向転換をする感じ。自分を含め今日のグループは比較的年齢層が若い人が集まったため、また「精神障害って?」という部分もあったので、どうしても硬直化した感じに。そういう自分も何を言えばいいのか分からず、意見というか思いやみんながわかっているであろう考え方を確認するための発言しかできず、ケアマネジメントに結び付くようなことができたのかは疑問符。
ケアマネジメント以前の段階でつまづいてしまった状態。
もちろん今回は研修だし、ケアプランを作ることが目的ではないとのこと。狙いはケアマネジメントの理念やあり方など、本当に基本的なことの理解がポイントになっているので、課題ができた・できないはここでは問われていない状態。でも実際の現場でいざケアマネジメントを実践するとなったとき、果たして「当事者の思い」をうまく組み取ることができるかは、不安を感じました。
何はともあれ、初任者研修は明日が最後。がんばりますか・・・(^^♪
この記事へのコメントは終了しました。
コメント