やっぱり、好かれ顔?
今日は午前中に同行支援。
ショート(ステイ)の施設を見に行きたいとのことで、自分が運転手となって市内の施設に行くことに。
まぁ「同行」と言っても、自分は何にもしてない。ホントに一緒に行っただけ。
自分は今回のケースには全くのノータッチ。その分、自分以外の職員が携わっているケースなので、会え絵自分が出る幕でもない、というのが実際。ホントに「足」として行っただけのことです。
ただ、最初の施設ではちょっとした出来事が。
施設の責任者の人(理事長)が来て、普段は利用者さんの多目的室として使っているところで面談を実施。すると「こだわり」と言うほどではないけど知的障害があると思われる利用者さんが部屋に入ってきて「将棋やろう」とのこと。理事長は「今はここに来てはいけないのよ」と諭すものの、「将棋やろう」とのこと。
で、誰がターゲットになったかというと・・・自分。
自分の目の前に来て「お兄さん、将棋やろう」とのこと。別に自分はこういった場面は何度も経験しており、特別驚くことでもなく、もっと言えばごくごく普通のこと。でも向こうの職員さんは必至で止めている状態。理事長も何度か話をしたり、あるいは気を別のところにそらそうとしている状態。一旦は退出したものの、再び自分のところにやってきて「将棋やろう」とのこと。
うーん、個人的には全然自分がつきあってもよかったんですよね。
時間の許す限りなら全然やっても構わなかったし、彼が納得するように向けてもよかったんですけどね。ただあくまでこの施設でのやり方というものもあり、安易に自分が対応してしまうのも一貫性を乱してしまうかなとも。さらに自分の大義は「同行支援」なので、基本的には自分が離れてはいけない状態。そんなこともあってその場ではにこやかに黙って、表情で語るのがやっと。
でも・・・こうやって自分のところに来るのを見ると、亡き理事長の言葉を思い出します。
すべては「キミは利用者に親しまれそうな顔をしているね」の一言で始まった福祉の道。今回の環境で男が自分だけだったと言うのもあるかもしれないけど、こういったことがあると必ずと言っていいほど自分の頭の中をよぎる、理事長の言葉。その言葉を思い出すたびに「自分はこの世界の人間なのかな・・・」とつくづく感じます。
(でも今日同行したこの施設で働くのは・・・・うーん、ちょっとゴメンナサイかな。)
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