基本は、受け止めて、そして向かい合って
いやぁ、ホント仕事したくないですね。
いきなり愚痴モードですが、明後日までに宿泊の素案を見直すことに。時間はありませんが・・・さすがに今日の職員会議の説明で疲れてしまい、とてもじゃないけど自宅でやろうという気が起きなくなってしまったので、明日残業して何とか全体に説明できる形にしていきたいと思います。まだまだ壁はたくさんありますが・・・何とかしないと。
でもこういう忙しいときにこと、自分の時間を持てるのはいいことですね。
先週はお休みだった手話も今日から再開。手話を勉強している時間は完全に仕事のことを忘れられる時間。笑いながら勉強する手話、今では自分にとって大切な時間ですね。
そんな手話でも今日の「私の趣味は?」でblogをやっていることを話したので、あんまり愚痴モードではいけませんね。
まずそんなに自分のblogを見ようと思う人は少ないと思うのですが、もし見たときに「愚痴しか書いてないじゃん」って突っ込まれるのも、ショッパイと言われるのも何なので、たまにはちゃんとしたこと(?)も書こうかな、と思います。
ルーキー支援、今回が2回目。
ここ最近はホント幅広く利用者さんの支援をさせていただいていますが、やっぱり「若い力」にはどうしても押されるような状態になってきています。まぁこの施設が比較的障害の程度が重い人が中心になっているので「投げ方」の違いというのもあるのかもしえませんが、今日担当した利用者さんも「投げ方」を帰る利用者さんの1人です。
このblogでも何度も言っていますが。基本的な支援の在り方はどんな利用者さんでも同じだと思います。
ただ同じボールを投げるにしても、直球で投げて行ける人がいれば、変化球で攻める人もおり、また中にはスローボールでゆっくりと打ち取っていくことも必要な時があります。それは利用者さんの「個性」を見ながら、この利用者さんならこの方法でできるかな、と考えながらやっています。今日の利用者さんはどちらかと言えば「変化球のスローボール」といった感じでしょうか。
この利用者さん、施設の中では「能力が高い」と評されている利用者さん。
ただ「お節介さん」なので、他者との関係でうまくいかない部分もある人。時には利用者さんを挑発することもあり、支援の方法について結構苦慮する利用者さんの1人。もちろんどの利用者さんも「この支援の方法でいいのか」という反省を常にしていますが、この利用者さんは今年入ったばかりなので、支援計画も手探りの状態。日々ミーティングの中でどのような支援をしていけばいいのかを考えたりしています。
そんな中で自分が見出しているのは、支援の基本でもある「受容」。
どんなことでも、利用者さんの存在をすべて受け止めてあげること。「すべて」というのは利用者さんの存在もさることながら、言動や会話などあらゆるところで一度受けてあげること。良く言えば社交的、悪く言えばうるさいのですが、そんな利用者さんでも話しかけてきたらとりあえずは受け止める。そのうえでそのことに対してさまざまな評価をしていく。その中には認められない行動も含まれたりする。でもその場から逃がすことなくその存在や行為を受け止めて、そして面と向かって対峙して話していくことも必要。どんなことに関しても真正面から受ける心構えがなければ支援者としてはダメかな、と思ったりしています。
時にはバカ見たいなことを言いながら、お遊び半分の支援をするときも。
でも気持ちはいつも利用者さんと真剣勝負、利用者さんと真正面から向き合っています。適度な余裕を持ちながら、やるときはやる・・・これが今の自分の支援スタイルかもしれません。
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