うーん、このネタを書いてしまうのは自分的にはまだ時期尚早かな、と思っているのですが・・・
でも職員にはオープンになったので、今日のネタもあんまり見つからないことから、打ち明けることにします。
まず・・・私、今月いっぱいで現在の職場(作業所)を退職することになりました。
さかのぼること、今月の最初、ちょうど2回目の宿泊実習の時です。
宿に到着してひと段落・・・と思いきや、ケータイに電話が。発信先は、東京。自分の中では「今日は来ないで・・・」と思っていたのですが、来てしまったので電話に出るしかありません。電話の相手は、面接を受けた事業所から。そこで色々と条件が提示されたけど、当然今の状態ではすぐに返答できる状態ではないので、「少し考えさせてください」との返事。
でも心の中では半分は気持ちが固まっていました。
その証拠に、帰京した翌日の帰り、係長に退職の内諾を申し出ました。「考える」と言いながらも、自分のステップアップのために・・・と思い、答えは出していました。ただ、内心決めていても不安な部分があったので、その部分の解消をするために通院している精神科とハローワークに相談に行きました。特にハローワークでは一般求人の窓口ではなく、障害者窓口で紹介などを受けているため、詰めの内容を話してきました。
そして翌週には態度を表明し、退職願も提出することに。
これまでに最初の施設を退職するときに退職願を書きましたが、正直退職願を書く、というのはやはり気が重いものですね。もちろん何か不満があるわけではなく、日々楽しく利用者さんと過ごしているので文句はないのですが・・・周囲の環境を見ると自分もじっとしていられないんですね。友人の結婚・出産に触発され、そしてタメのいとこも来月には結婚。自分自身が「焦る」環境はどんどんと作られていきました。周りは安定した職でライフステージを歩んでいる中、一体俺はどうなるんだろう・・・という言いようのない焦燥感。
それを打開するのは、やはり「行動」以外のほかでもありませんでした。
今年になってから自分の思っていることに近いことに関しては「考えるより動け」の精神で色々と行動をしてきました。もちろんその中には自分が障害を持っているが故に面接を拒否されたり、あるいは門前払いを受けることも多々ありました。正直、先行きの見えない状態。そんな中で手を差し伸べてくれたところがある以上、自分もそれに挑戦することは必要なのかな・・・と思い、今回の行動になりました。
前回の行動とは、やはりちょっとニュアンスは違います。
前回はどちらかというと「攻め」の姿勢でしたが、今回はどちらかというと「守り」の姿勢です。いや、やっていることは「攻め」かもしれませんが、立場的には「守り」というか「足場固め」と言った方が正しいかもしれません。前回の時は「色々な物を吸収したい」という考えが大きかったですが、今回の場合は「吸収したものを踏まえた足場固め」と言った感じです。前回の行動から今回の行動までいろんなことがありました。作業療法士の専門学校に入学するも、パニック障害が見つかり退学、パニック障害があるが故に次の就職が決まらず1年間引きこもってしまったこと、復職して仕事のありがたみを実感したこと、そして、まだまだ自分の知らないことがたくさんということ・・・本当にたくさんのことがありました。その上で、今回出した自分の結論は、次のステップに進むということでした。
もちろんまだまだ未熟な部分はたくさんありますが、それでももっと経験し、そしてその経験を「肉」として身につけていくことも必要です。まだ自分の将来像を考えた時に、自分はどんなソーシャルワーカーになりたいのか、ということを考えた時に、1つの分野だけにとどまらず、色々な現場を見てオールラウンドに対応できるソーシャルワーカーでありたい、ということでした。1つの分野に特化することも必要かもしれませんが、「社会福祉士」というものを名乗る以上、何でも対応できることが必要かな、と思うようになりました。そして「社会福祉士」というのを、もっと大事にしていかなければいけないと感じたのも事実です。作業療法士の専門学校に入ろうと思った時は、どことなく自分自身で「社会福祉士」という資格の価値を下げようとしていたのかもしれません。しかしいざ作業療法士の専門学校を退学して実感したことは、やっぱり自分は「作業療法士」ではなく「社会福祉士」として、「セラピスト」ではなく「ソーシャルワーカー」として生きることの大切さを、この数年間で学んだ気がします。失ったものは莫大にあったかもしえませんが、その分新たに得たものがあったのも確かです。だからこそ、これからは初心の心を忘れずに、初志貫徹の精神を忘れずにいきたいな、と思っています。
でもね・・・まだ、肝心の「待遇」が示されていないんですよね・・・
「また連絡します」といわれても、まだ連絡がないし。「退職する」ことは決まっても、問題のその先がハッキリ決まらないと、この先自分はどうするの、って言う状態です。だからまだネタにしたくなかったんですけどね
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