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2008.07.27

「怠惰」の代償?

先週に、こんなものが送られてきました。
Sany0003

送り主は、社会福祉振興・試験センター。
自分たちが関係するのは、社会福祉士などの福祉士に関しての試験や登録などに関してのこと。だから受験する時と合格して登録する時以外はあまり関係の持たないところだけど、そんなところからの郵便。

で、内容を見てみると、登録事項に関しての現況調査とのこと。
ただ、目的はどうもそれだけではなく、こんなことに関しても調査をしたいらしい。

Sany0002

別紙もあり、読んでみるとこんなことが。

 さて、現在の我が国においては、少子高齢化の進行、世帯構成の変化、国民のライフスタイルの多様化等により、今後、国民の福祉・介護サービスへのニーズの拡大が見込まれ、多様化・高度化するニーズに適切に対応していくことが求められています。  一方、近年の景気回復に伴い、他の分野での採用意欲が増大する中、福祉・介護分野においては離職率が高く、恒常的に求人募集が行われているなど、一部の地域や事業所では人手不足が生じているとの指摘もあります。  今後、高齢化がさらに進行することが予想される中で、福祉・介護分野は最も人材確保に真剣に取り組んでいかなければならない分野であり、福祉・介護の仕事が働きがいのある、魅力ある職業として社会的に認知され、今後さらに拡大が見込まれる・福祉・介護ニーズに的確に対応できる質の高い人材を安定的に確保していくことが、今や国民生活に関わる喫緊の課題となっています。  厚生労働省においては、こうした状況に対応し、質の高い人材の安定的な確保が図られるよう、昨年8月に「社会福祉事業に従事する者の確保を図るための措置に関する基本的な指針」を見直し、労働環境の整備の推進やキャリアアップの仕組みの構築、資格を取得しながら福祉・介護分野で働いていない方々など、潜在的なマンパワーの活用の促進等の取り組みを進めていくことにしています。  財団法人社会福祉振興・試験センターが行う3福祉士の「現況把握調査」は、この指針に掲げる取組の一環として、有資格者の福祉・介護分野に行ける就労・不就労の状況、福祉・介護分野における就労に対する意識等の現状を把握し、今後の人材確保対策に反映させていくことを目的とするものであり、厚生労働省が委託して行うものです。

この件に関して、すでにmixiでも反応が出ています。
内容は「何を今更・・・」というものであり、それに対していろいろな反応があります。いわば、今まで「タブー視」されてきたことに関して、今回この手紙が届いたことで、一気に不満や思いが爆発した、と言っても過言ではないと思います。

まぁこの世界の待遇や現状などについては、過去にこのblogでも何度か取り上げてきました。
その時の論調は基本的に「自分がもっと頑張らないと・・・」というスタンスのほうが多く、社会批判という側面は薄いものでした。どちらかと言うと「物言わぬ人間」という立場だったかもしれません。

ただ、そんないろんな議論の感化を受けてか、自分の中の1つにも「今更動くのかよ・・・」という思いも。
福祉の世界の待遇の悪さは、自分でもわかっている。とはいえ、自分は「福祉以外」の仕事をしたことがないため、何がスタンダードなのかはわからないけど、世間一般では「待遇が悪い」と言われていることは実感している。事実、今も「非常勤」という不安定な身分に立っており、資格を持っているのにもかかわらず薄給で雇われている状態。なのに、仕事の内容は正職とあまり変わらない。そう感じると、「こんなに頑張っているのに・・・」と思ってしまう。そのうち、この世界に「諦め」をもつようになり、福祉の世界から離れる・・・というのが今の現状だと思います。

まぁ自分は何度も言っているように「天職」と思っているので、相当なことがない限りこの世界を離れることはないと思いますが・・・ただ、それと「お給料」はまた別問題で、死活問題でもあります。いくらこの仕事が好きだからと言っても、とんでもない給料の場所では働くことはできません。まだ今は独身ですからあまり気にしなくてもいいかもしれませんが、いざ結婚して子どもを持つようになれば、やはり求めるものは変わってくると思います。また20代前半と40代で同じ仕事ができるか・・・と言ったら、そこにも疑問はあります。やはり「自分の福祉」のことを考えずに他人の福祉なんてできませんからね。

もちろん自分たちが何らかのアクションを起こさなければならないのだと思います。
だから国に頼っていては、自分たちの福祉がなりゆかなくなってしまいます。もしかしたら今、遅すぎますが福祉士は立ち上がらなければならない時期に来ているのかもしれません。

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