有言実行
実習生が学校に戻り、またいつもの「作業所」に戻りました。
他の部屋にはまた今日から2週間実習をする生徒さんが来ていますが、自分の部屋はとりあえず一段落です。
まぁ実習生が来ていたときには利用者さんに対して盛んに「良い先輩の姿を見せてね」とハッパをかけ、実習生には「間違ったところは見習わないでね」と、利用者さん・実習生ともに「持ちつ持たれつ」の関係を保っていたわけですが、そんな「ハッパ」がなくなったためか、利用者さんの過度の接触も増加。
いや、基本的に「スキンシップ有りき」の考えなので、接触することはいいと思っているのです。
ただこの関係が「男女」となるとまた話は違ってくるもので、男の利用者さんであれば思いっきりできますが、女の利用者さんの場合は一定のラインで線引きをすることが必要となります。もちろん、いつも線引きはしているのですが・・・
ただ実際に「線引き」をしても、なかなか治らない部分があるのも事実。
今日も女の利用者さんが自分のところに来て、スキンシップを求める状態。多少のことは大目に見ていますが・・・さすがに「キス」に関してはいただけない。前から何度も注意をしているけど、なかなか効き目がない状態。そして今日はこの件以外にも注意したことがあり、早速それが守られていない状態。
こうなったとき、「やる」と言ったら本当にやるのがオイラであります。
利用者さんに一言。「しょうがないね。お母さんに注意してもらおうか・・・」
一向に無視を決め込む利用者さん。話し合いに持ち込もうとしますが、扉が閉まっていては話になりません。
となれば、こっちもそれ相応の対応をするのも仕方がありません。利用者さんの連絡ノートを持ってきて、書くことに。すぐには書く時間がなかったので午後の作業に入ってから書くことにしていましたが、そのときも利用者さんと一進一退の攻防。自分がノートを持ってくると、利用者さんがノートを隠す状態。でもどこに隠すかは簡単に見破っており、結局、ノートは自分の手元に。仮に自分の手元になかったとしても、他の職員さんを通じて書いてもらう予定でした。
だけど「無視」を決め込んだ利用者さんも、実際にノートが持っていかれると落ち着かない状態。
このとき既に、自分はノートに書き込みを始めた段階。でもただ単に「注意」だけのためにノートを書くのもいかがか・・・と思っていたので、作業内容を合わせて書こう・・・と思い、別の作業部屋へ。すると・・・無視を決め込んだはずの利用者さんが、半分泣きべそ状態に。ここにきて「事の重大さ」を知った状態。他の職員さんも交えて話をし、これからは必要以上の接触をしないことを約束。そのため、ご家庭への連絡は回避することに。でも既に書き始めちゃったノート、途中から筆跡が変わるのも変な話だったので、結局そのことには触れずに、今日1日の「頑張った」ことだけを書いて終わらせました。
ハイ、私、「やる」といったら本当に「やる」人間です。有言実行です。
頑固な利用者さんもいますが、自分も相当なガンコ者です。半分「根競べ」みたいな感じですが、基本的に真正面から向かい合っていますので、たまに変化球を投げることもありますが「やる」と言ったらやります。今日なんか、その典型例。今回はお流れになりましたが・・・また同じことがあれば、今度は即ご連絡です。
しつこいようですが・・・「やる」と言ったら本当に「やる」のが自分であります。
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