これが理想
週明け・・・朝は雨で、おまけにバスは遅延&混雑、かなり憂鬱です。
そんな中、いつもは遅れてくる利用者さんが、珍しく早く通所。
思わず「○○ちゃん、今日早いね!早く来ると気持ち良いでしょ?」と声かけ。「珍しいこともあるんだなぁ・・・」と思いながら、ミーティングが終わって部屋に戻ると、もう1人「遅刻常連組み」の利用者さんが。こちらは「お父さんに連れてこられた・・・」と連行(?)されての到着でしたが・・・(^^ゞ
そんなわけで、朝一のラジオ体操。
ふと体操をしていると・・・あ、今日遅刻している人いないじゃん!ここの職場で働き始めて、遅刻なしでスタートするのは初めてのこと。ちょっと感激してしまいました。
いや、これが当たり前の姿なのかもしれませんが、当たり前のことが当たり前になっていないのが現実です。
実際声かけなどをしても遅れてくる利用者さんはなかなか直らないもの。先述の「お父さんと・・・」と言うのも、保護者の方に連れてきていただいて成り立っている状態。もちろん「こだわり」などもあるのかもしれないので全員が全員・・・と言うのは難しいかもしれませんが、それでも「全員出席」と言うのが本来の姿であります。
といいながらも、残念ながら「全員出席」と言うわけにはなりませんでしたが・・・
で、欠席している人の事情を聞くと、「行くときは(作業所に)連絡する」とのこと。うーん、今まで頑張ってきていたけど、ちょっとお休みモードに入っちゃったかな・・・と言った感じ。とはいえ、やはり気持ちの問題。気持ちが「行く」とならなければ、せっかく作業所に来てもらっても利用者さんにとっては「苦痛な時間」以外の何者でもありません。
これから自立支援法の制度下に移行していく、作業所や諸々の施設。
今まで、いわゆる「法外施設」の場合は利用者の欠席などについて特に大きく触れることはありませんでしたが、今後法制度下の施設に移行すると、介護保険と同じ原理がはたらきます。要は「来た人の分だけ報酬を出す」という、利用者さんにとっても施設側にとっても「応益負担」となります。そう考えたとき、欠席者がいると言うことはその分だけ報酬が差し引かれることになるので、この辺も少し考えていかなければいけない問題なのかもしれません。
もっとも、こんな問題は今に始まったことではなく、もっと前から動くべき問題であると思いますが・・・それは法内だろうと法外だろうと、同じ問題であると思いますが・・・
全員出席、なかなか難しいですが、これが理想ですね・・・ハイ。
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