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2008.02.27

あくまで「利用者の利益」のために

今日はミーティング。色々と話が出ましたが、そのうちの1つに入所関係の話も。

もちろんここは「公」の場だからあんまり具体的な話はできないけど、ちょっと考えるような入所事例も。
と言うのは、18歳にならない人が入所の申請を出したとのこと。

一応福祉作業所とか授産施設は成人施設であるため、基本的には18歳以上の入所がほとんど。
ただし、場合によっては18歳ではなく、15歳以上の人も入所が可能。これは法律にも定められているし、通知や条例などで定められていること。だから決して今回の申請が不当なものではなく、申請を受けた以上は相当の理由がない限り拒否することはできない。

ただ、話を聞くとどうも解せない部分もあり。
普通ではあれば養護学校の高等部なりを卒業してから入所・・・と言うのが本来の流れ。
しかし今回はその養護学校を退学してまで、一刻も早く入所したいとのこと。で、何故ゆえ・・・保護者の方の主訴は「居場所を確保したい」とのこと。

今回のケース、今までいろんなケースを見てきましたが、このケースも自分の中での指折りの中に入りそうなケース。ごく最近に家庭環境が変わったため、その変化に対応できずに保護者の方の一心で入所を申請したみたい。養護学校のほうでも色々と話をしたけど、養護学校側のスタンスとしては「やむをえない」とのこと。ただしこの状況、決して正常な状態(何を持って「正常」と言うのかは難しいけど・・・)ではないことはたしか。他の方法や社会資源を使っても対応できそうな事案であり、何も学校を辞めてまで今すぐ入所する必然性はないように思える。ただ、保護者の方は「一刻も早く・・・」という気持ちのほうが先行しているみたいで、今回の状態になったみたい。もちろん施設側としても他の手段や社会資源の情報を提供したけど、保護者の方は作業所しか見えていない状態。もちろん役所にもこのことは流れ、逆に役所からうちに情報確認をする状態。

結局このケース、流れ的には受ける方向に。
ただ、受けてはい終わり・・・と言うわけではなく、役所のケースワーカーさんが中心になって色々と動くことに。とりあえずは保護者の方を安心させて、ひと段落してからまた考えましょう、と言うのが、とりあえずの方針みたい。

うーん、保護者の方の気持ちはわかりますが、支援するスタッフとしては「利用者のため」を尊重します。
たしかに保護者の方の気持ちを受け入れて共感していくことも大切なことですが、施設が考える第一の目的はやはり保護者の方ではなく「利用者の利益」だと思います。以前に自分が対応したケースで、利用者の利益を考えた問題があったけど、誰が生活の中心かと考えれば、うちの施設でいけば「利用者」になるわけで、そのあとに保護者の方になる。だから保護者の方の気持ちは何度も言うようにわかるけど、そのことが本当にその子の為になるのか、と言うことを考えたら、それはちょっと違うかな、と思う部分もあります。確かに養護学校の教育は一般の教育とは違いますが、やはり学校で学ぶことや経験すること、身につけること、もっと言えば訓練的要素を持つところで得るものは大きいと思います。それを途中で止めてしまい、いわば「ライフステージ」を早く迎えることはどうなのかなぁ・・・と思う部分があります。相当の理由があってのことであれば致し方ない部分もありますが、今回のケースの内容を聞く限りでは、いわゆる「相当な理由」には当たらないかなと感じています。もちろん保護者の方のサポートも早急に必要なケースではありますが、とりあえずは「本人」と「保護者」のことは切り離して考えるべきかな、と思います。今の状態は「本人」ではなく「保護者」の方のニーズのほうが先行している状態であり、いかに保護者の方に納得してもらって問題を解決するかが課題かな、と思います。もちろんその過程の中で「一時入所」と言う方法も出てくるかもしれませんが、本格的に入所としてしまうのには、ちょっと時期早々かと感じています。

施設には施設の役割があります。
うちの施設はあくまで「利用者の利益」を第一に考えている場所なので、その部分をもっと慎重にならなければいけないのではないのかな・・・と思います。

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