今日はちょっと専門学校時代の友人のブログから。といっても、今回「初登場」ではありません。
ゴメンなさいね、2回目の登場になってしまって・・・(^_^;)
そう、以前にもここで登場していただきました。
以前といっても、まだ「Mitakeの小箱」の前身である「Web diary」のときに登場していただきました。当時はまだ学生、こんなにも濃密に書き込みをしていませんでした。ホント、気ままな更新で・・・改めて、今の更新状態がよく続いているなぁ・・・と実感しています。
あ、話が逸れてしまいましたが・・・本題に。
もともと彼女(性別がわかっちゃいますね)とは専門学校時代にヘルパー実習で一緒になり、偶然mixiで一緒になった仲。彼女も元々はmixiの中だけで日記を書いていたけど、そんな彼女もブロガーデビュー。彼女も気ままに更新しており、楽しく拝見をさせていただいています。
そんな中、最新の記事で実習時代の手紙が見つかったことが内容に。
彼女は一度進路変更して、別の専門学校を卒業しており、その専門学校でも現場実習を経験していることに。そして彼女は念願だった夢を実現して、見事希望の世界へ。
ただ、今はその希望だった世界とは別の世界で働くことに。
そして、かつて「念願」だった職業が、今では距離をおきたい世界になっていることに。
率直な気持ち、複雑ですね。
彼女は今、新しい世界で新たな自分を見つけて充実した毎日を送っているみたいで、それはそれでいいことだと思う。でも、最初に見た世界が現実とかけ離れていたことに失望して、そのために「夢」だった職業が嫌なものになってしまったことは、とても悲しく感じています。もちろん彼女に非があるわけではありません。彼女は一生懸命頑張ってその世界に踏みとどまったものの、最後の「一本」の線が切れてしまい、その世界から離れてしまいました。彼女の苦悩は日記でも知っており、とても大変な、ギリギリの中でやっていたと思います。ですから、誰も悪くありません。もし何が悪かったのかということを聞かれれば、それは最初に出会ったところが良くなかったのかもしれません。
幸いにも自分の場合、最初に出会った世界に恵まれ、福祉の奥深さを感じました。
そしてその経験は転職を繰り返していても自分の中では「基軸」として存在しています。だから自分はこの世界の仕事が面白いと感じており、生涯この道を歩んで行きたいなぁ・・・と感じています。
でもそう感じたのは、場所が変わればどんなにでも変わってしまうと思います。
もちろん自分とミスマッチだった施設もあります。「君は福祉の世界に向いていない」と言われたときは、本当にナニクソ・・・と思いました。今までの自分をすべて否定されたみたいで、自分のプライドが傷つきました。ただ、そう言われれば言われるほど、「見返してやる」という反骨心に火がつきます。どうしてそう思えたのか・・・果たして正しいかどうかは今でもわかりませんが、少なくともそのときは「自分が考えていることに、間違えはない」と思っていたのかもしれません。今でもその施設の求人情報を目にすると「絶対にお前の施設なんかには行かないぞ!」と、強い反骨心を抱いています。事実、今現在、自分は福祉の世界で仕事を続けていますから。
「出会い」というのはさまざまで、出会ったところによって印象が色々と変わってくると思います。
特に最初の出会いは、ある意味でその道での「方向付け」が強くなされることが多く、自分の場合は最初の施設が業務的にハード(元主任さん、現在は施設長曰く)だったこともあって、今の施設では物足りなさを感じています。そう感じるのも、一番最初がハードだったからこそ、どんな施設に行っても初心の気持ちがいつまでも残っているのかなと思います。と同時に、場所が変わればまたその「風」も違うもので、その風に当たることもまた自分を成長させるためには必要なものであると感じています。良くも悪くも、いろんな経験をしていますが、その経験こそが、福祉の世界で生きていこうとする自分を作り上げているのかもしれません。
この仕事、本当に面白いです。
場所が変われば中身も全然違っており、利用者さんも違う。ニーズも違う。いろんな意味で、面白いと感じています。
この先自分は、あとどれだけの施設で「面白さ」を感じるのでしょうか。ある意味、楽しみです。
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