社会福祉士試験&福祉従事者に
珍しく・・・というか、初めての「レビュー」です。
「見て覚える!社会福祉士国試ナビ2008」中央法規出版
この本は昨日買い物に行ったときに一緒に買ったものです。
買い物に行くと常に自分自身の情報収集のために「福祉関係」の書籍がおいてある場所に自然と足が向かっています。どうしてもないときは都心のほうまで行くことがありますが、昨日たまたま見つけたこの本は、さらっと流し読みした程度ですが、一見しただけでとてもよくまとめられている本であるな、と感じました。
自分たちが社会福祉士を受験したときは、受験の必須アイテムとして「必携社会福祉士」と「社会福祉士ワークブック」の2冊がメジャーなものでした。私自身も「必携社会福祉士」は手放すことのできないアイテムでありました。そして今回、そのメジャーアイテムの中に堂々と入ることのできる書籍が、この本です。
先述した「必携~」「ワークブック」との決定的な違いは、「1冊にまとめられている」という点でしょうか。
「必携」は「基礎科目」と「専門科目」の2冊から構成されていましたが、この本ではその内容を領域別にまとめ、1冊でコンパクトになっています。必携も精神保健福祉士の受験対策から精神保健福祉士受験の人にも重宝されているものですが、この「見て覚える」は、精神保健福祉士の科目は入っていませんが、知識として得るには非常に有益なものばかりであると思います。
さらに、この本は「社会福祉士受験」を目指している人だけでなく、現役の社会福祉士、そして福祉従事者にとっても非常に「使い勝手」のいい書籍になっていると思います。私みたいな社会福祉士は非常に恥ずかしいのですが、試験が経過して数年してしまうと、概要は何となく覚えていても細かいところに関しては知識が乏しくなりがちです。そんなときに「振り返り」の手段としてこの本を活用すると「あぁ、そうだった、そういうことだった!」とすぐに思い出すことができ、また最新の情報を得るという意味でも、社会福祉士に限らず、すべての福祉従事者にとってケース解決の「糸口」になりえる内容であると思います。「welfare-net21」で色々と活動していますが、正直私にとってはこの本を見つけて「ラッキー」という感じです。自分にとっては「辞書代わり」に使うことのできる1冊です。
社会福祉士試験直前の追い込みに、最終確認をするという意味でも、この本はとても役に立ちます。
また来年以降に受験を検討されている方にも、大変お勧めできる内容です。
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