私、猫をかぶりました。
今日も襲われちゃったなぁ・・・オイラ。
今日は何となく気配を感じ「殺気」にも似た気配を感じたため構えていたが、見事にビンゴした形。そのため一時他の利用者さんを巻き込んでのパニックに発展しかけることに・・・1発は入ってしまったものの、2発目は制止。もちろん他の職員さんも対応したけど、入職して2ヶ月では、やはり「まだまだだなぁ・・・」と感じる状態です。
それはさておき・・・本題に。今日はまさに、タイトルのとおりです。
その伏線は昨日からあり、他のパートの職員さんから「Mitakeさんは運転とか結構するの?」と聞かれ、「いやぁ・・・それほどでも・・・でも、今は利用者さんを乗せての運転の自身はちょっと・・・」とお茶を濁した。そして今日、バザー品の回収に自分とそのパートの職員さんが出ることになった。パートの職員さんが直接係長への直談判をしての職員2人体制。本来は1人体制だけど、ハッキリ言って今回は例外中の例外。
もちろんこの理由、タテマエであることは言うまでもありません。
毎晩とまではいかないものの、母親の透析の迎えに車を運転しているし、祖母の特養へ行く時も車をバリバリ運転している。おまけに、授産施設のときは1BOXも運転していたし、トラックも普通に運転していた。だから運転できない訳がないのだけど、当然ここでは自分に責任がかかってくるようなことは避けての発言です。
でもタテマエの中にも本音がチラリ。
当然、タテマエの理由を使ったのはただ1つ。自分に「通院歴」があるから。Drからは普通に運転しても構わないと言うお達しを頂いているので日常生活ではバンバン運転をしているけど、これが「仕事」となると話は別。やはり仕事で運転となると、命を預かるのは自分だけではなく、利用者さんの分も預かることになる。そのため、いくら日常の運転が大丈夫でも、「仕事」となれば、やはり運転をすることは避けたい。自分ひとりならまだしも、利用者を乗せて・・・と言うことになると、「もしも」のことが起きた時にどう責任を取るのか、と言うことになる。
当然係長は自分が通院していることは知っているので、恐らく「一人で行って」ということは言わない・・・と思う。
そして当然、作業所に配属された背景には「利用者の安全の担保」と言う理由で配属されたわけであり、その配属を決定したのは課長。だから自分が利用者を連れてハンドルを握って、もしものことがあれば、その責任は課長・係長に関わってくるのは当然の成り行きになると思う。それを承知の上で「1人で行って」ということになれば・・・作業所に配属された根本からおかしくなる・・・はず。
ただ、そのことをそのまんま他の職員に伝えるのは、やっぱり避けたい・・・と思っているのが自分。
だから直属の上司には自分の状態を告げてある状態で、他の正職の人には自分からは直接言っていない。(係長からうっすらと話をした形跡はあるみたいだが・・・)ましてやパート職員の人には、自分がここに来た経緯そのものも正しく伝えていない。表向きには「転属となった」と言うことになっており、自分が障害(病気)持ちであることは一言も言っていない。だから体裁を整えるためにも、今日みたいに猫をかぶってできないフリをするのも、ここでは必要になってくる。もちろんデイにそのまま復帰していれば面倒な話は不要で、みんなわかっている状態の中での仕事であった。しかし課長判断によって作業所に配属された状態では、ゼロからのスタートになってしまう。ましてや言うつもりはないし、「言う」と言うことはまた過去に振り返らなければならないことになる。自分はもう過去のことには振り返りたくない。今を生きたい。だから、あえて障害のことは自分からは触れない。いや、今の時点では触れる必要がない、と言った方が正しいかもしれない。面接の時は職務に関わる「重要事項」になるため話しているが、いざ仕事に入れば若干の配慮をしてもらえれば、あえて自分から話す必要性はない。当然、そのことを受け入れてもらえていることを前提に仕事をしているのだから、上の判断さえ間違えなければ良いだけのこと。
それでも行け・・・と言うことであれば行きますが・・・あとは知りませんよ、と言ったところでしょう。
もちろん1年契約で仕事をしているので、課長の言った「利用者の安全の担保」が破られた(っていうか、もう破られている可能性が・・・)時点で、当然課長との話し合いになると思います。今の時点でも言いたいことはありますが、これが引き金になれば、当然今の待遇での契約はしないと思います。
でもそんなことを言いながらも、毎日ハローワーク&福祉人材センターの求人確認をしているオイラでありますが・・・
いずれにしても、今の職場にいる以上は、障害のことがわからないように、うまく猫をかぶって過ごしたいと思います。
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