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思ひ出アルバム

  • 卒業式が終わって・・・
    以前HPで行っていた「todya's photo」の写真や「御岳写真館」で使用していた写真を再び復活させるべく、「思ひ出アルバム」として随時更新していきたいと思います。また最近の写真でも「思ひ出」となるものについては、ここに納められていくことになるでしょう。

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2007.05.29

もやもや感

何となく消化不良気味のオイラです。

今日は初めて別部屋へ応援へ。利用者のことは知っていたけど、実際に作業の様子を見るのは初めて。
なので完全に心境は「アウェー」状態。ホームでぬくぬくといたため、妙な緊張感が走ります。とはいえ、やることは基本的に一緒。作業出来高表を見て「この利用者は~ができるな」などを把握。また利用者さん個々の動きを見ることに。なので基本的にのんびり、まったり・・・とした状態。

ただ、今日の「消化不良」の原因は、教示に。
自閉傾向の利用者さん、離れて作業をしており、仕事の時はキチンとした言葉遣いで指示を聞いたり確認をしている利用者だけど、ちょっとした「こだわり」があり、基本的にそのこだわりが出てくるのは休み時間や帰るときに出てくるもの。で、一度「ホーム」である自分の部屋では注意をしたのだが、今日は「アウェー」の場所で教示。それも、自分が思っていた以上に自分の声が大きかったみたいで、他の部屋にも聞こえてしまったらしい。利用者の中にも「怖っ」と驚いていた利用者がいたのも事実。そこにもうすぐ定年を迎える非常勤の職員さんが「何をしたの?」と聞かれたので、自分が教示した理由を説明。するとその職員さんは「そんなに注意することのなの?」とまくし立てるように聞かれることに。自分の中では明らかに「ふざけ」と読めたので「ON・OFFをハッキリさせるためにも、必要だと思いやりました」と反論。

その後、ホームである自分の部屋へ。
そこで別の非常勤の職員さんから「もう少し、注意の方法を考えた方がいいと思うよ。(教示の)声に反応する利用者さんもいるし・・・」との助言。その時に自分が「あ、そんなに大きな声を出していたのか・・・」と、ちと反省。一方で自分とタメの職員さんからは「聞き流した方がイイよ。」とのこと。たしかにその場での教示の方法としては、ちょっと配慮が足りなかったかな・・・と思う部分もあり、その点に関しては真摯に受け止めている。けど、教示そのものに関しては自分は「間違っていない」と思っており、その場では「するべき教示」と考えている。自分の支援観としても、役割としてもその点は曖昧にしちゃいけないと考えていた。基本的に自分たちの間ならば白黒つけない「グレーゾーン」はあって当然だと思う。しかし障害を持っている利用者にとっては、何が白で何が黒か、をある程度はっきり区別しなくちゃいけないかな・・・と思っている。だからその場でふさわしくないことに関しては、キチンと白黒はっきりつける必要があるかな・・・と思っている。

でも、利用者さんが帰った後のミーティングで、「職員像」の話に。
その中で「我々は指導員じゃない。何かを指導するわけじゃなく、手助けをするのが我々の役目ではないのか?」と言う考えが。もちろん、その考えは自分も共感する。ただ、一部だけ解釈を変えるのであれば「時には指導も必要」と言うことだと思います。それが、今日の「白黒つける」ことにつながってくると感じています。

上述の考え、いわゆる「エンパワメントの視点」と言うことであると思います。
たしかに支援の基本にはエンパワメントが重要だと思っています。しかし一方で、以前に「支援と指導」で書いたようなことも必要かな・・・と思っています。そのコメントの中で、自分はこう言う風な表現をしています。

施設で働いていると色んな利用者がいます。
当然、支援の手法や内容も利用者によって違ってきます。用いる手段も異なります。そんな中ふと思うことは、支援者は「母性愛とパターナリズム」の2つの側面を兼ね備えている存在なのかな、と感じることがあります。父親のように「厳しい」側面がある一方、母親のような「深い愛」で包み込む側面で利用者を支えていく・・・どっちか片方が強すぎてもダメだし、ないのもダメ。実際、利用者に対して厳しく接する場面もありますが、その一方でやさしく利用者を包み込もうとする自分がいるのも事実。

「母性愛とパターナリズム」の考え方、基本的にはパターナリズムはなるべく控えていくべきことかな・・・とここ最近になって感じています。(このコメントを書いたのが、2004年。まだこの世界に入って1年目の時かな?だから「若気の至り」的な部分もあるかもしれません。)でも完全にパターナリズムを否定してしまったら、本当にダメなときに、エンパワメントだけで物事が解決できるのか、と言うことになるのではないか、と感じています。エンパワメントの基本にあるのは、「利用者の持っている力を引き出す」と言う点。その「引き出し」があればいいのですが、引き出しがない場合はやっぱり作らなきゃいけないと思ういます。そういうときに「賞と罰」という強化子(この辺は心理学の手法ですので、ここでは取り上げません。「強化」「強化子」「賞」「罰」などと言ったキーワードで検索してみてください。)を用いることが必要かなと・・・それに対応していくものが「母性愛とパターナリズム」と言うことなのかな・・・と考えています。

そんなこともあり、今日の自分の行った行為を改めて考えると・・・正しかったのかなぁ、と疑問が残るのは事実。
でもその場では「必要なこと」と思って行った行為なので、決して間違ってはいない、と思っているのも事実。
この部分、まだまだ支援者として「未熟だな」と感じる部分ですね。まさに「もやもや感」が残っている状態。
5年目に入っても、答えの見つからない問題に突き当たっているMitakeなのであります。

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コメント

mitakeさんいつも楽しく拝見しています。
利用者さんへの対応って職員によってバラバラでも良いんですか?
mitakeさんの文章からだと統一されていない感じがするんですけど…利用者さんは混乱しませんか?

ハッキリ言って、自分が見ていても「統一」はされてない感じがします。
と言うのも、じっくりと利用者さんの「ケース検討」がされていないのかな・・・といった部分があるのかもしれません。

恐らく、その根本にあるのは「授産施設」ではなく「作業所」だからだと思います。授産施設の場合は法で支援計画の作成が義務付けられていますが、作業所の場合は法的根拠になるものはなく、基本的に「自由」(もちろん倫理的な部分はべつですよ。)なので、支援計画を立てなくてもいいのです。

でも個人的な見解を言わせてもらえば、作業所でもアセスメント・フェースシート・支援計画などはちゃんと作るべきだと思っています。もちろん自分も少し疑問に思って聞いてみたことがありますが、結局は「(作業所がそこまで)踏み込む必要はない」と言うことで終わってしまっています。

もちろん自分にとっては「不満」が残るのは事実です。
ただその不満は「支援計画を立てない」ことに不満を持っているのではなく、施設自体が「どの方向を向くのか」が定まっていないところに自分の考えとのジレンマがあるのだと思っています。自分が求職活動をしていた時、障害者施設に行った時は必ず「自立支援法への移行」に関しての考えを聞いています。それはそのまま、その施設が向かおうとしている方向性を示すものであると思っているので、聞いています。でも実際のとこと、あんまりその方向性が定まっているところは少なく、これから重い腰を上げる法外の施設がほとんどだと思います。

でも、あんまり良いことではないのかもしれませんが、長年の「経験」で利用者さんに対する「接し方」については、一応見出しているみたいで、その辺の混乱はありません。ただ単に、まだ自分がなれて以内だけのことだと思っていますので。利用者さんへの対応も本来は統一すべきなのかもしれません。しかし利用者さんも職員を「使い分け」をしているのかもしれないので、一概に「統一すること」がベターとは言い切れないのかな・・・とも思います。厳しい対応を取る職員がいたら、どこかでそのクッションになる職員が必要になると思いますし、みんながみんな一辺倒な対応になってしまうと、利用者さんにとっての適度な「緩み」がなくなってしまうので、ある程度の「バラバラ」は必要悪なのかもしれません。

うーん・・・思いついたことを羅列してみましたが・・・まとまっているかな???(^^ゞ

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