重度かつ継続
の判定です。
障害者自立支援法については、何度も取り上げてきました。そして「ネックの1つ」として「自立支援医療」を取り上げました。さらに自分自身が自立支援医療を受けることもこのblogに書いてきました。
そして今日、先日の申請に対する決定がされました。
同じ診断書なのに、今回は「重度かつ継続」に該当しました。(厳密には同じではないけど・・・)
「重度かつ継続」になると何が違うのか、一言で言うと「負担上限が設定」されることになります。今現在の自立支援医療では「重度かつ継続」が非該当なので「医療費上限の1割負担」、つまり通常「3割負担」の医療が1割に軽減されるだけだったのですが、「重度かつ継続」に該当すると、さらに「負担上限金額」が設定され、上限金額に達した場合はそれ以上の医療費負担はなくなる、と言うものです。「負担上限金額」は所得により異なり、自分の場合は1ヶ月につき「10000円」が上限となっており、精神科医療に関しては1万円以上の負担はしないでよいと言うことになります。
ところで何で今回は「重度かつ継続」になったのか?
改めて振り返ると、「重度かつ継続」に該当するのは、次の疾患でした。
「重度かつ継続」の範囲
更生・育成 腎臓機能・小腸機能・免疫機能障害
精神
(1)統合失調症・躁うつ病・うつ病・てんかん・認知症等の脳機能障害、薬物関連障害(依存症等)
(2)3年以上の精神医療の経験を有する医師により、以下の病状を示す精神障害のため計画的・集中的な通院医療(状態の維持、悪化予防のための医療を含む。)を継続的に要すると診断された者として、認定を受けた者
・情動及び行動の障害
・不安及び不穏状態
で、これを簡略化したものとして、ICDカテゴリーがF0~F3カテゴリー、G40と紹介していました。
そして去年の私の診断は「恐怖症性不安障害」というF40でした。それが今年は「不安障害」のF41に変わりました。さらに「今後の治療方針」について、去年と今年を比較してみると・・・去年は
「薬物・精神療法を継続し、恐怖感の軽減を目ざす」
とあったのが、今年は
「薬物・精神療法を継続して精神症状の軽減、社会適応の向上を目指す。症状は頑固で難治であり、継続した関わりを要する」
と変わっていました。つまり、「但し書き」にある「不安及び不隠状態」が強化されてしまっている状態にあり、結果的に「重度かつ継続」に該当することになったのでしょうね。
まぁ正直なところ、診断書を見て「もしかして今年は重継(重度かつ継続の略)かな?」と感じていたので予想通りの結果が来たかな、といったところです。でも今年度いっぱいは普通の1割負担なのでまだ関係なし。来年度から再び「負担金額の上限管理」をすることになり、ちと面倒くさくなってしまった状態です。
なんだか「ドツボ」にハマってしまっているような感じです、ハイ。
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