「一部」の調査
画像を修正するか迷いましたが・・・「公文書」扱いなので、そのまま出すことにしました。(単に面倒?)
今日、都の社会福祉士会から調査票と共に次の文章も同封されて送られてきました。
ポップアップをかけていますが、それでも見難いと思いますので、文章だけ打ち抜き。こんな内容です。
東京都社会福祉士就業等実態調査の実施及び御協力の依頼について平素より東京都の福祉保健行政にご理解、ご協力を賜り、厚くお礼を申し上げます。
この度、都では福祉人材育成の視点から、社会福祉士のみなさまの就業等の実態を把握し、今後の事業の参考にさせていただきたく、「東京都社会福祉士就業等実態調査」を実施いたします。
御多忙のところお手数をおかけしますが、調査の主旨をご理解頂き、何卒御協力くださいますようよろしくお願い申し上げます。
まぁ早い話、都社会福祉士会に「就業調査」を依頼したと言うわけですな。
奇しくも昨日「社会福祉士その10」で書いたことが、そのまんま行政の調査につながったのかな・・・って感じています。ただ、今の俺は「就業していない」からあんまり参考にはならんと思うけど・・・(^_^;)
で、ざーっと調査票を流し読みしてみると・・・雇用状況や研修状況などについての質問で、昨日書いた「個人情報」とは全く関係のないような内容。どちらかと言うと「ソーシャルアクション」の傾向が強いかなぁ・・・と思うような内容です。まぁ自分は無職なので、さらーっと書いて出そうと思います。
ただですねぇ、私の卒論における調査によると・・・
平成14年時点で、東京都における社会福祉士の登録者数は約4000人。恐らく現在は8000人程度になっていると思います。対して、「社会福祉士会」に加入している人との人数は約32%、東京都の社会福祉士のうち3人1人しか社会福祉士会に加入していないんですねぇ。で最近では・・・30%に満たない状態になっているのが現実です。
さて、そこで「加入率30%に満たないグループ」を調査して、何か変わるんでしょうかねぇ。
これでは「一部の社会福祉士」に対する調査であって、全体に対する調査にはなりません。で調査方法が郵送回答形式であり、回答率は恐らく60%に達するかどうか、が社会調査の相場。と考えると・・・形式的には「都が社会福祉士会に依頼」した形になっていますが、実際のところは「社会福祉士会としてのソーシャルアクション」に近い形に感じてしまうのは、私だけでしょうか?もちろん、私も「社会福祉士の一員」として調査には賛同しますが・・・「調査の信憑性」としては、どうなんでしょ?
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