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思ひ出アルバム

  • 卒業式が終わって・・・
    以前HPで行っていた「todya's photo」の写真や「御岳写真館」で使用していた写真を再び復活させるべく、「思ひ出アルバム」として随時更新していきたいと思います。また最近の写真でも「思ひ出」となるものについては、ここに納められていくことになるでしょう。

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2006.11.01

精神的に、最悪な誕生日

本日、実習2日目。と同時に、とうとう「20代後半」になる28歳ととなってしまいました。
しかし28回目の誕生日は、精神的に「最悪」な誕生日となってしまいました。

今日取り組んだのは「園芸」。土作から芽の植え替えなどを半日。
午後は「趣味の時間」と言うことで、太鼓に参加。どうやら施設祭で太鼓を披露するみたいだけど・・・お手本がない、と言う状況。さらに一緒にやった職員の人も「わからない」と言う始末。実習している自分の身としては「なんじゃ、そりゃ・・・」と言う感想。ただ、正直な話、見本と言う「型」にはめて利用者に取り組んでもらうのは、ちょっと厳しい状態。もちろんできる人もいるけど、できない人もいる。そしてできない人の表情をみると・・・なんだか冴えない。うーん、正直これじゃ「趣味」と言うよりも「押し付け」みたいな感覚。はじめは自分も勝手がわからなかったので様子を見ていたけど、休憩を機に自分なりの支援を展開。内容は簡単・・・「自由にやっていいよ」だけ。

「のだめカンタービレ」の世界じゃないけど、休憩の時に流した「盆踊り」の曲に合わせて「自由に、好きに叩いてごらん」と言うと、非常にのびのびと叩いている。型にはめて練習していた時とは、表情も様子も一変。「自由にやっていいよ」と言う発想、たぶん知的のデイサービスを経験していなかったら、一生懸命型にはめてできるようにさせていたと思う。ここで1つの経験が活きた。その後の練習でも、間違っても修正することなく、自由に叩きたいように、その中である程度の規則性を持たせて練習。「こうだよ、こうだよ」と言っていくよりも、うまくできたところを「よーし、できた、グー!」と支援している方が、よっぽど利用者にとっては「つまらない時間」を過ごさないで良いと実感。

そんなわけで、いきなり訳のわからない場所に放り込まれてしまっての実習でしたが、それが「最悪」ではないのす。
「最悪」だったのは利用者の注意場面でのこと。

正直この言葉については変な解釈がされる恐れがあるため使いたくないのですが、あえて「真面目」な話として用います。
注意内容は・・・マスターベーション。午後の休憩が終わる前に利用者の確認をしようと思い、更衣室の中を確認へ。すると・・・今日自分が実習で担当したグループの利用者が上半身裸、下はズボンを下ろしてパンツから陰茎をだし、マスターベーションをしていた。以前、授産施設でマスターベーションについて「トイレの個室でやれと言う支援は間違えだ、外でさせるものではない。」との指導を受けていたため、ここでも同様に利用者に対して「触らない、ちゃんとズボンをはいて下さい。」とやや強めに教示。すぐにやめる気配もなかったため、半ば強引に起立をさせ、見守り介助でズボンを履かせ、シャツを着せて更衣室を後に。

正直言って「マスターベーション」の教示はごく当たり前のことで、よくある場面だと思う。
しかし何が最悪かって・・・マスターベーションの仕方だった。自分の中ではありえないくらいに海綿体を出しており、それが自分にとってあまりにも衝撃的過ぎた。そのため、早くこの場面を脱したい、回避したいと思い、教示も早く終わらせてしまった。正直言って、これは自分にとっての大きな「パニック要素」の1つになるものであり、その場では当然パニックになっていたが、特に事なきを得た。

だが、自分のパニックではこれでは終わらない。このことが「フラッシュバック」するのだ。
そのフラッシュバックしたのが、母親の透析帰りの車を運転中のこと。運転する前、母親の病院の前で「実習所感」をまとめていた時に、たまたま出来事としてその事例が頭をよぎってしまった。正直、自分の記憶からは消したい部分。しかし今日の今日の出来事だから、そう簡単に消えるものではない。そしてそのフラッシュバックがピークになったのが、運転中のこと。運転中にさすがにピークになったのは初めてのことで、もちろん思考は別のところにさせて緊張感を持たせ、運転は事なきを得ましたが、車を駐車場に入れた後は完全な虚脱感。しばらく車から降りることができず、また降りても自宅まで戻るのに気を張った状態での戻り。そして自宅に帰ると・・・臥位状態。結局このまま、1時間程度動くことができませんでした。

こうして何とか今、今日の記事を書いていますが・・・やっぱりこのことを書くと「フラッシュバック」がありますね。
でも自分はあえて書きます。自分自身が「こう言うことが苦手なんだ」と言うのを自己覚知させるためと、「電車に乗れない」だけがパニック障害の症状ではない、と言うことを知ってもらうためにも、自分は書きます。

ホントに、何もいいことのない28回目のBirthdayです・・・(>_<)

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コメント

俺にはおめでとうって言ってあげる事しかできないけど…。

実習はまだ今日もあるんだろ?
(無理かもしれないが)気持ち入れ替えて頑張れ。

良い日もあれば悪い日もあるよ。

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