いい人?おせっかいな人?
今日はイレギュラーに、祖母の面会。
だけど枕元を見ると「禁」の文字が・・・どうやら、また熱発をしたらしい。微熱だから問題ないけど、念のため「離床禁」にさせてもらっているとの事。一度大きな熱発があって以来、あんまり体調を崩すことはなかったけど、ここ最近はなんだかんだちょっと体調を整っていないことが多い。そのため、ADL向上のための働きかけも躊躇せざるを得ない状態。まぁ高齢者だから「用心」に越したことはないんですけど・・・どうなっちゃっているんでしょうかねぇ。
そういえば今日は客人が。
と言っても顔を知っている人ではなく、隣の部屋に入所している人の家族が、うちの部屋に。
どうやらうちも週に1回ぐらいで来ている様子を見てか、挨拶に来た模様。でその人、週に2回は通ってきているとのこと。(場所を行ってしまうと特定されかねないので・・・北多摩地区から)
ほぼ全介助の状態で、「やってもらうのが申し訳ない」との事で昼食の介助などをしに来ているらしい。と思えば他の利用者の人にも積極的に話しかけをしているみたい。聞くところによると、入所して1年だとの事。さらにその人曰く「最近、ここにも新しい人が入ってくるようになった」との事。
うーん、たしかに事実そうかも。
祖母の特養は建物的にも古いため、古い基準で設置された特養。そのため、部屋もすべて4人と多床室。
で祖母以外の利用者の入所年月日を見ると、ほとんどの人が「1年以内」に入所している。祖母も入所して半年が経とうとしている。
まぁ入所できる理由はやっぱり「都会から離れている」が一番大きい要因かな?車なしで面会に行くのは大変な場所だし。
ただ、この客人、よく喋ることしゃべること。
なんだか1年でこの特養の「主」みたいな感じ。まぁいろんな人に話しかけてくれることは、決してマイナスではないだろう。なかなか職員では補いきれない部分をサポートをしているといえば、それに越したことはないだろう。ただし「いきすぎ」も注意が必要な状態。あくまでも(特に自分の場合は)家族は家族であって、職員ではない。別に家族が看ちゃいけないというわけじゃないが、入所した以上はある程度は施設側の職員に任せてしまうことも必要だと思う。
以前、特養に入所する前の病院に入院していた頃、最初のうちは自分たちも色々と関与をしていたけど、かえってそれが祖母のADL低下につながっているのではないか・・・と気づき始めたこともあり、ある程度のADLの回復が見られたときからは祖母には「できることは、自分でやる」と言う形で動いてもらった。ただ、病院側に完全に任せていられない部分もあり、病院に入院している時は母親に「トイレ介助」だけはやり方を教え身につけてもらい、そのサポートをしてもらった。完全に病院を当てにできなくなってしまったことがあったから。
ただ、特養に入所してからは母親に「トイレ介助」に入ってもらうことは止めるようになった。
「介助が仕事」なのだから、その部分まで足を踏み入れる必要はない、との考えで、ケアに関しては完全に施設側に任せることにした。それをしなかったら、何のために特養に入所させたのかわからないから。
別に「週2回来る必要がない」と言うことを言っているわけじゃないし、好きでやっているのであれば構わないが・・・
ただ、あんまりやってしまうと「依存関係」が生じてしまう可能性もあり、「来てやってもらえる」と頼られても困る。まぁ毛頭そんなことを考えている施設があれば、その施設のレベルは「低い」と思う、いろんな意味で。
やるのはいいけど、やりすぎもどうかな、と思う、今日この頃。あぁ、明日は通院日だ。
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