なつかしや、大学時代
まず先に・・・
昨日のコトバ、実は予約投稿でした。なので、実は金曜日の時点で「コトバ」は完成していたのですが、公開を土曜日にずらしていたのです・・・不意打ちをしてスミマセン。
で、何故にそんなことをする必要があったかと言うと・・・昨日と今日、研修に行ってきました。
「仕事もしていないのに研修」と言うのはおかしな話ですが、昨日・今日の2日間にかけて、社会福祉士会が主催する全国統一研修に行ってきました。新潟での全国大会参加以降、久しぶりに社会福祉士会が主催するイベントに行ってきました。
昨日は講義とシンポジウム。今日は演習・・・と、鈍っている体にはハードな内容でした。
何がハードかって。椅子に座っていることが・・・(^_^;) で、研修に出た以上は簡単でも報告をしなければ・・・
まず初日の講義ですが、内容は「日々の援助を振り返り、検証することから研究へ~社会福祉士として「実践研究」を考える」と題して、何故実践研究が必要なのか、実践研究とはどういうものなのか、についての講義でした。印象に残ったのは、倫理綱領の存在の大きさです。倫理綱領についてはこのblogでも「社会福祉士」として取りあげていますが、結局のところ「倫理綱領」とは何かとなったときに、社会福祉士としての価値や実践を行うに当たっての根拠・指針・指標になるものであり、社会福祉士が「社会福祉士」たる行動をとる説明責任の根拠になりうる存在なのであることを感じました。だからここで簡単に「倫理綱領とは~」なんて軽々しく説明できるものではないんだなぁ・・・と思いました。社会福祉士としての実践研究を一言で言うのであれば、「経験上で物事(事象)を言うのは説明ではなく、ちゃんとした根拠(=倫理綱領)に基づいて説明のできることをする」ことなのかなぁ・・・と朧気ながらに思いました。
その後に行われたシンポジウムでは「福祉サービスの質を高めるために」と題した、福祉経営の内容でした。
正直なところ、食わず嫌いと言うか「福祉経営」という分野からは一歩も二歩も間をあけて、なるべく目にしないようにしていた部分があったのですが、シンポジウムを聞いて少しだけ考えが改まりました。シンポジストはNPOが2人、社福が1名、コーディネーターが社協、という構成でしたが、NPOの中に保育園を運営している法人があり、その事例報告で「現金で保育料を渡す」ことによって「権利意識の変化」が生れたということが「あぁ、なるほど・・・」と思いました。福祉の世界に従事している人は福祉の仕事のことを「サービス」と言う言葉に置き換えて何気なくすごしている部分がありますが、実はそれは「お金を貰っている」事に対しての「対価」としてのサービスであり、「サービス」を提供するために「福祉の経営」があるんだな・・・と実感した部分がありました。またシンポジウムの最後のまとめで「福祉経営をするに当たっては事業の収支を管理していることが重要であり、その結果を従事者に還元することによってより良い職場、より良い現場にしていかなければならない」とまとめられ、決して自分たちの待遇が「福祉経営」と切っては切り離せない関係なんだなぁ、と言うことを痛感しました。
以上が昨日の内容です。で、今日の内容は・・・明日に回しましょう(^_^;)
それにしても、今日は上智大学での演習で、お昼はグループになった人と一緒に中庭で昼食をとりました。ホント、お昼を食べながら「大学時代」を懐かしく思っていました。本当に大学時代は「自由な時間」が多かったなぁ・・・と改めて実感します。
無論、今は「イヤッ」って言うほど時間をもてあましていますが・・・(>_<)
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