コトバ★「パニック障害その5」
前回は完全にパニック発作に襲われてしまい、全く書けずに終わってしまいました。でも今日は発作が起きていないので、大丈夫です。なので、前回のコトバに引き続いて、今回もパニック障害について触れたいと思います。今回で5回目になります。
以前にもパニック障害について、その治療について述べてきましたが、改めてその部分について触れようと思います。
パニック障害については以前にも紹介した通り、胸がドキドキしたり冷汗をかいたり、手足の震え・めまい・吐気・過換気・気が遠くなるなどの症状が何の前触れもなく突発的に起こし、その症状が何度も継続して続く障害のことを指します。そしてその治療には主に「薬物療法」と「認知行動療法」があり、薬物療法には「選択的セロトニン再取り込み阻害薬」(SSRI)やノルアドレナリンにも作用する「セロトニン&ノルアドレナリン再取り込み阻害薬」(SNRI)が使用されます。
そのSSRIという薬には現在服用している「パキシル」や「ルボックス」、「デプロメール」という名称で、またSNRIでは「トレドミン」と言う名称の薬を用います。パニック障害では主にSSRIが使用される傾向があります。またSSRIの中でも「パキシル」は特にパニック障害に対しての効果が認められるとされている薬でもあります。
このSSRI・SNRIと言う薬は「第3世代」「第4世代」の薬と言われております。またこれらの薬が日本国内で承認される以前は抗うつ剤(三環系抗うつ薬・四環系抗うつ剤)を使用していましたが、SSRI・SNRIが承認されると、パニック発作を起こすメカニズムとして考えられている「セロトニン」へ作用することからルボックスやデプロメール、パキシルが用いられるようになっています。
ただSSRI・SNRIにはまだ「後発品」が出ておりません。いわゆる「ジェネリック医薬品」と呼ばれるものです。
SSRI・SNRIの国内承認の歴史はまだ浅く、それに代替する薬がないのが実際のところです。そのため薬価も高く、私のように「自立支援医療」を使っての1割負担でも、他の薬も含め2週間分で約1200円程度の負担となります。1割負担でも1200円ですから、通常の3割負担の場合は3600円となり、非常に経済的に負担の大きい薬であると言えるでしょう。
ただし、効果に関しては確実に「有効」と見てもよいと思います。
それが、今の私です。先週・先々週と発作の連発で辛い夜を送っていましたが、夜のパキシルが復活になってから、夜の発作が抑えられているのが実際に「効果」として現れています。夜のパキシル復活はまた3日ですが、この3日間の夜の体調はスコブル順調であります。ですから、たしかにSSRIはパニックに対しては「有効」と考えて良いと思います。
しかしながら「副作用」があるのも事実で、睡眠がうまく取れない、と言うのも副作用の1つになっています。
そのため、睡眠の部分も含めて薬を調節している状態にあります。睡眠のリズムが取れると、良いのですが・・・
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