コトバ★「パニック障害その4」
今回の「コトバ」は「パニック障害」の第4弾です。今回は「内容」よりも「宣伝」のほうがメインです。
「パニック障害」はこれまでに3回取り上げてきました。
1回目は「パニック障害」について、2回目はパニック障害に向き合う自分、3回目はパニック障害の治療方法について触れてきました。
さて、自分が「パニック障害」と言う診断が下されて、1年を過ぎようとしています。
発症は小学生の時でしたが、ようやく去年になって診断された、といった状態です。その間、何度も服薬調整をしてきて、現在は・・・
・パキシル 朝・昼1錠(計20mg)となっています。もちろんこの内容は今後変更していくことがあると思いますが、最終的な目標は「薬を使わなくても日常生活を営むこと」だと思っています。そう考えると、あと数年はかかるのかなぁ・・・と感じています。
・ワイパックス 毎食後1錠(計3mg)
・プリンペラン 毎食後1錠(胃薬)
・ルボックス 就寝前2錠(計100mg)
・サイレース 就寝前1錠(計2mg)
・アモバン 就寝前1錠(計7.5mg)
ところで自立支援医療を申請したことを書いたときに、「パニック障害」はない、と書きました。
これが、今日の本題・「宣伝」に当たるのですが、自分の場合はわかりやすくするために「パニック障害」と言っていますが、正式には自分の病名は「恐怖症性不安障害」と言う、「神経症性障害、ストレス関連障害及び身体表現性障害」と言うものの中に含まれる病気の1つであります。で、「パニック障害」もこの分類の中に含まれているのですが、パニック障害は「恐怖症性不安障害」ではなく「その他の不安障害」に分類されています。つまり同じ「不安障害」でも「何か恐怖と感じるものをはっきりと捉えている不安」と「不安の理由・原因がはっきりと特定されていない不安」の2つに分けられ、前述の不安を「恐怖症性不安障害」、後述の不安を「その他の不安障害」と分類し、特に何の前ぶれもなく襲ってくる不安を「パニック障害」と位置づけています。
よく「パニック障害」の症状として「パニック発作」「予期不安」「広場恐怖」などがありますが、このうち「広場恐怖」の場合には「特定の場所が恐怖として感じられる」と言うことが明確になっているので広場恐怖は「恐怖症性不安障害」に分類されます。一方今テレビでもよくCMで流されているSAD(社会不安障害)やGAD(全般性不安障害)の場合、SADは「恐怖症性不安障害」に、GADは「その他の不安障害」に分類されており、一口に「パニック障害」と言っても、その原因や要因など、背景因子によって「病気」としての分類には非常に幅広いものがあることがいえます。
この分類に関して興味のある方はこちらを参考にしてください。
さて、この「不安障害」について、来週の21日から25日まで、教育テレビで「不安障害~悩むあなたへ」として取り上げられます。放送の内容は・・・
8/21 突然襲うパニック障害となっています。実体験を元にこのblogでも色々と取り上げていますが、ぜひ「不安障害」を理解してもらうためにも、ご覧頂ければ・・・と思います。
8/22 人前が苦手な社会不安障害
8/23 こだわりを消せない強迫性障害
8/24 実践!不安を除く自律訓練法
8/25 「不安障害」悩むあなたへ(Q&A)
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