「客観的」に見ること
今日の本題に入る前に、こんな予告が・・・
2006.06.01 メンテナンス実施のお知らせ:2006年6月8日(木)02:00-16:00下記の日時にデータベース性能改善のため、ココログのメンテナンスを
行います。詳細は下記の通りです。========================================================
詳細情報
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◇メンテナンス日時
2006年6月8日(木)02:00-16:00の約14時間◇メンテナンス目的
データベース性能改善のため。◇ご利用いただけなくなるサービス
・ココログベーシック・プラス・プロ
-管理画面へのアクセス
-トラックバック/コメントの受付
-モブログからの投稿
-ココログの新規登録/解除
-ココログ出版
-ココログデザイン
-公開日時指定機能(メンテナンス時間中に公開するよう設定
していた場合は、メンテナンス終了後に公開処理されます。
メンテナンス中は公開処理されません。)・ココログフリー
-ココログデザインなおベーシック・プラス・プロ、及びフリーともココログの閲覧は
通常通り可能です。========================================================
ご利用のお客様には、大変ご迷惑をおかけしています。
深くお詫び申し上げます。
メンテナンス後はエラー乱発のココログ&nifty、今回も警戒ですな。
さてさて、本題へ。今日は久しぶりに規則正しい生活をして、一日外に出っ放しでした。
と言うのも、今日は母親の経過観察のための通院日で、朝から三鷹の杏林大附属病院へ。杏林大には過去何度か行ったこともあり、ナビを使わなくても杏林大までのルートは頭の中に入っていたため、ここ数日の「ダラダラ生活」から脱却する意味も含めて、母親の通院に同行することに。そのため、久しぶりに今日は7時に起床。ここ最近は9時10時が多かったから、それを考えるとここ最近ではかなり早い起床。でも今まで仕事をしていた時を考えれば、この時間だって遅いくらいの時間。仕事をしていた時は、7時ごろは場合によっては「通勤時間」なのだから・・・
まぁ正直今回の通院は「女性特有の問題」であるため、男である自分はあまりここでは立ち入らないが、今日結果が判明せず、再来週に再度結果を聞きに行くことに。そのため、また再来週も行くことに。ただ、仕事をしていない今はこうやって強制的に外に出ることが必要なのかなぁ・・・と感じているのは事実。だから、こういう機会があったら積極的に出ましょう・・・って感じかな?
そして「出たついで」に、今日は夕方から祖母の病院へ。
普段は土曜に行っているが、今日は母親も通院で仕事を休んだため、夕食前にちょっとだけ様子を見に行くことに。ただし、設定上は「2人とも仕事終わりで疲れているから、今日は自分でやってね。」と言う状態。
そう、個人的な今日の目的は「身内がいないときのADL」を見たかった。
どうしても身内がいると依存してしまう気持ちが強く、また身内としても「やってあげようか・・・」と手助けをしたくなる気持ちがある。逆に「やってみて」の一点張りでも負担しかかけないことになってしまう。ただいずれにしてもその状況では「専門職」としての適切な判断ができないし、妥当な視点に立つこともできない。
と言うわけで、今日は少し距離を置いて観察&見守り。いつもはベッドから車椅子の移乗を手伝っているけど、今日は遠くで見守っているだけ。すると・・・あら、自分で乗り移ったじゃん。たしかに足はおぼつかないけど、一応見守りの下では移乗はできる。そして移動、すぐに「押して」と頼っているが、今日は病室を出た時点で「じゃ、またね!」とお別れ・・・と、これは本人に対しての見せかけ。この時点で本人はこっちが「帰った」と思っているが、実はまだ自分たちは病室に残っており、食堂までの移動を観察。すると、時間はかかるものの、自力で食堂まで移動をした。そして祖母に見えないように、鏡越しで祖母を観察していると・・・自分でそそくさとお茶を飲んでいる・・・あら、やっぱり身内がいないとせっせとやるのね・・・と実感。鏡越しに見守っている自分たちをケアワーカーさんが見ていたので事情を説明すると「あぁ、なるほどね・・・たしかにそういう部分はあるかもしれませんね」と、納得の様子。
現在、祖母の要介護度は「要介護5」、しかし今月の見直しによって、恐らく「要介護3」になるのではないかと判断。少し贔屓目に見ても「要介護4」になるかならないかの微妙なところ。たしかに、一人の時はかなり自分で動いている部分が見受けられそうな感じがあるし、自分たちが想像しているよりもADLは高くなっているのかな・・・と、今日の「客観的観察」で感じることができた。そうそう、いずれ「コトバ」で取り上げようと思っているけど、先日取り上げた「コトバ★社会福祉士その6」の倫理綱領の中に「社会福祉士は、利用者との専門的援助関係を最も大切にし、それを自己の利益のために利用しない。」という条文がある。そのためのガイドラインとして「行動規範」も定められているけど、この「自己の利益のために利用しない」に対する行動規範の1つに「社会福祉士は、利用者と私的な関係になってはならない」と言う条文がある。詳しくは改めて解説するけど、まさにその状態だったからこそ、適切な判断ではなかった部分もあった。そういった意味で今日の観察は、祖母を「客観的に判断する」ためには大きな成果だったと思う。
身内に対してもいかに「客観視」することができるか、これも「専門職」として必要な技術なのかなぁ・・・と実感した今日の出来事です。
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