ここに「ヒント」がある
亀田興毅 世界前哨戦・最終章
★スーパー・フライ級 8回戦
○亀田大毅(1R 1:31、KO)×キティポップ・サンディジム
★メーンイベント フライ級 10回戦
○亀田興毅(2R 1:28、TKO)×カルロス・ファハルド
やっぱりこれだけ注目されると、見ちゃいますよね。ましてGWの予定がないのですから・・・(^_^;)
まぁそれは別にして、自分の格闘技好きは「プロレス」であって、ボクシングは専門外なので技術・戦術云々言える立場にはありませんが、ただ1つだけ言えることは「格闘技が世間一般に受け入れられる秘訣」が今回の試合にあったと言うこと。今回格闘技では「鬼門」といわれている有明コロシアムで超満員にして、さらには性別を問わない幅広い年齢層の支持を受けて興行を成功させたことは、興行に喘いでいる全日本・新日本にとって「お手本」になっているように思える。
成功の第1が「話題性」。
ただですら「亀田3兄弟」として話題を集める中で「長男と次男がダブルで試合」となれば、マスコミ的にも話題になることは当然。さらにその話題に乗じて「女性専用シート」など様々な志向を凝らして観客動員数を上げようとするその意気込みはハンパじゃない。この「気持ち」が成功につながったんじゃないかな?
第2が「スター性」。
「ビックマウス」と叩かれることもありそうな、亀田3兄弟。しかし大口を叩く以上は、それなり・・・いや、それ以上の結果を残している。つまり「有言実行」を確実に行える技術を持っているからこそ「ビックマウス」が出るのであって、自信がなければ大口は叩けない。逆に実力が伴っていないのに大口を叩き、その結果負けてしまえばマスコミからボロクソに叩かれるのは目に見えていること。一見何も考えずにビックマウスを出しているように見せかけて、実はそこに「計算」があるのだと思う。でなければ、あれだけのパフォーマンスやビックマウスは出てこないだろう。
そして3つ目が「徹底したマスコミ露出」。
実はこれが一番大きいと思う。かつてプロレスがゴールデンタイムで放送されていた時は「絶対的」な象徴がいた。全日本で言えばジャイアント馬場、新日本で言えばアントニオ猪木・・・と言ったようにテレビに出るだけで「華」があり、存在だけで「プロレスラー」と言うものを印象付けていた。今で言うなら山本“KID”徳郁、須藤元気、美濃輪育久らが「総合格闘技」の華であり、魔裟斗がK-1の華・・・であるように、ゴールデンで放送されるような格闘技に関しては花があり、そしてメディア露出もしっかりしている。しかしながら「プロレスラー」で言えば武藤敬司がちょこっとやってみたり、蝶野正洋がちょこっとバラエティーに出てみたりするものの、それ以上の成果が出ていないのが現実。「鬼嫁」として話題を振りまいている佐々木健介・北斗晶夫妻ですらも、バラエティーではおなじみになっても「レスラー」として集客すると言う力までには至っていない。あくまでも憶測だけど、北斗も北斗なりに「プロレス復興」を考え周囲からつけられた「鬼嫁」のキャラクターを生かして積極的にメディア露出をしているのかなぁ・・・と考える部分がある。
いずれにしても、今回のこの興行は「観客数不足」に悩むプロレス団体にとっては「盛り上げるためのヒント」が幾つも隠れているような興行であったと思う。やっぱり見る人が引き寄せられると言うことは、それだけ面白いものを提供しているのであり、結果として「観客」が集まる原動力になっていると思う。だからプロレス会も、この興行を見習って頑張って欲しい・・・特に、新日本さん。
(おまけ)
PRIDE GP 開幕戦 PRIDE無差別級グランプリ1回戦
○ジョシュ・バーネット(2R 1:57、V1アームロック)×エメリヤーエンコ・アレキサンダー
ヤッタ!バーネット勝ったね。個人的に好きな選手なのです。
なんか「ニッポン人らしいアメリカ人」って言う印象が強くて、それがたまらないんですよね、ウン。バーネットの「プロレス1番」と言う言葉、いいですねぇ。元々はUFC系から出てきた選手だけど、今では「プロレス」の看板を背負ってPRIDEなどに出てくれる選手。ベースにUFCがあるから、当然PRIDEでも対応可能。
バーネットが勝ち進むことを祈って・・・頑張れ、バーネット。そしてバーネットと対戦する選手へ。
「オマエハモウ、死ンデイル」
なんちゃってね・・・(^^ゞ
« 落ち着かないんですぅ・・・ | トップページ | 今日はお休み。 »
この記事へのコメントは終了しました。
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: ここに「ヒント」がある:
» 格闘日!? 久々日記!!! [eビジネスへの挑戦状 ~ネット初心者⇒ネットでミリオニネアへ!~]
今日は、格闘日!!??やりましたね!亀田兄弟!強いなぁ~ それよりあのおやじがすごいと思えるんですが皆さんはどうですか!?あれだけ自分の子供に信用されている、子供達も信用している、今時あれだけの親子はいてないんじゃないかな?daddyにも15歳の息子がいてるが、あそこまでの信頼関係は築けていないんじゃないかな。もっと見習わなければならないと思った日でした!キャッ�... [続きを読む]
コメント