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2005.12.24

コトバ★「パニック障害その2」

本日が、記念すべき「777本目」の記事です。
奇しくも777本目が「コトバ」で、それも実質的には今年最後の「コトバ」になります。

今年の締めくくりの言葉として選んだのは、「パニック障害」の第2弾です。
先日ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、12/20に「最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学」にて「パニック障害」が取り上げられました。長島一茂さんが自らの経験を語り、パニック障害のことについて話していました。

今回は自分もあんまり見たくないと思う反面、自分自身の病気と向き合うために、番組を見ました。
すると、結構似ている部分があるのに気がつきました。めまい、過呼吸、そしてストレス・・・今年の状況の変化によって、今まで隠れていた「パニックの芽」が呼び起こされてしまったのかな、と番組を見ていて感じました。

今思えば、最初の発作だけでキレイに治まっていれば、今の状況にはならなかったのだと思います。
コトバ★てんかん」でも自分の状況について触れましたが、最初に発作を起こしたのは小学校3年生のとき。そのときに授業で「アキレス腱が切れると・・・」との話になったときに、断裂した時の状況が頭の中で想像をしてしまい、そのことがきっかけで意識を失ってしまったのが最初の出来事でした。そのため倒れた後に病院に行き、紹介状をもらって精密検査(脳波測定)もしました。しかしそのときは異常なしとのこと。「気になる部分はあるけれど・・・」と言う所見こそついたものの、問題はないだろう・・・とのことでそのときは終わりました。今思えば、この出来事が「パニック障害」につながる最初の出来事だったのかもしれません。

それから14年後、忘れていた時に、発作に襲われたのです。
場所は自宅のトイレの中で。トイレで排便中に意識を失い、そのまま便座から真っ逆さまに転倒。
気がついたときは頭を打ったままトイレの中で転がっており、徐々に体の硬直が取れていく感覚でした。あまりにも気を失った状況が小学校の時とそっくりだったため、病院に行き脳波を取っては見たものの、結果は異常なし。医者からは「血管迷走性失神」の一種である「排便失神」で、もっと気をしっかり強く持ちなさいとの助言を受けることに。しかしこの診察も今思えばパニック障害であることを気づかせることを遅らせた原因の1つになったのかもしれません。

さらに3年後、既に社会人になっているときに、再びトイレの中で発作が。
今度は排尿中の出来事で、当時は作業が忙しくストレスも非常に過多にかかっている状態。そんな状態も手伝ってか、前回の受診の時に「排尿失神もある」との話を聞いていたため、このときに発作で倒れたのも「自分自身の気が弱いせいなんだ・・・」と割り切り、病院に行くことなくそのまま仕事を続けてしまいました。しかしこの「発作」と言うサインを「自分の気が弱いから・・・」と決め込んでしまったことが、さらにパニック障害の発見を遅らせることになってしまうとは、思ってもいませんでした。

そして決定的な出来事が、今年の発作。この記事を書いた日に、発作を起こしました。
詳しい状況は「コトバ★てんかんその2」で触れていますが、授業中に人体解剖のVTRを見ることになり、最初のうちは「気をしっかり、気をしっかり・・・」と自分を奮い立たせていたのですが、結局耐えられなくなってしまい、机に臥すことに。しかし机に臥したことで治まるかと思いきや・・・そのまま後方へ硬直失神。周囲のクラスメートは驚き、自分が目覚めた時は「大丈夫???」と聞かれる状態。その瞬間、「あ、また俺、小学校と同じ状況を起こしちゃったんだな・・・」とすぐに状況を悟りました。既に当時は福祉現場3年目。知的障害の分野に携わっていたので、知的障害に関係する疾患などについての理解もしていたため、自分でも「もしかして・・・」と思いながらも、友人に状況を聞いたところ、発作の状況は完全に「てんかん発作」と同じ状態。このときに「やっぱり、俺は・・・」と思い、翌日病院を受診。過去の経緯や今回の発作の状況を報告すると、間髪いれず先生から「てんかんの疑い」との診断を受けることに。「脳波を取ってみないとわからないけど、まずはてんかんを疑うね」とのこと。てんかんがどのような疾患であることを理解していた自分にとっては、あまりにもショックな診断でした。もちろん受け入れられない自分がいたのも事実。実際に脳波を取っても異常波は見られないのに、どうして「てんかん」なのか、てんかんによって受ける社会生活の不便さを考えるだけで、「もう生きていたくない」と感じる自分。そこには「社会福祉士としての自分」と「一個人としての自分」の「2人の自分」が存在していました。

しかし時間は止まってくれることはなく、ショックを受けた状態でも仕事と学校は続けざるを得ない状態でした。
職場では「自分の疾患のことで支援にしわ寄せを与えてはいけない」と思い自分のテンションを無理やり高めて何事もなかったかのように振る舞いながら、そして学校では再び襲ってくるかもしれない発作との恐怖に耐えながらの授業・・・心の風船は、今にも破裂寸前の状態。授業中にも過呼吸や無意識運動を起こしている状態。そしてとうとうその風船が破裂してしまったのが、この日

風船が割れた瞬間、もう何もかもが「どうなってもいい」と感じてしまう状態。「もう、終わった・・・」と言う心境。
なんとも形容のしようがない脱力感。そして無理に行動を起こそうとすれば襲ってくる、吐気・・・
完全に自分の体は壊れてしまった状態・・・そして、心も崩壊した瞬間。

もうこのまま終わり・・・というときに、すべてを救ってくれたのが、今の先生
今の先生が出した結論が「パニック障害」。これまですべての発作に関してすべて「パニック発作」として説明ができるとのこと。また「てんかん」としての脳波には異常はないけど、普通の人には現れない波が出ていることも説明してくれた。特に気にする波ではないけど、脳波のことを細部にわたって見てくれて、それに対してちゃんと説明をしてくれた先生は、この先生が始めて。そして話を聞いてくれて、受け入れてくれる。今まで精神論で片付けられていた発作や「自律神経失調症」として片付けられたいた発作、そして「てんかんなのか、てんかんではないのか、曖昧な状態の現状」に対して答えを出してくれたのが、今の先生。今の先生に引き合わせたのは、「自分の息子はてんかんではない」と、必至にてんかん専門医を探し出した母親。もし今の先生に出会うことがなかったら、自分は本当にボロボロの布雑巾の状態・・・いや、それ以上の状態になっていたかもしれません。

今の先生に出会えたことで、生活は一変しました。学校を辞めたのも、今の先生に出会えたからです。
先生の助言がなかったら、学校を辞めることはできなかったと思います。どんどん自分を追い込んで、ボロボロになるまで続けていたかもしれません。でもそこで「ストップ」をかけてくれたのは、紛れもなく今の先生。「作業療法士」の夢を断念せざるをない決断をしてしまったことは悔いの残ることだけど、でも続けていたら間違えなく自分を無理してでも追い込んでいたと思う。

テレビでも長島一茂さんが言っていたけど「無理をしない」と言うことが、どれだけ大切なことなのか、すごくわかった。自分も先生に「パニック障害」と言われて、初めて自分自身と向き合うことができた。今でも発作の症状を呈することはたまにあるけど、でもそれが「パニック発作」とわかっているだけで、ものすごく安心できる。パニック発作への対応も自分である程度はできる。それがわかっただけでも、すごく良かった。

パニック障害にしても、うつにしても、「心の病気」は「無理をしない」が一番の薬です。
自分もまだ服薬を続けているけど、それは「病気そのもの」に対しての薬。「心」に対しての薬は「無理をしない」ことが、一番の薬です。自分の場合は思ったこと・感じたことをそのまま、ありのままにここで打ち明けているのも、心に負担をかけない「心の薬」になっているのかも知れません。

最後に・・・もし心が苦しいとき・・・そんな時は、無理をしないで下さい。
そして躊躇することなく、心療内科の扉を叩いて見てください。そこには、救いの手がきっとありますから・・・

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