これは・・・本気?話題づくり?
スポーツナビ、格闘技「俳優・金子賢が大みそかの「PRIDE 男祭り」に電撃参戦」
PRIDEを主催するドリームステージエンターテインメント(DSE)は8日、都内のホテルで会見を開き、大みそかに開催される「PRIDE 男祭り 2005 頂-ITADAKI-」(さいたまスーパーアリーナ)に俳優・タレントの金子賢が選手として出場することを発表した。
3年ほど前からジム通いで肉体改造に取り組み、その後趣味で柔術の道場に通いトレーニングしていたという金子は、「初めて自分のやりたいことが見つかった」と感じて今年2月に俳優から格闘家への転進を決意。その後は俳優業を休業して、高田道場で週5日のトレーニングを重ね、さらに11月にはブラジルにあるシュートボクセ・アカデミーで出げいこを行う桜庭和志に帯同し、桜庭と同じメニューを2週間こなしてきた。
会見に出席した金子は「PRIDEのリングは誰もが目指す最高峰。そこに上がることは本当に大変なことと重々承知している。恥ずかしくない試合をしたい」と緊張した面持ちでコメント。その上で「勝ち負けに関係なく、自分のやってきたことを出す。あと3週間、死に物狂いで練習する」とPRIDE参戦に向けた意気込みを語った。
対戦相手については現在調整中とのことだが、会見で榊原信行DSE代表は「一線級の選手と交渉中」であることを明かした。また金子の出場する試合は「スペシャルチャレンジマッチ」との位置づけで、PRIDEオフィシャルルールに近い特別ルールで行われるという。
PRIDEをやるDSEがこう言うカードを出してきましたかぁ・・・
まぁDSEは「ハッスル」で芸能人を使ったカードを出すから別に芸能人の起用に対しては抵抗はないと思うけど、「PRIDE」はまさにガチンコのリング。この前の「Dynamite!!」の曙vsボビー戦は「半分本気、半分話題づくり」って感じで、どちらかと言うと「本気6、話題4」って感じ。でも今回のカードはどうなんでしょう?まだ対戦相手が発表されていないから何ともいえないけど、大晦日まであと3週間もない中で対戦相手に対応した戦術を練ることはできるのだろうか、ちょっと疑問。たしかに体は良いものをもっていると思うけど、まだその身体能力を実証されていないから、果たして「通用する体」であるのかは、わからない。
対してボビーの場合は既に去年の大晦日(vsアビティ戦)でその能力を十分に発揮しており、可能性はゼロではない。むしろまだ研究時間の余裕がある時期に対戦相手が発表になったから「対曙対策」はGURABAKA内で考えていることは間違えない。きっとボビーもGURABAKAでトレーニングに余念はないだろう。だから可能性は「ゼロ」ではないと言い切れる。もって生まれた身体能力、それを大舞台で実証しているからあまり異を唱える人はいないでしょう。
ただ今回のケースの場合はスパーリングなど、実証されている舞台がないのが現実。
一度でもそれを見ることができれば「どれくらいの力を持っているのか?」と言うのがわかるけど、実力の内容によっては、ガチンコ勝負のPRIDEを壊してしまう可能の大きい試合であることは確か。もちろんそれは対戦相手にもよるけど「一線級の選手と交渉中」って、選ばれた選手は去年で言う「ボビーと対決したアビティ」みたいな心境(=素人相手にやるのか?)になることも必至だろう。そういうことを考えたらいきなり大晦日にぶつける必要はあるのかなぁ・・・と思うのが個人的感想。
このカード、結構「ギャンブル」な勝負ですね。DSEにとっては。
« ボーナスなんて・・・ | トップページ | 来週は「灰」になります・・・ »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント