情報共有
まずは昨日の「プリン指数」から。60%と言ったけど・・・やっぱり買ってしまいました。
そして明日のプリン指数は・・・70%。高くなってるじゃん!!!(ー_ー)!!
それはさておき、今の職場についてからはあまり「仕事の愚痴」っぽい内容は避けてきました。
まぁ例の「個人情報保護法」と言うのもあって、なかなか仕事のことに関しても書きにくい部分があるのですが・・・あくまでも自分がここで「業務報告」と題して書いているのは、少しでも「福祉の仕事を知って欲しい」「社会福祉士が働いている職場の一例」として多くの人に知ってもらえれば・・・の気持ちで書いています。
ただ、今回はちょっとだけ仕事のことで「愚痴」っぽく、言わせていただきます。
利用者の送り出しが終わり、ケース記録(利用者の施設内での様子)を書いているときのこと。
ある職員が「こんな問題あったんだね。(そのこと)大丈夫なのかな?」と言っていた。で、そのケース記録を読んでみると、普段は穏やかな利用者が落ち着かない状況になったと、言う内容だった。自分もそのケースをななめ読みして「へぇ、そんなことあったんだぁ・・・知らなかった」と言う感じ。落ち着かなくなってしまった原因については何となく周りから色々と聞いていて知っていたけど、そのことが原因で落ち着かなくなってしまったと言うことは初耳だった。
と言うより、ここの職場に来て感じていることは「情報の共有化」と言う部分が疎か、と言うもの。
前の職場では仕事が終わった後には1日の業務報告・利用者の状況変化・伝達・報告・申し送りなどを細かに行っていた。ちょっとした変化や状況があれば、報告して日誌に記録として残すことを職員の持ち回りで行っていた。最初のうちは自分は「送迎担当」だったためあまり持ち回りの進行をすることはなかったけど、2年目に入ってからは何度か自分が持ち回りで進行をすることがあった。だから利用者の支援の方向性や対応方法についての共有化がしっかりとされていた。
ところが今の施設では、それがない。利用者を送り出した後に休憩をして、その後に翌日の業務確認をして、ハイ終了。そのままケース記録を書いて終わり・・・というものだった。だからあまり日々の利用者の変化について申し送りをしたり対応検討をすることはなかった。だから当然「落ち着かなくなった」と言う出来事があった事実をすべての職員が共有かできていたわけではなかった。あくまでも「記録」として残っているだけであって、「職員が事実としてあったことを把握する」までには至っていなかった。また、正直なところ、ケース記録に関しても「ちょっとずさんじゃないの・・・」と感じることもある。半日の出来事をたった2・3行で終わらせてしまうなんて・・・もし同じ内容を一言一句自分が書いたら、きっと1行で書き終わってしまうような書き方・・・さらに「個別支援計画」が完全に完成していないから、利用者ごとに「何を目的に記録し、それに対しての評価を行っていけばよいのか」がハッキリしていない現状があるため、記録をしようにも「出来事のみの記録」に止まっているのが実情です。(だから自分の場合は気になることがあれば、ちゃんと考察も入れて記録を行っているわけですが・・・他の職員は「考察」や「推測」がないんですよね・・・「○○をした」「××だった」とか・・・)
と言うより、今は11月。それも後半。本来であれば新年度(4月、遅くても5月)のうちに個別支援計画は立てるものです。それが立っていない時点で「ォィォィ(・¥・)」と言う感じなのですが・・・とは言え、デイサービスの場合は個別支援計画の策定義務が課されていないため、法的には別に個別支援計画が立っていなくても問題はない。しかし施設運営上のことを考えれば個別支援計画は必要であり、また支援をするに当たって「どの方向に向かっていくべきなのか」と言う、支援を行う「方向性」については設定をすべきである。この部分は高齢者の分野で採用されているケアマネジメント・ケアプランと同様の考え方である。「方向性」なくして、利用者の「より良い生活への支援」は生まれない、と思う。このことは常勤・非常勤の職員関係なく考えていかなければならないことである。でも何となく今の施設には「臨職だし・・・」と言う雰囲気が無きにしも非ず、と言う感じ。また自分が転職をして「正規職員→臨時職員」と言う身分変化が起きたからかもしれないけど、支援の方法やその内容に対しての「やりやすさ」と言う部分で、やりにくくなっている気分がする。前の職場の時は結構支援の方法やあり方に関して任されている部分があり、「この方法はどうなんだ?」と言ったことに関してケース会議にかけて他の職員から意見をもらって、今後の支援方針や方法を検討していた。しかし今はその「ケース会議」すら行われていない。強いて言えば、今度ケース会議が行われるみたいだけど・・・俺から言わせてもらえれば「ケース会議」ではなく「地域ケア会議」みたいなものであり、本来ケース会議は施設内で行われるものではないか・・・という考えが前職の影響で色濃く自分に残ってしまっている。
いずれにしても、「情報の共有化」と言う点は、今の施設は前の施設に比べて欠如していることは確か。
もっと利用者個々の状況変化などに関する「申し送り」をしっかりやってもいいんじゃないのかなぁ・・・と感じた、今日の業務です。
« 減らない「もう1つ」の理由 | トップページ | 生涯発達 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント