誕生日
今日からココログのディスクが大増強したらしい。
何しろ今自分が使っているのは「プラス」だから、容量は5GBまで増えたとの事。その結果、現在のディスク使用量は1%にも満たない状態に・・・以前は20%を越えていたのに・・・大増量、恐るべし・・・(^_^;)
今日から・・・といえば、全くもって私事ですが・・・本日、27回目の誕生日を迎えました。
27歳になったからと言って、別に何かが変わったわけではありませんし、いつもどおりの何の代わり映えもない生活です。むしろ、今年は最悪・・・って感じです。細木数子的には「大殺界」らしいですが。でも本当に今年は踏んだり蹴ったり・・・の状態。今も気持ちは(-_-)zzzです。
希望を持ってスタートしたはずの4月。しかしそこに待っていたのは、夢を実現するためにはあまりにも致命的過ぎる自分の体。病院に行き、検査を受け、そして転院し、ようやく今までの自分の症状が何だったのかがはっきりしたのが8月。一時はすべてに希望を失い、自暴自棄になり、絶望の淵に立たされ、生きる意味や気力さえ失ったときもあった。なんで自分だけいつもこんな目に遭わなくちゃいけないんだ、どうして自分は一生懸命努力して、真剣に、真面目に、正しく生きているのに、こんな目に遭わなくちゃいけないんだ・・・消えてしまいたい、と思ったことも何度もありました。
そんな時に救いになったのが、相田みつをの詩です。何気なく見た詩が自分の心の中をすーっ、と流れたのです。
それからと言うもの、自分が自分に疲れたとき、心の力を失いかけたときに、自分は相田みつをの作品を見に行くことにしました。自然と相田みつをの作品を見ていると、自分自身の心の中をすべて見透かされているような、そんな気分になるのです。自分が相田みつをの作品を見に行く時、それは自分自身の「心の洗濯」をしに行っている日なのかもしれません。だから相田みつをの作品を見るときは、誰にも邪魔されないようにするために、一人で見に行っています。むしろ1人でしか見にいけない、自分のことをわかってくれる、理解してくれる、共感してくれる、一緒にそばにいて手を握っていてくれる人がいない限り、相田みつをの作品はひとりでしか見れないと思います。
相田みつをの作品の前に立つと、今の自分のすべてを受け入れてくれている気がするのです。
そして誕生日の今日、美術館からお祝いレターが届いていました。
この詩の解説には
「正」とは自分が人間としての原点を守ることです。
「そんとく」や「勝ち負け」、お金の「有る無し」などという比べることをやめた自分―
それが本来の自分です。
正直、まだこの詩を自分自身の中では完全に理解はできていません。
でも少なくても、自分はまだ「本来の自分」にはなっていないのでしょう。損得勘定や人生での勝ち負けにこだわっていたり考えていたりする自分がいるのも事実。今の自分の状況を完全に受け入れられていない自分がいるのも事実。どこかで自分の病気のことを負い目に感じている自分がいるのも事実。だから正々堂々と人前で「自分は病気の治療に立ち向かっています」言えない自分がいる。
でも少しずつながら、ヨチヨチ歩きながら前に出ようとしている自分がいるのも事実です。
既に気づいている方もいるかもしれませんが、先日「プロフィール」のページを更新しました。blog上では記事として何度かカミングアウトをしていますが、今回プロフィールとして自分が「パニック障害」であることをハッキリと打ち明けました。「自分のこと」として、ネットのMitakeの姿として、そして現実の自分のことを知っている人に対しいてのMitakeの姿として、本来の自分を受け入れてもらえるようにするために・・・いや、受け入れられるように自分自身が努力するために、プロフィールのページを更新しました。自分が一体どんな状態なのかは「プロフィール」のほか、カテゴリの「メンタルヘルス」や「心と体」でも見ることができるので、それを読んで「これがMitakeの本当の姿なんだ」と思っていただければ・・・と思っています。このblogに書いていること、ほとんどここでの内容は「素の姿」のMitakeであります。
誕生日に際し、メッセージを送ってくださった方、ありがとうございます。この場を借りて、お礼申し上げます。
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