やる気出そうよ・・・
今日で入職後半年が経過。ちょうど6ヶ月。有給も発生。
前の職場でもそうだったけど、半年って短いようで長く感じる。今回の職場も「まだ半年しか経っていない」と考えられるけど、仕事の密度は結構なもの。まだわからないこともあるけど、だいぶ慣れた部分もある。特にプログラムの流れや利用者のある程度の特性に関しては何となくながらも、理解してきた。今までやったことのなかった介護の部分にも、ようやく慣れてきた。
とはいえ、利用者個々の対応に関しては未だに不慣れな部分もある。
特に今の職場は障害の程度が重い利用者さんが多いため、どこまでを要求していいのか、どうやって意思を捉えていくか・・・という部分に対しては悩むところもある。とりわけ「本人意思」と言う点ではそれを表出することが難しい利用者が多い。だからある程度は「推測」で考えるが、ともすれば職員の都合で動かしてしまうことにもなりかねない。その点だけは注意しなければならない。
その中で「職員の都合」と「職務」をいかにつり合せていくことも必要。
「利用者と対等な立場で」とうたった支援費制度が始まってから2年半。たしかに対等な立場を持つことは必要だけど、それでも100%の能力(と言うと誤解が生じてしまうかもしれないが・・・)をもっているわけではない。判断の基準も障害のない人のような「高度なレベル」で判断しているとは言い切れない部分もある。(「高度なレベル」と言う表現も難しいのだが・・・)また施設目的としてサービスを提供している以上、目的に見合ったことを要求することもある。
その一つが、スポーツ。まぁスポーツと言っても激しいものではなく、レクリエーション的な要素が強いもの。
あるいは体のストレッチをするくらいなのだが・・・せめてストレッチぐらいはしっかりやってよぉ、と言う感じ。今日は特定の利用者とマンツーマンで対応をしたけど・・・嫌がること、嫌がること・・・イヤ、やりたくない気持ちがあるのはわかるけど、でも別にそのことを毎日要求しているわけじゃないし、1週間のうちの半日だけしか要求していないじゃん。それに普段そんなに体を動かしているわけじゃないし・・・せめてこの時間だけは動かそうよ・・・というのが「職員」としてのスタンス。もちろん利用者の意思は大事だけど、じゃその意思どおりに何でも物事を進めてよいのか・・・と言ったら、それは違う。利用者は「お客様」かもしれないけど、「神様」ではない。だから多少拒否している部分があっても、必要と判断すれば、やってもらうことだってある。なので、今日はちょっと頑張ってやっていただきました。
とはいえ・・・その対応するだけでグッタリだよ。
もう少しさぁ、やる気を出そうよ・・・自分の好きなことだけ積極的になって、それ以外のことに関しては怒るなんて・・・そりゃ、ちょっとおかしいよぉ。
と、ちょっと心のつぶやきを・・・。
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