観察第一
どんな実習生が来るんでしょうねぇ・・・と話していたら、何と今日から実習生が。
と言ってもうちの部門では来週からで、今週は隣の部署での実習。まぁ前の職場で遭遇した最悪の某国立大学じゃないから、きっと大丈夫でしょう。学生時代にここの学生さんと一緒に現場実習もしたことあるし・・・って、あそこの学校で福祉関係の資格取得できるんだっけ?
ちょっと調べてみよう・・・(検索中)・・・あ、できるみたいです。確認完了。(笑)
それにしても、週明けはどうしても疲れる。疲れると言えば、利用者もちょっとお疲れの様子。
今年養護学校を卒業して施設に行った人は、みんな始めての夏を終えた。で、今までなら学校に行っていたから「夏休み」と言うものがあったのだが、施設に行ってしまえば基本的に夏休みはなし。ましてやうちの場合はデイサービスセンターなのだから、年末年始と土日・祝日を除いて原則的に「営業」している状態。だから休まずに来た人にとっては「夏休みなし」の状態で来ているのと同じ状態。
その様子、本人は「疲れていない」と言っても、行動には出ているもので・・・
自分もこの施設に来て同じ月日を経ているけど、行動をよく観察していると「今どんな状態なのかなぁ・・・」と言うのが何となくわかる。また普段と違った行動をとったり、ちょっとした一瞬の動きや言動でもその違いを察知する。今日も利用者の行動や言動を見ていて「あれ、これちょっと注意する必要があるのかな・・・」と思うようなことがあった。ちょうど近くには看護師さんもいて、利用者の状況について相談をした。そしてその状況を上司に報告。ただ、確証そのものはないからあくまで「推測ですが・・・」と前置きをしたうえでの報告。
いや、この現場にいて思うことは、本当に「観察」は重要だな、と言うこと。
利用者の状況を知るためには色々な方法があるけど、一番情報を得ることができるのは話したり聞いたりすることよりも、何より「見ること」が一番の情報収集になる。学生のときも「観察することも大事だよ」と言われたことがあったけど、現場に立ってそのことを強く実感。それ以来自分のポリシーとして「観察こそ状態を見るのに一番大切」と考えるようになった。毎日観察をしていれば、些細な言動や行動の変化に気がつくもの。今日の「あれ?」も、やっぱり利用者の行動や言動から推測したもの。もちろんその推測が当たっているかはわからないけど、少なくとも自分が立てた推測によって、一応は説明ができる。だから普段からいかに利用者のことを見ているかが、利用者支援に一番重要なものだな、と考えている。
きっと前職で個別支援計画を立てていたときも、観察から支援目標を立てたケースは結構ある。
だから自分の中では「観察なくして、支援なし」と考えている部分もある。それだけ、観察することはとても重要であると言うこと。もし実習生が何か聞いてきたら、このことはちゃんと伝えてあげよう・・・と思っているけど、俺そんなに言える立場の人間ではないですから・・・(^_^;)
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