やっぱり、アウト?
今日はてんやわんやの1日。救急で病院に行ってきました。
と言っても、自分がパニックで運ばれたわけではありません。別に救急車のお世話にもなっていません。
病院のお世話になったのは、母親。
今朝のこと。いつもどおりに布団を干し、洗濯物を干すために背伸びをした瞬間・・・ッン?
腰部に違和感を覚え、歩くのがままならない状態。本人曰く「ぎっくり腰みたいになった」とのこと。
以前にも同じようなことがあって通院した経緯があったけど、今回はかなりきつそうな状態。あまりの様子に「もし痛さが続くようだったら、病院に行きな」とアドバイス。ところがそのアドバイスが、いきなり今日になるとは・・・
普段なら結構耐えてしまう母。ただ今回は相当辛かったのか、広報誌の休日診療を確認する状態。
と同時に、今日は地域の秋祭りで神輿休憩所の準備があったのだが、それもキャンセル。当然そのような状況を見れば、ちょっとキツイのかなぁ・・・と察知し、病院まで連れて行くことに。まぁ今回病院が必要と考えたのは見た目以上に辛そうであると言うのと、痛めた状況が以前と異なっていると言うこと。特に透析を始めてからの腰痛であるため、いろんな事が想定される状況。特段急を要するわけじゃないけど、このまま放置していいものではない・・・と考えており、通院のアドバイス。でも今日行くということだったので、車を出して行ってきました。
病院についてからは車椅子を用意。本人は「恥しいから要らない」と言ったけど、車に乗ってきている時点で外見を気にせずコルセットをしているため「そんなこと言っていられる出で立ちじゃないでしょ」と説得し、車椅子に乗せて病院の中へ。思ったよりも人はいなかったものの、やっぱり休日診療だったためか1時間以上かかってしまいました。
まぁ結果的には骨に異常はなかったため、筋を伸ばしたが痛めたか、程度かもしれません。椎間板がずれている様子もなかったし。
ただ救急の待合室で、こんな出来事が。
自分より前に来ていた人が診察で呼ばれ、診察が終わって戻ってきたところで看護師さんが検査案内をしようとしたときのこと。椅子に座っている状態で急に顔面が蒼白になり、意識が飛んでいく状況を見てしまった。看護師さんがいてすぐにDrを呼んだから大きなことにはならなかったけど、見ている限りでは狭心症か脳梗塞の状態だった。検査技師の人が「このままCTを撮りに行きましょう」と言っていたのが聞こえたため、たぶん脳梗塞の方だと思うけど、その現場を目の当たりにして少し動揺している自分がいた。自分が母親を連れてきていると言う気持ちがあったから何もなかったけど、もしこれが1人だったらかなり動揺していたかもしれない。すぐに気持ちは戻ったけど、状況によっては気持ちの建て直しが辛かったかもしれない。
些細なことで動揺する自分・・・こんな状況じゃ、やっぱりOTはダメなのかな?
リハビリテーションの現場は、脳血管疾患からの回復者も多い。だから場合によってはリハ中に起きることだってある。そんな状況が起きた時、自分は冷静な対応ができるのであろうか・・・今日の状況だったら、きっと1人でオロオロしてしまうだろう。そう考えたら、病気の有無に関係なく医療職はアウトだったのかもしれない。別に自分がOTを目指そうとしたのは「医療職」としてではなく「福祉職」として目指していたのだから関係ないと言えば、そうなのかもしれない。ただ、周囲の目は「医療」として見る部分も大きいと思うから、やっぱり適切な対応ができなければアウトであろう。
この分野が「アウト」だったのは、もしかしたら必然だったのかな・・・
« コトバ★「支援その3」 | トップページ | 今回は早い? »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント