負けないぞぉ、俺。
今日は定期通院のため、欠勤。別に休まないでも行けたけど、何となく自分自身に閉塞感があったため、息抜きをこめて朝の時間帯に診察を入れて、仕事を休みました。もちろん息抜きの先は、ここ。ここについての話は、また明日ゆっくりしましょう。
ちなみに、今日も服薬アップ。パニックの薬(ルボックス)を本来の処方量に。その結果、(朝・昼・夜・寝)の就寝量が(1・1・1・3)と、就寝前が飛躍的にアップ。元々この薬、処方前に先生から「もしかしたら吐気とか出るかもしれないから・・・」と言われていたので、今回アップはちょっと心配。まぁ今まで吐気の副作用が出てなかったら大丈夫だと思うけど・・・今晩と明日の朝が心配だなぁ・・なんだか。
さて、気晴らしの美術館に行くときのこと。
ちょうど時間帯も11時半を過ぎたところ。先に美術館に行くか、それとも飯を食べてから美術館に行くか迷ったが、たまには散策をしてから行くのいいかなぁ・・・と思い、丸の内近辺を散策。あわせてお昼も食べることに。東京駅を降りて丸ビルにまず向かうが・・・むむぅ、何だか敷居が高い。ってか、男1人で丸ビルは、何だか不似合い。横に彼女とかいないと、何だか落ち着かない雰囲気。そして何より・・・予算が足りなそうな出で立ちを感じたため、目の前をスルーすることに。
そして入ったビルは、「丸の内MYPLAZA」と言う明治安田生命のビル。ちょっとお腹も減ってきていたし、地下に行けばおにぎり屋さんがあるみたいだったので「これならリーズナブル」と思い、地下まで直行。ところがおにぎり屋さんを見つけてみると・・・そこにはイートインはなかった。「ウッソン・・・」と思いながらもせっかく下まで入ってきたのだから、下のお店で手頃なものを食べることに。
とはいえ、「手頃」と言っても、ここの相場は「ワンコイン」ではなく「ワンペーパー」が主流。だからいつものお昼に比べたら、結構な支出。普段はコンビニ弁当なのに、今日だけやけにリッチな昼食。品数もあって、ボリュームもそこそこ。たしかに自分にとっては満足だけど・・・毎日毎日ワンペーパーが出て行く生活はちょっと考えられないかも。単純に1食ワンぺペーパー(=1000円)と考え、週5日×4週で・・・2万円???昼食代1ヶ月2万円は、ちょっとありえない・・・でも丸の内の場合はこれが相場なのかも。まぁ稼ぎもそれなりにありそうな人ばっかりだったし。隣のテーブルのでは「○○さんが新しい事業立ち上げて・・・」とか「××さんに出資しないかって言われて・・・」とか、ちょっと自分の世界とはかけ離れた話が横行。
こんな話を聞いていると、正直この人たちとは「住む世界が違う」と実感。きっとこんな昼食を毎日続けていると考えれば、収入はそれなりのもの。それに比べて自分はこんな食生活を毎日・・・なんて絶対に無理。間違えなく破綻してしまう。そう思うと生活格差をものすごく感じてしまう。事実、食事を終えて外に出て、国際フォーラムに向かい途中も、街中を歩く女性は何となく華やかな感じ。ちょっと自分の価値観とは違っているのかな・・・と思ってしまう。
でも不思議なことに、「有楽町で働く」ことに関しては、何の魅力も感じない。給料だけで考えればいいのかもしれないけど、でも働くのに魅力的に感じるものはない。もちろん「東京の中心」で働くことのステータスはあるかもしれないけど、そのことが生涯のモチベーションにつながるか・・・といえば、それは疑問。自分にはネクタイ締めてビジネス街を歩く姿は、想像できない。やっぱり自分は、福祉の仕事に巡るべくしてやってきた気がする。
逆に有楽町を歩いていて思ったことは、「お前ら、絶対に俺の仕事は真似できないだろう」っていうこと。給料は安いけど、自分の仕事は決して一筋縄では行かない仕事。マニュアルどおりに進むことはほとんどなく、仕事の対象が生身の人間だから、利益だけで考えることのできない仕事。逆を言えば「利益の出ない仕事」かもしれないけど、だからこそ自分はこの世界にいるのだと思う。お金が欲しくないわけではない。お金は欲しい。稼ぎたい。収入の高いところで働きたい。でも自分が一番求めているもの・・・それは、「愛」なのかもしれない。今の職場でも前の職場でも、利用者に対して愛情をもって接している。もちろん仕事と割り切っている部分はあるけど、でもやっぱり利用者の見せる表情に仕事のやりがいを感じることがある。特に嬉しそうな表情をしているときは、この仕事を続ける大きなモチベーションになる。反応があれば、手ごたえを感じる。それはすぐに「結果が見える」ものではないけど、でも毎日の些細な変化に仕事の醍醐味を感じている。
自分の仕事はある種の「叛骨心」の塊かも知れない。「お前ら、できねーだろう」と言う気持ちが、自分を駆り立てているのかもしれない。
美術館に行く前に、ふとそんなことを感じたのでちょっと書いてみました。その後の美術館のことは、また明日。
最近のコメント