悩む気持ち
今日から夏休み。と言っても、仕事そのものは夏休みはありません。
ただ「特別休暇」という形で取得しています。夏休みは水曜日まで。たった3日です・・・というより、今までが異常だったんだよな。いくら正規職員だったとしても、9日はないよな、普通は・・・(^_^;)
とはいえ、この3日のうち2日間は通院で消えてしまいます。それが、今日と明日です。
前回の初診の時に「都合のいい日はありますか?」と聞かれて、「8月15日から17日まで夏休みを取ろうと思っていますが・・・」と言うと「じゃ、その日に脳波検査を入れましょうか?」とのこと。別に拒否する理由もなかったので結果的に「夏休みに検査」となってしまったが、本音としては「せっかくの夏休みが・・・」と言う気持ちの方が大きい。おまけに「検査の日は申し訳ないけど私不在なので、翌日に結果を話すことにさせてください。」とのことで、次の日の朝9時40分に予約。
あぁ、貴重な休み3日のうち2日は、通院で消えてしまうんだなぁ・・・と感じた初診・・・(涙)
で、今日は脳波検査の日。今回は「睡眠脳波」と「覚醒脳波」(普通脳波)の両方を取ることに。
今までは普通脳波のみを取っており、睡眠脳波を取るのは最初の発作(9歳)の時以来のこと。そのときは睡眠剤を飲んで検査した、とのことだったが・・・その記憶は全くなし。普通に脳波を取ったことしか記憶にありません。
「予定時間よりも少し早めに来てください」とのことで、予定よりも20分ぐらい早めに到着。受付で「検査ですが・・・」と伝えて少し待っていると、おばちゃんがやってきて「これ、検査のための薬なので飲んでください。」と睡眠剤を持ってきて飲ませられることに。睡眠剤を「自分の記憶」として飲んだことは一度もないので、いわば「初めての睡眠剤」となる。そしてその味は・・・口にした途端、薬が舌の上で溶け始めて・・・苦っ(-.-)
「こんなに苦いのかぁ・・・」と思いながら、速攻で飲みました。と同時に「あぁ、これから眠たくなるのか・・・」と思いながら検査まで「睡魔に勝つぞ!」と思いながら過ごす事、20分・・・「Mitakeさ~ん!」と呼ぶ声。検査の始まりです。
今までの脳波検査ははっきり言って「静寂・暗室」が保たれている場所ではなかったけど、今回は完全に脳波専用の部屋になっており、部屋を暗くすることも出来る場所。しかも、脳波の記録が紙ではなくパソコンに記録していくと言う、今までにはなかった検査。さらに脳波の電極も、今までにないくらいにたくさんつけており、顔面にまで電極をつける念の入れよう。さらには両腕に洗濯ばさみをつけて、装着完了。結構たくさん電極をつけたのにもかかわらず、装着の時間は約15分程度。装着に1時間かかったのとは、大違い。
そんな感じで検査が始まったのですが・・・正直、この先しばらくの記憶はありません。
どうやら検査が始まって早々に、寝てしまったみたいです・・・恐るべき、睡眠剤の威力。でも本当の威力は、この先です。
しばらく睡眠脳波を取った後、部屋が明るくなるのと同時に覚醒。そしてしばらくして過呼吸テスト。深呼吸の連続を行うわけですが、過呼吸を初めてしばらくすると、手に異変が・・・
あ・・・アァッ?手が・・・手が、しびれていく。
過呼吸と同時に、両手の薬指と小指が段々としびれていく。そして終いには感覚が鈍くなっている。
「あぁ、なんてこった!」と思いながらも、よくよく考えればその原因はただ1つ。両腕に装着した「洗濯ばさみ」が血管を圧迫しているため、血流が悪くなった両手は当然血液が流れにくくなる。となれば、手がしびれる・・・というわけ。手の感覚が失われながらも、このときの自分は「寝ぼけ眼」の状態。手のしびれよりも、もっと寝ていたい・・・という気持ちの方が先行しており、「しびれ」と「睡魔」の2つと戦っている状態。
そんなこんながあって、検査は約1時間で終了。
その後技師さんから「手がしびれたとかありませんでしたか?」と聞かれ「あ、ありました」と答えると「過呼吸あたりからですか?」との質問。どうやら過呼吸を行うと酸素が末梢まで送られるため、睡眠状態のときは活発な活動じゃないけど、覚醒して呼吸が活発になると酸素の送り出しも活発になるから、そのために「しびれ」が発生することがあるとのこと。「あぁ、なるほどね・・・」と納得。ただ、今までの脳波検査とは違っていたことはどうやら事実だったみたいです。
さて、検査の結果は明日直接先生から聞くことになりますが、あくまで個人的な予想では、仮にてんかんでなかったとしても、しばらくの間は定期的に脳波を取ることになるのかなぁ・・・と感じています。てんかんじゃなかったとしても、学校で意識を失い、硬直・痙攣があったことは事実であり、その原因がはっきりしない限りは自分でも不安です。神経内科的なものなのか、それとも心療内科・精神的なものなのか、その部分を明確にしたいと感じています。そして仮に精神的なものであり、現状の環境を変えることによって改善する余地があるのであれば、やはり自分の進路についても考えていかなければならないかな、と思っています。事実、今の自分は完全にモチベーションが上がらない状態であり、物事を進めようとすると気持ち悪くなるなど、身体的な「拒絶反応」を起こしており、その部分も考えていかなければならないのかな・・・と感じています。
正直色々と悩みは尽きません。今回のことで、ちょっと挫折してしまっている部分もあります。
そのことについては、また明日の診断が終わってから話そうかな・・・と思います。
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コメント
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はじめまして。mixiから来ました。
私はPDを持っていて、脳波はかったときに、発作起こして、おかしな波になってしまいました。
でも、てんかんでは無くてやっぱりPDだ、って言われたんですよね。
その後、失神とかするようになったけど、けいれん起こしたり、白目向いたりすることは無かったので、やっぱり違ったんでしょうね。
今は失神おこさないですし。
それにしても、いつ、自分がそういう発作を起こすかわからないというのは、怖いですよね。
車の運転も自主規制してます。
お仕事柄、大変だと思いますが、ムリはなさらないでくださいね。
投稿: おやびん | 2005.08.18 10:11
自分の場合は痙攣を起こし、体が硬直し、白目をむいていました。ただ、今までの状況を聞いて「てんかんではないだろう」と言うことになり、今までの発作もすべてパニック障害で説明がつく、とのことでした。
最近になって、1つのけじめをつけたためか多少は楽になってきた部分はありますが、もし結論を出さずにいたら、まだ心の状態は安定しないのだと思います。心を落ち着かせるために、今は「大丈夫」と思っても、セーブする必要はあるのかもしれません。
あとは、自分が上手く「心の状態」と付き合っていくことが大切なのかも知れません。車の運転もそうですが・・・
おやびんさんも、お体を大切に、負担がないように無理をされないようにしてくださいね。
投稿: Mitake | 2005.08.21 18:39
MITAKEさんこんにちは。
ご無沙汰してます。
私も8月下旬に脳波の検査に行って来ましたよ(^^)私は「睡眠脳波」というのはとった事はないですね。もちろん、検査中に寝てしまうことはしばしばありましたが・・・(^^;
>どうやら過呼吸を行うと酸素が末梢まで送られるため、睡眠状態のときは活発な活動じゃないけど、覚醒して呼吸が活発になると酸素の送り出しも活発になるから、そのために「しびれ」が発生することがあるとのこと
なるほど、知りませんでした・・・(^^;私も毎回ではありませんが、3分間の深呼吸の後、空だがビリビリしている事があります。もうかれこれ15年近く(だから15回以上は)検査をやっているもんで、「なんで?」と疑問に思うことすら忘れてしまってました(今回はしびれませんでしたが)。
MITAKEさんも、疑わしい波が出たんですね・・・私も深呼吸後の経過のところでそういった所見が今回認められました。MITAKEさんが書いているように、脳波の検査は必ずしも常に異常が出ている訳ではなく、ご自身の環境によっても変わってくると思われますので、そういった意味では定期的な検診は重要だと思いますよ。
結果を見ると、MITAKEさんは「てんかん」ではなかったんですね。どちらにしても、病気と継続的に付き合っていくような形ですね。私はこの病気が福祉への道を目指すきっかけになりました。MITAKEさんも、「病気とうまくつきあっていく」くらいの気持ちでよろしいのでは?
影ながら応援していますね(^^)
投稿: わん公 | 2005.09.10 12:32