治療継続
昨日に続き、今日は結果を聞きに行きました。
朝からの雨、病院じゃなかったら絶対に外出しないけど、そういうわけには行きませんので・・・
雨のなか電車を乗り継ぎ病院に向かい、診察を受け、いよいよ結果へ。
結論から言えば「てんかんではないだろう」とのこと。予想通りであったが、てんかん波は認められないとのこと。
ただ・・・てんかんではないけれど、全く脳波に所見が見られないか、といったらそうでないとのこと。どうやら正常な脳波には現れない波が出現しているとのこと。しかしその波がどのような問題があるのかについては、臨床上では不明であり、特に何か症状が出ていなければ、普通の場合は「無視」するとのこと。
結果、異常ではないけれど、脳波所見は気になるところがあると言うこと。そういえば小さい時に「気になる波がある」って言われたことがあったけど、もしかしてこれのことなのかな?
と言うわけで、てんかんではないだろうとのこと。しかしこれで治療が終わり・・・というわけではない。
倒れたことに関してのこと、今の気分のこと・・・まだまだ問題があるけど、倒れたことに関してはこれまでの状況を勘案して「パニック障害」で説明ができると言うこと。その部分に関して、治療をしていくことに。
で、その結果としてこんなに薬が増えてしまいました・・・(^^ゞ
もっとも治療のメインはパニックだけではなく、それに付随した部分を含めての治療であり、事実色んな身体症状が現れているので、それを改善するために薬が処方されているみたいなものでしょう。
しかし今後のことについて相談すると、先生のほうからも「少しセーブをしたほうがいい」との助言。
色々と今後のことについて考えていますが、Drから助言があると、やっぱり今の自分の環境はかなりヘヴィな状態であることを「客観的」に実感。ただ、その助言のおかげで決断はしやすくなったことも事実。自分の体を直すためには、やっぱりストップすべきものがあるときはストップするしかないんだな・・・と、思えるようになってきています。
正直今回の診断は紆余曲折の末にたどり着いた場所、と言う感じがします。
最初のかかりつけの病院で「てんかんの可能性あり」と診断され、その診断によって深い絶望に突き落とされ、不安が付きまとう生活。さらに月日が進んでも一向に改善されない心の状態。また一度はてんかんもカバーしている心療内科に行ってみるも、何となくDrの印象が悪く、また自分の望んでいるような診療が得られないため、頓挫。そして今回たどり着いた、今の病院。今の病院はてんかんの治療を専門的に行っており、さらに心療内科の部分もケアしている病院。今のDrもてんかん医療に長く従事している先生で、精神・神経センターのDrもある先生。だから「この先生の診断なら、受け止めてみようかな・・・」と感じているのかもしれません。
またこの先生の診断を受け止める理由に「話をしっかりと聞いてもらえること」と、今日の脳波説明が大きい要素になっているでしょう。今までの先生は脳波をとっても単に「波はなかったですけど、波のないてんかんもあるから・・・」と言うことで、あまり脳波に触れることはなかったのですが、今の先生はちゃんと記録した脳波を提示して、その脳波について説明をしてもらえたので安心できた、と言う部分もあるでしょう。もちろん前述した「気になる波」の部分についてもちゃんと触れて、それについての説明もあったので、この先生の治療を受けてみようと言う気持ちになれたのだと思います。
と言うことで、今回の診断で「てんかんではないだろう」と言う診断が出たので、これまでのカテゴリー名を変更したいと思います。「てんかんではない」という結論が出ても、まだ通院治療はしばらく続くことになるので、これからは気が向けばその部分について書いていこうと思います。またこの診断を元に、また生活環境も変わるかもしれませんが・・・それもまた「ありのまま」の姿をさらけ出して生きたいと思います。
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コメント
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「てんかんじゃない」って出てよかったね。これでMitakeさんの心が少し軽くなったのなら本当によかったね、って思います。私も脳波にはてんかんの波がでないからはっきりしないけど、前にも書いたように、もう病名はなんでもいいや・・という感じです。頻繁に発作が起きたら対処しようと思うけれどね・・・・。
確かなことは、今、生きている、そしていつかは命がつきる、ということ、それだけ。
だから”今”は有って無いような、だからこそ”今”こうしていることがありがたいことのような・・。
なんか哲学的だ・・・。
ところで・・・もし私にまた発作が起きた時、またここに来てもいいのかな・・・?
投稿: かさ | 2005.08.17 12:30
脳波のほうは「完全に正常」と言うわけではなかったみたいです。ただ、何か具体的な症状がなかったら、異常波は「無視する」と言う見解みたいです。あくまでも、正常な脳波には見られない波形が記録されたみたいです。
でもそのことは別にして、てんかんでなかったことについてとりあえず良かったのかなぁ・・・と思います。だけどその一方で「てんかん」と一度は診断を受けたことによって、心のダメージが想像以上に残ってしまい、これからはそのケアのために病院に通うことになりそうです。今回の発作も「パニック障害で説明が出来る」と言うことで、その治療を行っていくことになります。また今回のことでもう一度生活環境を見直すことになり、専門学校も考え直すことになりました。
正直、複雑な心境です。
病気ではなかったけど、心のケアが必要な状態。そのために学校から距離を置く・・・たしかに今みたいになることは、自分でも予測できなかった「不測の事態」だから仕方がないといえばそうだけど、自信を失うことにもつながっている気がします。親からもDrからも「大丈夫だから、もっと自信をもって」と励まされましたが、やっぱり心中はなかなかそうもいかないのが本音です。これからの先行きも全然見えていないですし、自分が進む道すら見つけられていない状態です。あわせて、その先に進むことに不安があるのも事実で、特にこれから新しい生活に切り替わるのが、ちょっと怖いです。
でもしばらく通院することで、その部分が変わっていけば、そのときの流れに任せればいいのかなぁ・・・とも思っています。
発作が起きた時、ここで気持ちが安らげば遠慮なく来てください。自分はてんかんじゃなかったけど、かささんの気持ち、少しでも理解できるかもしれませんから。
それに・・・自分もかささんに支えられていましたから。
投稿: Mitake | 2005.08.17 18:23