職業病
何となくグッタリした状態が続くここ最近。
でもどんなに疲れていても「職業柄」反応してしまうものがあります。
それは・・・ウンチ・・・もとい、便。
いきなりこんな言葉ですが・・・どうしてもこの職業にいると「排泄」に対して異常な反応をしてしまうんです。
特に「便」に対しての反応はものすごいものである。で、そういう自分の決して例外ではないわけで・・・
前の職場でも基本的に排泄が自立している人が中心で、排泄支援を必要とする人はごく僅か。で、内容も「授産作業」であったため、商品に便が付いたら大変なこと。だからちょっとでも怪しいものを見つけるとすぐに「これ、ブツか?」とエタノール片手に物体のところに行き、スプレーして匂いを確認。で、臭かったら・・・怪しい人のところに行って確認・・・なんてことをしていた。そして今の職場では、大の自立ができていない人のほうが多い。
利用者のトイレ介助をして、その後更衣介助をした後のこと。
保護者への連絡帳を書こうと、椅子を探すために机の下を確認。すると・・・机の下に黒っぽいような、茶色っぽい物体が。その物体を発見するちょっと前に、部屋の中で何となく誰かが屁をした後のような匂いを感じていたため「もしや・・・」が頭の中に過ぎる。で、他の職員に
「あれ、もしかして・・・物体(=ウンチ)ですかね?」
と聞いてみる。その職員も思わず「???」と言う表情をしたが、すぐに表情が晴れて
「あぁ、たぶん違うよ。ケーキだよ。」
ケ、ケーキ???ウンチ見たいなケーキ???(←バカ、どんなケーキだよ・・・爆)
どうやら自分がトイレ介助&更衣介助をしている間におやつの時間があって、その時に「チョコレートケーキ」を食べたとのこと。つまり、チョコレートケーキの食べかすがそのまま下に落ちて、あたかも「ブツ」のように見えた・・・というのが真相。さらに「机の下」と言うこともあって、その暗さがさらに「ブツかも・・・」という疑いに拍車をかけていた。
兎にも角にも、ぶつじゃなくて一安心。
いや、でも衛生管理にはやっぱり気を使います。自分が学生のときの福祉施設実習で知的障害者の入所更生施設にいったときのこと。利用者の人を見ていたらズボンの下から「ブツ」がポロッ、と出てきたため慌てて職員さんを呼びに行った。で、職員さんを連れてくると・・・床に落ちていたブツが消えている。何故だ・・・?
答えは・・・ブツを落とした、利用者さんのお口の中・・・異食してしまってたんです。
あぁ、そのことは今思い出すだけでも気持ち悪くなってくる、マジで・・・(>_<)
でもそのときのことがあって、前の施設でのこともあるから、便に対してはかなりナーバスになっているみたい。
この世界に入って色んなことを経験してきているけど、「怪しい物体を見たら、ブツと思え」と言う考え・・・完全に「職業病」になっているよ。
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