腰部強化
新しい仕事を始めて、もうすぐ2週間。
今までだったら2週間があっというまに過ぎてしまっていたのだが、さすがに今回の2週間は長く感じる。もちろん、まだ仕事に慣れていないと言うのもあるし、学校との二重生活に四苦八苦しているところもある。そして今の自分の状態も当然「長いなぁ」と感じさせる要因の1つであろう。
でもホントに、今までと仕事の内容がガラッと変わった。
授産施設では主に「作業の支援」と「担当利用者の目標設定」など、どちらかと言うと頭を使う仕事の方が多かった。だからあまり体力的なことに関しては心配が要らなかった。もっとも、仕事の大部分は公園清掃や古紙回収、時には健康増進のためのランニングなど大部分が「肉体労働」だったけど、体の心配をするほどの仕事はなかった。
しかし今の仕事は完全に「直接処遇」の内容。
何が違うかって、半分は前と同じような「生活支援」が中心だけど、もう半分は「介護業務」となっている。特に今日は、1人で車いすに乗っている利用者の排泄介助を行った。その際に、利用者を抱えあげたり座りなおさせたり、洋服を着せたりすることを久しぶりにやった。
いや、久しぶりではなく・・・初めてかも。
もちろん全く初めて、と言うわけではない。既に他の職員の人と一緒に入ったことがあるのでやり方はわかっていたが、いざ1人で入るとなると、勝手が違う。特にトランスファ(対象者の移動・移乗などのこと)に関しては、「うーん、どうしよう・・・」と試行錯誤しながらの状態。
だって前の施設で、トランスファを必要とするような利用者はいなかったし、その必然性もなかったから・・・
とはいえ、一応はヘルパーを持っているのだから、できないことはない。
それに仮にも「プロ」なんだから、基本的に「できない」は通用しない。もちろん対応方法を見たことがないのであれば多少は致し方ない部分があるけど、一度でも対応を見ているのであれば、やらないわけには行かない。それに利用者さんが「オシッコ」と言っているのに「俺、やったことないし・・・」なんて言い訳は通用しない。「私できないから、できる人が来るまで我慢してください」なんて言ってしまったら、自分が何のためにそこにいるのか意味がわからない。そういう状況に対応できるからこそ、そこにいるのであり、利用者が「必要」と欲すれば職員はやらざるを得ない。だから自分はその利用者の対応を1度しか見てないけど、1人でやった。
資格を持つものであれば、当然の行動。経験年数なんか関係ない。
でもね・・・初めて実務でやったトランスファ、結構大変だね。
きっと変なやり方を続けたら、間違えなく腰にくる・・・あぁ、これは職業病になってしまうかも。
そうならないためにも、もっと腰周りを鍛えておかないとね・・・(笑)
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