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思ひ出アルバム

  • 卒業式が終わって・・・
    以前HPで行っていた「todya's photo」の写真や「御岳写真館」で使用していた写真を再び復活させるべく、「思ひ出アルバム」として随時更新していきたいと思います。また最近の写真でも「思ひ出」となるものについては、ここに納められていくことになるでしょう。

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2005.04.09

コトバ★「介護技術講習」

今回のコトバ・・・に入る前に。
既にお気づきの方もいると思いますが、niftyのココログバージョンアップのためか、このblogが異常にパワーダウンしています。とりわけ、昼間にもかかわらずスクロールのレスポンスが著しく低下しており、おまけにコメント記入の際に名前・メルアド・HPアドのテキストボックスが表示されてない状態です。

元々このページ自体「画像」を多用しており、最近はその傾向が強かったからかなぁ・・・と思って「レスポンス低下はこのblogだけかな」と思っていました。ところが同じココログにblogを設置しているまろくんさんのblogも自分のblog同様、レスポンスの低下があるとのこと。さらに自分のblogで画像を使用していないカテゴリ(つまり「コトバ」のカテゴリ)だけの記事でもレスポンス低下が起きていることが判明。

そのため、少しでも快適な環境を目指すため、当分の間は二段形式(ダイジェストと本文)の記事とさせていただきます。

と言うわけで、改めて今回のコトバは「介護技術講習」。
介護福祉士の制度がまた変わるみたいです。そういえばこのblogでは「社会福祉士」をターゲットにしているのであまり介護福祉士のことは触れていませんので、これを機に少しだけ触れたいと思います。

まず「介護福祉士」について。介護福祉士は社会福祉士同様、「社会福祉士及び介護福祉士法」によって規定された国家資格で、次のように定義されています。

第2条の2 この法律において「介護福祉士」とは、第42条第1項の登録を受け、介護福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもつて、身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき入浴、排せつ、食事その他の介護を行い、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うこと(以下「介護等」という。)を業とする者をいう。

以前取り上げた「コトバ★社会福祉士」でも話していますが、介護福祉士も社会福祉士と同じように「介護等」を職業をする人のことを指しているのであり、「介護福祉士」と言う職業があるのではありません。一般的に求人では「介護職員」や「介助員」などの呼び方で募集されることがほとんどです。ただ最近の求人の様子を見る限りでは、時に「介護福祉士」として求人を出すところもあり、その資格の名前から「介護福祉士=介護職」の市民権が得られつつあるものではないか、と考えられます。
なお介護福祉士も社会福祉士同様、名称独占の資格ですので、介護福祉士の登録をしていない人が勝手に介護福祉士の名称を名乗ることは禁止されています。また例え介護に従事している人であっても「介護福祉士」ではない人がその名称を使うことは禁止されています。

ところで介護福祉士の資格取得方法ですが、社会福祉士の場合は例外なく「国家試験に合格」しなければ取得することはできませんが、介護福祉士の場合は「国家試験に合格する」以外に「養成施設を卒業する」ことによって介護福祉士の資格を取得することができます。法的には、3つの取得方法があります。

1.介護福祉士養成施設(1年or2年、大学などによる取得の場合は3年or4年)を卒業する。
(通常は2年、保育士や社会福祉士養成施設を卒業している場合は1年制の養成施設を卒業すれば可。)
2.法に規定する実務経験(介護等の業務)に3年以上従事した上で、介護福祉士国家試験に合格する。
3.福祉系高等学校などで所定の科目を履修して卒業し、介護福祉士国家試験に合格する。

介護福祉士国家試験は「学科」と「実技」の2つに分かれており、学科試験に合格した人が実技試験に進み、両方の試験に合格して初めて介護福祉士の登録資格が与えられました。
しかし第18回の国家試験からこれらの方法以外に新たな制度が導入されます。それが「介護技術講習」です。

介護技術講習はこれまで「学科+実技」であった介護福祉士国家試験の制度を見直し、実技試験に代えて介護技術講習を受講することによって実技試験を免除すると言うものです。具体的には、介護福祉士養成施設が実施(予定)する「介護技術講習」を受講し、国家試験の申し込みにあわせて講習終了の証明書を提出することにより実技試験が免除され、学科試験に合格することによって介護福祉士に合格することになります。
この「介護技術講習」の受講は任意であり、従来の「学科試験+実技試験」の方法を選択することもできます。また事情により介護技術講習が受講できなかった場合も、手続きにより実技試験の受験が認められます。さらに介護技術講習を修了すれば、その年度を含め向う3回の実技試験が免除されることになっています。

現在「介護に従事する人の専門職制度」が大きな変革期に来ています。ヘルパー制度の見直しもその1つであると考えられますし、このblogでも何度か取り上げています。しかしこの変革の流れ、介護職に限らず、福祉に従事する人全体の「専門職」としての更なるアイデンティティの確立を求めたいものです。

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コメント

どうも。まろくんです。
レスポンス改善のため、私のココログにメスを入れてみました(笑)。
原因はほぼ判明したんですが、もしもココログに「プロ」を利用してるんでしたら、一瞬でレスポンスが改善されると思います。
詳しくは私のブログへ。

ではでは。
お仕事、たいへんだと思いますけど、無理はしないで下さいね。

はじめまして!私は介護福祉士です。今は身体障害者デイサービスの主任をしています。そして、この記事のタイトルになっている介護技術講習の講師をすることになっています。先日、講義のスケジュールが発表になりました。私はコミュニケーション技術と移動の技術を担当することになりました。でも、自信なくて・・・長く介護の仕事をしていればいるほど、自己流になっているんですよね。人様の国家資格に関わってしまうなんて・・・そろそろテキスト見て・・・勉強はじめなくちゃ・・・

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