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2005.03.10

「障害」と言う現実

本日の業務内容
午前、引継ぎのための文書作成、およびネット販路模索のための調査(?)実施。
午後、公園清掃。犬のウンチがまた増えてきた・・・(汗)
本日、ケース会議。

今日は「暴論」でありながら「シビア」な話を。ケース会議での雑談から。
今日のケース会議、主な検討内容は「潤いのある生活を」と言うのが趣旨。40代の女性についてのケースであったが、主訴としては「若い男性のガイドヘルパーがいい」とのこと。一応は「同姓介助」が原則になっているけど、外出支援ということを考えれば、決してこの主訴は無理なことではない。事実、その方向に向かって動いていることも事実。

ただ彼女の「心の奥」にある願望としては「恋愛・結婚」と言うイメージがあるとのこと。この前も別の例で「恋愛」に関しての記述をしたけど、質的にはこの前の内容とはちょっと違う。彼女の場合は決してそのことをあからさまにわかるようにはしないし、ある程度のところでキープしている部分がある。あるいは、それを別の対象に代替している部分もある。ただ、やはり心の奥底には「恋愛をしたい」と言う気持ちがあり、いずれは「結婚」と言う理想を思い描いている。

しかし、そこに必ず現れるのが「障害」と言う壁。
彼女がどの程度自分の障害について理解しているのかは、不明である。ただ、以前に「どうして結婚できないと思うの?」と当時彼女を担当していた職員が聞いたときは「子どもの育て方とか、料理とか・・・」と、一応は自分で「できない」と理解している部分はある。実際、彼女と接していても「○○って言うことは、わかる?」と聞くと「うーん、ちょっとわからない」と答えてくれる。また彼女から「××って、どういうこと?」と質問された時に自分がなるべく理解しやすい形で噛み砕いた説明をするが、その説明に対して「わかる?」と聞くと、きちんとわかる・わからないを答えてくれる。「わかる・わからない」をきちんと理解している部分では、「障害の存在」と言う部分では理解しているのではないかと考えられる。しかし、その障害が「知的障害」であることは、多分理解できていないのかもしれない。

うちの施設では、障害の軽重はさまざまである。自分が担当している利用者でも障害の軽い人から思い人まで様々であり、言葉によるコミュニケーションが難しい利用者もいる。あるいは自閉傾向を持っており、話してもエコラリア(オウム返し)になってしまう利用者もいる。その人たちが「自分は知的障害を持っている」と言う認識は多分わからないかもしれない。ただ、障害の軽い人については「自分は知的障害である」と言うことを理解している人もいる。もちろん自分自身が「障害を持っていない」と思っている利用者もいる。

なぜ「障害の理解」と言う話になったのか?
以前の記事でも「マスターベーションの延長線上にある「エッチ」と言うことであれば、風俗を代替にして性支援をするという方法があるかもしれない。でも「恋愛」の感情を代替するものはない」と書いたけど、恋愛や結婚など、障害があるが故に阻まれる問題が現実にある。しかしその一方で「なぜ結婚・恋愛ができないのか」と言う現実を直面することも必要になるかもしれない。

しかし、大きな理由に「知的障害があるから」と言うのが支援者から見た「本音」であるかもしれない。ただ、自分を含め支援者はその問題について、あまり触れようとしてこなかった。事実として触れていない部分もある。いわば「腫れ物に触る」心境なのかもしれない。たが「知的障害があるから」と言うのは事実であり、現実でもある。その現実に触れなければ、問題は一向に進まないだろう。ただ誤解のないようにしておきたいのは、「あなたは知的障害があるから、結婚はできません」と言っているのではなく、「知的障害と言う現実」をどのように当事者に理解してもらうか、と言うことである。

正直、この問題を取り扱うのは非常に難しい。
ともすれば保護者から逆風が吹くことが予想されるし、社会的にも反響を呼ぶ可能性もある。もちろん、今回自分がこうやって書いたことも、もしかしたら波風を立たせる原因になるかもしれない。しかしこれは「現実」であり、避けては通れない問題でもある。現実を理解してもらうことも支援者の役割としては必要なものかもしれない。しかし、あえてその部分に立ち入る必要があるのか、と言う問題もある。非常にナイーブでデリケートな問題。きっとこう言う問題・課題にどのように対処していくのかが、施設の「力量」として問われるのかもしれない。

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コメント

障害者も一人の人間。部外者の俺が見ても一筋縄ではいかない難しい問題だって事くらいはわかる。
「セックスボランティア」っていう本が同じ内容を扱ってたと思う。本来隠したい・恥ずかしい部分をこれ以上ないくらいズバズバ言ってのけてるのは衝撃だった(本屋で立ち読みするのも勇気がいったけど)
気になったら読んでみたら?

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