コトバ★「blog」
今回のコトバは「blog」。まぁ今更言うまでもないことかもしれませんが・・・
何故今更「blog」を取り上げるのか。今回は「ブログ考」をしてみたいと思います。
基本的に「Mitakeの小箱」は超個人主義的な内容であり、基本的に自由気ままに書いているblogです。ただその折にblogに対する考え方やそのあり方などについて言及をしてきました。もちろんblogに書く内容は自由ですから、書いてはいけないこと、と言うのは(常識の範囲では)ありません。自由な発想で書けるのが、blogであるのかもしれません。
先日更新された「ウェブログ虎の穴 その十五」において升野浩一さんと眞鍋かをりさんの対談の様子がアップされました。別に自分はアイドル好きではないのですが、真鍋さんのblogは個人的に好感を持っていましたので、早速読ませていただきました。そして記事の中には、眞鍋さんなりのブログ考もありました。
対談の中で、眞鍋さんは次のように語っています。
ブログはなんでも表現していいし、好きなことをしていい場だと思うんですけど、社会問題に言及したり自分なりの意見を書く場合、その対象になった人たちを傷つけることになってしまうんじゃないかって考えてしまうんです。それがたとえ1人2人だったとしても、嫌な思いをさせてしまうんじゃないかって思うと、二の足を踏んでしまって書けないんですよ。ニュースについて思ってることを本心で書きたいとは思うんですけど、私が書くことによって、その出来事に直接関わってる人たちに何かしら影響が出てしまうかもしれないと考えると、それは本来私の役目じゃないと思うから書かない。だからブログって自分の役割とか、自分ができること、できないことを意識したうえでやらなきゃいけない、すごく難しい媒体だと思うんですね。
(以上、ウェブログ虎の穴其の十五、升野さんと眞鍋さんの対談のヒトコマから。)
ぶっちゃけ、テレビを見ていると「ちょっと、頭悪い?」って思ったりすることもありますが(もしTB経由でこの記事を見ていたら・・・眞鍋さん、ゴメンなさい)、でも実はしっかりと考えているんだなぁ・・・と思います。また眞鍋さんご自身のblogでも、次のように話しています。
しかし、自分のブログがここまで大きな反響をいただいていることに違和感を覚えることもあります。 私のような「意見」のないブログがこのような評価を受けていてもいいものかと。星の数ほど存在するブログの中で、
世の中をプラスの方向にほんの1ミリでも動かすことのできる熱いブログがどこかに存在していて、
そういったブログこそ本当に評価に値するブログなんだろうな、と感じることがあるんですよね。
それは多分、私が自分の周りにいる「熱い人たち」(自分の力で自分以外のものをプラスに変えたいと頑張っている人たち)に対して尊敬の念を強く抱き、反面自分の無力さを実感しているからかもしれません。そもそも私は根っからの個人主義。
自分の意見を他人が受け入れることを期待しない。
他人の間違いを正さない。
いや、間違いだと決めつけて正そうとするほど自分を肯定していないのですね。もし明らかに相手の間違いだと確信しても、
熱意を持って説得するほどの愛情をかけられない相手には意見しないし、
大切に思う人には、その人なりに色々思い悩んで最終的にたくさんの引き出しを増やした上で間違いを正してほしいと思うので、あくまでも「自分の経験から感じること」としてしか話をしません。そういった理由で、不特定多数の方々に向けて発信しているこのツールで他人や世の中に対する意見を述べるということは今までできないでいたのです。もちろん、ブログというのは個人が常識の範囲内で自由に意見を述べても良い場所なので素晴らしい意見を世に投げかけているブログというのはたくさんあると思います。
ただ私はまだ小娘なので、自分の名前と顔に責任を持ってエラそうなことは書けないってだけ。他のメディアと違って何の演出も受けないこのツールの中では、100%に近く正直でありたいなと思って今回この記事を書いてみました。(「眞鍋が眞鍋ブログを考えた」より引用)
眞鍋さんのblogが「被トラックバック数世界一」や「ブログ女王」と呼ばれる背景には、眞鍋さん自身が持っている「ブログへのポリシー」がハッキリしているからこそ、人気があると思うのです。眞鍋さんの書く記事は、普通の人が書けば単なる「日々の出来事」であるけど、それが芸能人でありながら等身大の「20代の女性」を素直に表現しているからこそ、多くの人に共感されるのではないか。そしてその背景には、「100%に近く正直でありたい」と言う眞鍋さんの考えが読み手に伝わっているからこそ、眞鍋さんの言う「私のような「意見」のないブログがこのような評価を受けていてもいいものか」に反して評価を受けているのだと思います。
もっとも、眞鍋さんは「意見のないブログ」と語っていますが、十分に意見はあると思います。「個人主義」と言っているように、内容も個人主義ですし。それが認められれば、「個人主義」も1つの「意見」になっているのですから・・・(なんか「架空請求が正規の請求になる」って言う話に似ていますが・・・汗)
本来であればもっと多くの人の「ブログ考」を取りあえげるべきなのですが・・・スミマセン、疲れてしまいました。今朝から職場に行き、デスク整理や文書類のシュレッダー作業をしていたので・・・ハイ。(汗)
最後に改めて、自分のブログ考を。
基本スタンスは「多くの人に、自分の仕事(=福祉の仕事)を知って欲しい」と言うところにあります。とりわけ自分が資格取得を目指した「社会福祉士」について、「社会福祉士って、どんな仕事をしているの」と言う声に少しでも答えられれば・・・のつもりで続けています。実際、そのことが伝わっているかまでは不明ですが、少なくとも「こんなことを考えているんだ」と言う「等身大の、現場職員」をありのままに感じてもらえればいいのかな、と思っています。当然ながら専門職ですし守秘義務はありますので、何でもベラベラ話せる・・・というわけでありません。しかしながら現実の事柄を多くの人に知ってもらうことにより、それがきっかけで「福祉の仕事をしたい」とか「現状を変えていかなければ」などと、少しでも心動かせることが書ければ、それも本望かな・・・と考えています。
ただし、最終的には自分のblogも眞鍋さん同様「個人主義」のblogなので、あくまで自由に書かせていただきます。
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