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2005.02.27

コトバ★「福祉施設」(続き)

昨日の続きです。
前回は「福祉施設での勤務」について個人的な考え・思いを書いてみました。今回は「福祉施設で勤務している最中で知りえた事実」、つまり「守秘義務」との関係です。

昨日の記事はごんたっくさんのblogを参照して書きましたが、今回の内容は2つのblogを参考に書かせていただきました。

私を含め「福祉系ブロガー」は、私が想像している以上に多いみたいです。そんな中、「事務局のつれづれ日記(サンライフ彦坂)」さんのblogに興味深い内容が書かれていました。

ところでひとつ気になることがあります。最近福祉業界では「ノロウィルス」や「グループホーム事件」と、介護保険法改正と並んで大きな問題が発生しました。これらについて多くの福祉系ブログではそれぞれの私意見、感想が述べられ、そしてブログ特有の「コメント」や「トラックバック」によって福祉系ブログ上で共有されました。それはブログの効果的な使用だったと思います。 ただ、すでに海外では問題になっているのですが、ブログ故の情報発信のし易さから「歯止め」が掛からず不用意に社外秘情報、個人情報を流してしまう危険性もあります。特に施設名を掲げていない「個人的なブログ」は気軽に運営できる反面、「責任」「リスク」は大きいことに配慮する必要もあります。 私は様々な意見や感想が読める個人ブログは好きなのですが、なかには施設利用者の個人情報に配慮せずにエントリの本質とは関係ない「詳細な利用者の話」を展開していたり、職場の愚痴など「低レベルなストレスの発散」でしかないエントリなどを流しているブログもありました。もしあなたの知らないところで昨日のあなたとの出来事やあなたに関することを詳細に書いた(あまり友好的でない)文章を見つけたら、他人の(同じ環境、処遇でないと)理解しがたい愚痴を聞いたら、気分は良いものでしょうか?(「福祉系ブログとモラルについて」から引用)

たしかに「もっとも」な考えだと思います。私もblog運営を始める際は色々と考えました。最初のうちは「日記の延長版」と考えていましたが、いざ自分のblogが「週間ココログガイド」で紹介されたり、「ココログオフィシャルガイド2005」に掲載されることにより、多少なりともblogの運営の方向性について考えさせられました。その中で基本的スタンスとして、できる限り福祉に関係した事柄を取り上げていこう、があります。もちろんこのblogはあくまで個人的なものですので自分の趣味やプライベートなことが入ることもありますが、その一方で「公益性」と言う視点も忘れることができません。何らかの形で「紹介される」、あるいは「紹介される可能性がある」と言うことは、免責条項を設定していたとしても「無責任」に展開しても構わない、と言うことではありません。可能な限り・・・少なくとも発言する時点では自分の発言に責任を持つべきなのです。その後訂正する必要性があれば訂正すれば構わないと思います。ホームページやblogを運営すると言うことは、大なり小なり「情報の発信者」としての責任を持って運営する必要があると考えています。

もう1つ、興味深いblogとしてPINGUさんのblog、「ふとした時の介護職日記」にPINGUさんがblogを始めた経緯について書かれています。実は自分も、ホームページやblogを始めた理由が似ているのです。

このブログをはじめて感じた事はブログをされている方が沢山いる中でなかなか福祉の現場にふれたブログは少ない事でした。それは、やっぱり福祉現場の話はタブーと感じられる事が多いからだと思います。ブログというものはいわば自己規制の範囲にて情報が流れていくものであって、扱い方によってはかなり諸刃の剣だと思えます。実際に自分自身は自分なりの良識、倫理感の範囲にて文章を公開している訳だが、やはり良くない目で見られている可能性はたぶんにあると感じられます。(中略)介護職の現場ブログとしては、どの領域まで書けるか?書いていいものか?が一つのポイントだと思います。公式では無い私個人のブログとしては私自身の判断が倫理となるからです。 以前に一度、投稿していますが、『介護という現場はオープンに感じられるが、意外と外からは見えない事が多くそれとともにそこで働いている職員も人間だから、愚痴や悩みもある訳であまり知られない施設の中の事や職員の本音(毒な事も含)を素直に出さればと思って毎日の投稿をしています。その中で共感出来る方がいればという気持ちである。介護というのは答えなんかなくて、それぞれ様々な想いで介護観が存在すると感じこのブログも自分なりの介護観の中からしか出ない文章をつづっています。』 これがこのブログの本来の趣旨であります。(「改めて、自分のブログを見直してみる。」から引用、一部省略)

私のホームページ「御岳の山」には「現場実習-在学中の実習」と言うページがあります。このページを作ったきっかけは、まさにPINGUさんがおっしゃっている通りなのです。私が学生の頃、現場実習に挑むに当たっては不安がありました。何が不安かって、実習でどんなことをするのか、どのようにすればいいのか・・・など、実習に関する情報が少なかったことが不安でありました。また「施設ってどんなところ?」というのもあり、実際にどんなことをしているのかがわからない、と言うのがありました。「それならば・・・」と思い、「学生の視点で見た、施設の実際」を、これから現場実習に挑む人へ参考になれば・・・と思い、現場実習のページを作りました。ただですら少ない「福祉」に関する情報、自分が経験したことを少しでも多くの人に還元できれば・・・と思い作ったこれらの行動は、先に述べた「公共性」と言う視点かもしれません。

ですからこのblogも「現場実習」のページと同様、同じ視点で始めました。元々はこのページは「御岳の山」の1コンテンツとして運営していたのですが、最近ではこのblog単体でも十分な存在感になってしまっています。(正直blogの肥大化についてはちょっと考えなければいけないことなのかもしれませんが・・・)
「現場実習」のページが「学生の視点」と言うことであれば、blogは「現場職員の視点」と言えるでしょう。しかしそれ以上にこのblogの作成の目的は「社会福祉士って何の仕事をしているの?」と言うことです。私のもとには「社会福祉士ってどんな仕事をしているのですか」と言う質問が来ることがあります。大変恥ずかしい話ですが、「社会福祉士はこう言う仕事をしているます」と的確に答えられないのが今の自分です。なぜなら自分の仕事は「社会福祉士」の仕事ではなく「障害者施設での仕事」だからです。同様に同じ社会福祉士でも高齢者施設に勤務している人、児童福祉施設に勤務している人、行政機関(福祉事務所・児童相談所・各種相談所)に勤務している人それぞれで仕事の内容は異なります。ですから「これが社会福祉士の仕事」と一言で表すことが難しいのです。介護福祉士であれば「介護」と一言で説明でき、多くの人は仕事の内容を理解してもらえるのではないかと思います。しかし社会福祉士の場合、一言で「相談援助」と言っても多くの人は「???」となってしまうのではないか、と思います。なので、言葉で説明するよりも、日々の仕事を見てもらうほうがより理解してもらいやすいのではないか、また「社会福祉士の仕事の一端」として「障害者施設で働く社会福祉士の仕事」がこう言うものである、と言うことを知ってもらえれば、と思いこのblogを運営してます。良い面も悪い面も、ありのままに受け取ってもらえれば、と考えています。

最後になりますが、守秘義務についてです。
私は社会福祉士です。社会福祉士には「社会福祉士及び介護福祉士法」に基づき守秘義務が課せられています。ですから公の場で個人が特定されるような方法で記述したり、事細かに事実の詳細を書くことは禁じられています。しかしながら「実態を知って欲しい」と言う気持ちがあるので、私は守秘義務に配慮した上で個人が特定されぬよう、細心の注意を払って記述しています。「ありのままの現場を伝える」と言うことも、非常に重要な役割ではないか、と個人的には考えています。

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コメント

エントリ参照ありがとうございました。今回の私のこのエントリが多くの方に読まれていることに、改めて恐縮してしまいます。
ところで私のエントリで言う「歯止め」とは、結局何のボーダラインもないので主観で判断するしかありませんが、個人ブログの場合、例えばそのブログの存在を同じ職場の人の誰かに知らせているか(読まれているか)が、ひとつの「歯止め」(リアルな読み手の存在)になるのではないかと考えます。
たった一人に対しても文章の責任が取れないならば、不特定多数に対して責任なんて取れないですものね。
これからも楽しみにしています。

はじめまして(^^)
ブログへのコメント&TBありがとうございましたm(__)m
というか、私の拙い文章をわざわざ引用して頂きまして・・・
ちょっと恥ずかしかったです(>_<)
今でも、あまり気負いをせずに気楽に文章書いてるつもりなんですが・・・
たまに思った事を長文で書いてしまう癖があるみたいで・・・(T_T)
でも、本当に気楽に皆さんとコミュニケーションはとって行きたいんですよね(^^)
ちなみに、上のhasebeeさんのコメントにありますが
私の歯止めは職場の仲間です。
パートの子ですが、将来マスコミ関係に就職希望がある子で、
その子に見てもらって感想もらって歯止めにしてる感じです。
上司に知られると困りますが、私は職場の人間にはブログの事は話しています。
だから、余計に縛りがあるのも事実ですが・・・
まとまりの無い文章でごめんなさいm(__)m
今後ともよろしくお願い致します!

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