思いつかなかった発想
本日の業務内容
午前、クレジットカード会員用の会員誌の検品・梱包作業。
午後もクレジットカード会員用の会員誌の検品作業。この作業、作業時間内に終了。その後は来年度の見積もり関係の書類作成、併せて来月の行事のための下調べを実施。
今日はお昼のヒトコマを。
うちの施設ではお昼は各自で配膳・下膳をしている。で、たまに厨房の職員が不在になる時がある。そんなこともあって「居酒屋みたいに『鳴らすもの』があると面白いね」と言う話題になり、厨房前にこんな形の「木魚」を設置。
もちろんこのために木魚を買うわけはない。うちの施設の自主生産である木工班が作成。
あ、一応これは「イメージ図」ですからね。本物はもっとちゃんとした形していますから・・・
自分は絵がヘタですから・・・(汗)
ちなみに直筆のものをネットにアップしたのは初めて。即ち、本邦初公開の作品。(笑)
さて、話しは元に戻って・・・
ちょうど自分が食堂に行った際、厨房の人がいなかった。で、この木魚が吊るしてあったので他の職員の人にも半ば冗談で「これ(木魚)、鳴らしたほうがいいんですかねぇ」と話した後、きのこの部分(って、下のバチが「きのこ」ってわかるかな?)を持って、魚を叩いて鳴らすことに。
まぁ、これは普通の使い方。使い方を知っている人の使い方。
が、その後利用者が遅れて食堂にやってきた。で、厨房職員も不在。
利用者に「ぶら下がっているのを、叩いて鳴らすんだよ」と教えると、利用者が木魚を鳴らそうとした。
下のきのこをゲンコツで叩いて・・・
ィ、ィヤ・・・それ、使い方ちょっと間違えているから・・・
思わず大爆笑してしまった。普通、自分たちでは想像をしない使い方。
しかし!
話はこれで終わりではありません。その後、もう一人利用者が送れて食堂に。やっぱり状況も同じ。
その利用者に対しても「ぶら下がっているのを、叩いて鳴らすんだよ」と教えて、利用者が木魚を鳴らした。
魚の部分を「グー」で叩いて・・・
きのこ、意味ないじゃん!
すかさず「違う違う、叩き方違うよ」と言うと・・・
魚の部分を「パー」で叩いて・・・
イヤ・・・グー・パーの問題じゃないから・・・
下のきのこで叩かないと・・・って、自分でその木魚を作っているはずなのに・・・作者、使い方わかってないのね。作った後に試し叩きもしているはずなのに・・・
もちろん「使ったことがない」という経験上の問題もあると思う。
私たちであれば普通は「バチを持って木魚を叩く」と言うのが当たり前になっている。しかし彼らの発想は私たちが考えている発想以上の発想を持っている。設置してある状況から、まさか「バチを叩く」とは誰も思わないだろうし、ましてや「叩き方が違う」と言って「パーで叩く」なんてことを考える人はいないだろう。
こう言う「発想の転換」は、ちょっと見習いたいものです・・・(笑)
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