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2005.02.19

コトバ★「介護等体験」

今日のコトバは「介護等体験」。ここでも何度か触れてきました。
でもここで触れた内容はすべて「バッシング」気味でしたが・・・(汗)

★「介護等体験」って?
正式には「小学校及び中学校の教諭の普通免許状授与に係る教育職員免許法の特例等に関する法律」と呼ばれ、法律の趣旨として「義務教育に従事する教員が個人の尊厳及び社会連帯の理念に関する認識を深めることの重要性にかんがみ、教員としての資質の向上を図り、義務教育の一層の充実を期する観点から、小学校又は中学校の教諭の普通免許状の授与を受けようとする者に、障害者、高齢者等に対する介護、介助、これらの者との交流等の体験を行わせる措置を講ずる」(第1条)とされています。私の記憶が確かであれば、ちょうどこの法律が制定される時期に教職に携わる教師による不祥事(児童買春・被虐・重大事件)相次いだことを受けて、高い人権意識の向上を目的に作られたものであったと思います。

★何をやるの?
文部科学省のホームページによると、介護等体験においては利用者への直接処遇(介護・介助)のほか、付随業務(清掃・話し相手・同行)や利用者との交流を「介護等の体験」として想定しています。
法律で定める「介護等の体験を行う施設」については、「小学校及び中学校の教諭の普通免許状授与に係る教育職員免許法の特例等に関する法律施行規則」において定められており、次のような施設が定められています。(太字が現実的に行われる施設です。)

1 乳児院、母子生活支援施設、児童養護施設、知的障害児施設、知的障害児通園施設、盲ろうあ児施設、肢体不自由児施設、重症心身障害児施設、情緒障害児短期治療施設及び児童自立支援施設 (児童福祉法による施設)
2 身体障害者更生施設、身体障害者療護施設及び身体障害者授産施設(身体障害者福祉法による施設)
3 精神障害者生活訓練施設、精神障害者授産施設及び精神障害者福祉工場(精神保健及び精神障害者福祉に関する法律による施設)
4 救護施設、更生施設及び授産施設(生活保護法による施設)
5 授産施設(社会福祉法による施設)
6 知的障害者更生施設及び知的障害者授産施設(知的障害者福祉法による施設)
7 老人デイサービスセンター、老人短期入所施設、養護老人ホーム及び特別養護老人ホーム (老人福祉法・介護保険法による施設)
8 心身障害者福祉協会法第17条第1項第1号に規定する福祉施設(※具体的な施設種類については規定なし)
9 老人保健施設(老人保健法・介護保険法による施設)
10 前9号に掲げる施設に準ずる施設として文部科学大臣が認める施設

なお7と9に関しては、法律上は「介護保険法」の規定はありません。しかし高齢者福祉に関しては原則として介護保険法を先に適用することになっており、老人福祉法による入所に関しては例外的な措置として存在しているため、ここでは「介護保険法による」と記述しています。ただし介護保険法による規定の場合は、施設種類について名称が異なっています。(ここでは割愛させていただきます。)

この中で最も多く介護等体験が行われる施設が、6と7ではないかと思います。私の施設も「知的障害者授産施設」ですので、この法律に合致します。「介護等体験」と言う名目になっていますが、実際には「介護を伴わない」施設(乳児院・児童養護施設など)も含まれているため、体験内容に関してはかなり柔軟(と言うより曖昧?)に対応されています。

で、私の施設では介護等体験の学生さんには「利用者との交流(話し相手)」と「作業への参加」をしていただいています。排泄介助などの直接処遇には携わっていただいていません。また食事介助を必要とする利用者もいませんので、学生は直接処遇をしていません。
もっとも、直接処遇をして欲しいとは思いませんし、多分できないでしょう。知識も技術もないのですから・・・

★「こんな学生」はお断りです。
ハイ、こう言う学生は2度とと来ないでください。ぶっちゃけ、来年度以降この大学の学生さんの受け入れは拒否することになりました。某教育系国立大学の学生さんです。
(もっともこの学生は、教員になる資格はありません。ってか、なれないでしょう。)

以前「実習をする意味」でも話しているけど、介護等体験は法の趣旨に則って、他者理解をすることが最も重要な目的になっているはず。なので、やる気のない学生さんや「しょうがない」から来ているのであれば、お断りです。別に知識がないのは仕方ないことですし、わからないことがあるのは当然です。初めて知的障害を持つ人と接したり、福祉施設に初めて来たのであれば、どう接していけばわからないのは当たり前のことです。そんなことに文句を言ったりするつもりはありません。わからなければ遠慮なく聞いてもらって構いません。てんかん発作をもった利用者を見て「どうしてヘルメットをかぶっているの?」と聞いても、全然構いません。しらないのだから。

ただし、それと「態度」は別問題です。
職員は定数イッパイの状態で動いているのです。実習を受け入れるのは、現場としては結構大変なことです。ただ、学生の「質」によって、そのことが負担にならないこともあるんです。「あ、この学生さんなら大丈夫」と思えれば、結構色んなことをお願いできるんです。逆に「こいつはダメだ」と思ってしまうと、やっている内容が「利用者に毛が生えた」程度のことしかできないんです。実習生の中には作業時間が終わっても一緒に作業を続ける学生さんがいれば、時計を気にして時間になるのを待ち、時間と共にさっさと終わってしまう学生さんもいます。当然、前者の学生さんは心証がいいのは当然のことであります。

これから介護等体験や福祉施設実習、さらには教育実習などに行く学生さんに告ぎます。
態度が悪かったら、問答無用に実習先は大学からの実習依頼を断ります。「知識・技術」と「態度」は別問題です。

たった一人の行動が、来年度以降に大きく影響します。
実習・体験に行く時はくれぐれも「態度」には十分に注意してください。

(参考ページ 文部科学省

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